Category Archives: 4. 教養・知識
地中海沿岸の南ヨーロッパが好きでロンドンに住んでいる私(なぜロンドンかというと仕事あるからです)、ブログで実名を明かす前は’la dolce vita’というニックネームでした(→『’la dolce vita’の由来』 )。 英語で”live La Dolce Vita”と言うと「あくせく働いたりせずに、太陽がさんさんと降り注ぐ土地で美味しいもの食べて家族とゆっくり過ごして、のんびり人生を謳歌する」というニュアンス、日本語では「スローライフ」が近いかな?(日本語じゃないけど)
南ヨーロッパは大好きで休暇のたびに南へ飛んでいます。
2007年夏はフランスとスペインのバスク地方、2008年夏は南イタリア、2009年夏は南フランス(1 、2 、3 )、2010年夏は南スペイン(1 、2 )、冬はアマルフィ(1 )、2011年夏はクロアチア(1 、2 )。 そして今年は1ヵ月前に南スペインに行って(乳児と幼児を連れた旅は疲労困憊したのでブログに書けず・・・)、年末には南ポルトガルに行ってきます。
そんな愛すべき土地の羨ましい’la dolce vita’なライフスタイル(『人が自然に生きられる社会』 とも言う)が危機に陥っています。
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Leave a comment | tags: グローバライゼーション , ヨーロッパ | posted in 4. 教養・知識 , 時事
時が経つのは本当に早い。
『日英バイリンガルへの道 – 1』 、『 – 2』 を書いた頃は長男はまだ生後3ヵ月、ここに書いた通り、息子には私が日本語で、夫が英語で話す生活を続けてきました。 2歳を過ぎた頃から急に言語能力が向上、当時は週5日ナーサリーに通っていたため口から出てくるのは英語ばかり(でも私が言うことは理解している)、「バイリンガルなんてまだまだ先の話だわ」と思っていたところ、最近急に日本語がたくさん出てくるようになりました。
近所の日英バイリンガル家庭の女の子(3歳)が、在ロンドンの日本の幼稚園サマーコースに行ったところ、それまで英語オンリーだったのが日本語が出てくるようになった、とのことなので、うちもウィンターコースに2週間入れてみることにしました。 さて、念願の日本語上達は見込めるでしょうか?(車のない我が家が車で30分の幼稚園まで送迎するのでわざわざその期間はZipcarするのです)
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5 Comments | tags: バイリンガル , 英語 | posted in 4. 教養・知識 , 英語・外国語 , MBA・教育
『「女はクリスマスケーキ」説をマーケティング的に斬る – 1』 続編。
「何歳が希望ですか?」のように定量的に計るのではなく、男性側の心理を定性的に知るためにインタビュー(もしくは定性アンケート)という方法を取ることにします。 ここで大事なのは調査対象の母集団と対象者の抽出法です。
前も書いたように、Sさんは誰でもいいのではなく合った人を見つける必要があります。 かなりグローバルなバックグラウンドなので、私のTwitterフォロワーの方に対して以下のようなお願いをしました(Yahoo!知恵袋なんかで聞くよりは遥かに母集団が限られていると思います、1日でできる方法を考えたらこれだった、というのもありますが)。 私が知っている男の友人に聞くという方法を取らなかったのは私が選ぶことによる恣意性を排除するためです。
【フォロワー(男性)の方に質問】「独身女性としての魅力は26歳前後でピークに達し、後ゆるやかに下がる」「人生経験、仕事、内面の魅力などもあるが男性は年齢を重要視するのが現実」についてぶっちゃけ自分ならどう思いますか? 解説ではなく「自分ならどうか」、回答は年齢記載でお願いします。
以下、年齢順にもらった回答です。 協力してくださった方、ありがとうございました!(スペースの関係上、編集した部分もあります。 ごめんなさいっ!)
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Leave a comment | tags: 結婚 , 世界級ライフスタイル | posted in 4. 教養・知識 , 5. 趣味・プライベート , MBA・教育 , 家庭・育児
『人生の駒がどんどん決まる幸せ』 を読んだあるブログ読者の方(24歳女性、Sさんとします)からメールを頂きました。
日本を含めたアジア圏と北米に住んだことがあり、欧米の大学を卒業。 就職活動のため帰国し、某外資系金融機関から内定をもらった。 しかし、内定先の上司は東京オフィスではなく、某アジアの国のオフィスを勧めている(東京から仕事が移っているため)。 上司はさらにアジア内での都市の異動も考えているようだ。
が、すでに今まで複数の都市に住んでおり、これからも移り住むとなると一つの場所で継続的な人間関係を築くことができない、ましてや恋愛できない。 人生の先が見えない。この先どの国にいるのか分らず、根なし草感を感じる。
今回、帰国した際に周囲の人から
「独身女性としての魅力は26歳前後でピークに達しその後ゆるやかに下がっていく。 26歳前後にめぼしい相手をみつけ、数年間付き合い、30歳前に結婚するべし」
「人生経験、仕事、内面の魅力などもあるが、男性は年齢を重要視するのが現実」
「結婚したいなら海外よりも、日本にいるべし」
と言われた。
このようなライフスタイルをしてていいのだろうか? 結婚するため、内定を断って何が何でも東京に残るべきだろうか?
まさに今流行りのグローバル人材! 私がいろいろな国を転々とする生活を始めたのは就職してからですが(→『Home Sweet Home』 )、彼女は就職前にすでに根なし草感を抱いてるんですね。
メールの本題は前半なのですが、後半(「女はクリスマスケーキ」説)に私も昔同じようなこと言われたなーと思い出しました(→『ロングテールな人たち』 )。
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1 Comment | tags: グローバル , 結婚 , 世界級ライフスタイル | posted in 4. 教養・知識 , 5. 趣味・プライベート , MBA・教育 , 家庭・育児
ようやく子どもが2人になり、「これで子どもが小学校・中学校に入る年がわかる!」と喜んだのも束の間のこと(→『人生の駒がどんどん決まる幸せ』 )。 これからどんどん老いる先進国に生まれ、地球温暖化を初め課題は山積み、待ったなしでグローバル化が進む世界で、地球の裏側のハングリーで貪欲な同世代との競争を迫られる子どもたちにはどのような教育を受けさせるべきか、もっと根本的な問題として親としてどういう背中・姿勢を見せたらいいのか、考えていました。
『20、30、50年後を想像しながら動く』 を書いたのは2年半前ですが、つらつらと漠然と考えていた将来をもっと具体的な未来予想図を提示しながら動く方向性を示してくれた本に出会いました、先日書いた リンダ・グラットン著『ワーク・シフト – 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉』 。
やっぱり無料で読める誰かが切り取った本の抜粋や5分で読めるニュース記事をちらちら追いかけるのではなく、こういう何百ページもある骨太の本を読まなきゃだめですねー もちろん未来の「答え」ではありませんが、ビジネススクールの教授らしくわかりやすいフレームワークを提示して、たっぷり考えるきっかけと動く方向性を示してくれました。 逆にこの本読んでも動けない人はどういう危機感持ってるんだろうと思います。
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2 Comments | tags: キャリア , ワーク・シフト , 教育 , 本 , 世界級ライフスタイル | posted in 2. ビジネス・キャリア , 4. 教養・知識 , MBA・教育
つい2ヵ月前はこんなだったのに・・・
今はこんなことになってます、ロンドン中心部にあるリージェント・ストリート。
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Leave a comment | tags: ロンドンオリンピック , Financial Times | posted in 4. 教養・知識 , 6. 健康・美容 , スポーツ・エクササイズ , 時事
オリンピック、盛り上がってますかー?
生後10日の新生児を抱え、体もまだ痛むので家から出られない、となるとオリンピックは格好の暇つぶしです。 イギリスではBBC が全競技をストリーミング中継しているのでテレビがなくてもオリンピック見放題(残念ながらイギリス国内からのアクセスのみ)。
楽しみにしていた開会式(→『オリンピック開会式のテーマは”田園”』 )は開始時間が遅かったので寝落ちしてしまい録画で観ました(開会式フルプログラムはこちら から、ハイライトはこちら から)。
女王をジェームズ・ボンドと一緒にヘリからダイブさせたり(→☆ )、かの正当派ロンドン交響楽団をMr.Beanのネタのバック演奏に使ったり(→☆ )、極めつけは100時間のダンス・トレーニングをした本物のNHS(National Health Service、イギリスは医療・保険は国営で無料)ナース(看護婦)が踊る、というイギリス通にしか全く意味不明なネタを延々と披露したり・・・
イギリス国内では2,240万人が観たというこの開会式、イギリス人の間では自虐芸含め”Very British”と概ね好評、私はThe Economist記事のこの評に集約されるのではないかと思います。
In Beijing in 2008, for example, the Chinese conveniently highlighted long-standing institutions such as the Great Wall and Confucius, but managed to leave out most of the Mao years, including national incidents such as the great famine and Cultural Revolution. London’s version, though, was not by Britain Inc but Danny Boyle, a talented choreographer who chose his own line. (The Economist : The wisdom of crowds )
2008年北京オリンピックでは、中国は万里の長城や儒教には都合よくハイライトを当てたものの、大飢饉や文化革命といった毛沢東時代には蓋をした。 2012年ロンドンオリンピックの開会式ははイギリス株式会社による国威顕示ではなくダニー・ボイルという才能溢れる振り付け師が自らの言葉でイギリスについてのストーリーを語ったのである。
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Leave a comment | tags: スポーツ , ユーモア , ロンドンオリンピック , BBC | posted in 4. 教養・知識 , 6. 健康・美容 , スポーツ・エクササイズ , 時事
『カリフォルニアを見よ』 の続き。 カリフォルニアですでに起こっていていずれ日本にもやってくるかもしれないメガトレンドについてです。
もう1年以上前に偶然見つけて観た”Song of a Sperm Donor”という題の短いドキュメンタリーフィルムが忘れられません。 12分弱の短いフィルム(英語)なのでぜひ観てみてください。
VIDEO
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6 Comments | tags: 妊娠 , 映画 | posted in 4. 教養・知識 , 7. 心・精神 , 文化・アイデンティティー , 時事
前も『The Future of Work』 で書いたけど、世界を変えるような大きな時流(メタ・トレンド)ってまずアメリカのカリフォルニアで発生して、それがすごいスピードで打たれて叩かれてテストされて、こなれたり改善したりローカライズされて、世界の中でも時流が回ってくるのが早い場所から順にぐるーっと回ってきて、気がついたらいつの間にやら世界の様相が変わってる、ってそんなイメージ。
そして、その潮流が日本で日常のあちらこちらに影響が見受けられるようになり、その影響についてマスメディアが連日大騒ぎするようになるのはかなり遅い、下手したら10年くらいかかってます。
例えば、自動車と並んで「ものづくり日本」を支えてきた電機業界の昨今の凋落(国際競争力の低下)。 簡単に言えば、国内競争で疲弊して急速なグローバライゼーションに適応できなかったのですが、その兆候ってずーーっと前から出てたよね・・・
メタ・トレンドを鋭く分析した秀作がまず英語で原著が出版されることが多いのですが、グローバライゼーションを分析した代表作は超有名なトーマス・フリードマンの『フラット化する世界』 。 2005年に原著が出版され、多くの政治家・企業人のWake-up callになったはず(鳩山さんが首相時代の2010年に購入してて、その遅さにぶっ飛びましたが)。
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2 Comments | tags: グローバライゼーション , 英語 , 本 | posted in 4. 教養・知識 , 時事
ロンドンオリンピックでひとつ楽しみにしているものがあります、それは開会式!
芸術監督がダニー・ボイル(『スラムドッグ$ミリオネア』 )で音楽監督がアンダーワールドなんて期待が高まらないわけがありません☆
で、期待のテーマは・・・「田園」・・・
まあ確かに北京があんなに派手にやった後で、派手さを競ってもしょうがないけど、スタジアムの中に本物の牛や馬が登場するそう。
The Economistいわく、
Opening ceremonies are a country’s opportunity to sell itself to the world. Britain appears to be selling irony.
開会式は開催国が世界に向けて自分を売るチャンスである。 イギリスはどうやら「皮肉」を売ろうとしてるらしい。
(The Economist: The Olympic opening ceremony )
あっ・・・そう・・・ ユーモアが通じるといいね・・・ 以前、Ricky Gervaisのユーモアはハリウッド俳優には全然通じてなかったしね・・・(→『爆走するイギリス・ユーモア』 )。 「田園」については当のダニー・ボイル自身が「全世界の観客全員にユーモアをわかってもらおうなんて不可能だからわかる人にだけわかればいい」的発言をしてますが・・・
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Leave a comment | tags: イギリス人 , ユーモア , ロンドンオリンピック | posted in 4. 教養・知識 , 7. 心・精神 , 文化・アイデンティティー , 時事