「女はクリスマスケーキ」説をマーケティング的に斬る – 2

『「女はクリスマスケーキ」説をマーケティング的に斬る – 1』続編。

「何歳が希望ですか?」のように定量的に計るのではなく、男性側の心理を定性的に知るためにインタビュー(もしくは定性アンケート)という方法を取ることにします。 ここで大事なのは調査対象の母集団と対象者の抽出法です。
前も書いたように、Sさんは誰でもいいのではなく合った人を見つける必要があります。 かなりグローバルなバックグラウンドなので、私のTwitterフォロワーの方に対して以下のようなお願いをしました(Yahoo!知恵袋なんかで聞くよりは遥かに母集団が限られていると思います、1日でできる方法を考えたらこれだった、というのもありますが)。 私が知っている男の友人に聞くという方法を取らなかったのは私が選ぶことによる恣意性を排除するためです。

【フォロワー(男性)の方に質問】「独身女性としての魅力は26歳前後でピークに達し、後ゆるやかに下がる」「人生経験、仕事、内面の魅力などもあるが男性は年齢を重要視するのが現実」についてぶっちゃけ自分ならどう思いますか? 解説ではなく「自分ならどうか」、回答は年齢記載でお願いします。

以下、年齢順にもらった回答です。 協力してくださった方、ありがとうございました!(スペースの関係上、編集した部分もあります。 ごめんなさいっ!)

Aさん(25歳):概ね同意です。 理由は自分は女性の容姿に強く惹かれる部分が多いと思うためです。よって年齢による影響は大きいと感じます。 ですが20代の普通の女性より40代の美しい女性の魅力が勝ったことがあり、年齢(数字)は全く気になりません。 「26前後で独身女性としての魅力は確かにピークになるが、下がる一方という訳ではないと思う」「容姿に強く影響を与える要素として、確かに年齢を重要視するが、年齢を重ねてなお美しければ年齢は気にならない」と思います。

Bさん(27歳):①現実をみると、若すぎるのは困ります。 年上すぎるのも問題でしょう。 自分と同世代が普通(アイドルが若すぎるのは現実の相手として考えなくて済むから) ②頭が馬鹿すぎるのは、問題です。現実の相手に、アイドルやグラドルを求める人はいません。 普通で十分。

Cさん(29歳):歳を重ねる程魅力的になる女性もいらっしゃるし、実際、私は今の妻が31歳の時に出会い、一目惚れしました。 祖父からは、出産のことからブチプチ言われたので70~80歳の男性は重要視してるんでしょうが、私は年齢は関係ありませんでした。

Dさん(31歳):26才前後ピークはある意味事実かと。 子供が欲しいので、結婚(2 – 3年)→出産を考えると、同世代でギリだと思います。 ですが、今後加齢と共にDINKSでもOKと価値観が変われば逆に年齢無関係で人生経験、仕事、内面の魅力しかみません。 上もOK。

Eさん(32歳):①若い人は若いなりの魅力が、歳を重ねた人は重ねたなりの魅力があるので、26歳がピークだとは思わないです。 ②結婚相手として女性をみるときは、自分ができることなら子供が欲しいと考えているので、年齢は35歳以下で考えています。 それ以外では、女性の年齢は意識しません。 男性が多い職場なので、年配の女性がいるだけでも、場が和むこともあります。

Fさん(43歳):①そうは思わなくなりました。 その頃はそう思っていましたが、年によって同年代の女性にも魅力を感じるようになりました。 ②正直言って10~20も上は無いですが、そこまでいかなければ年齢は上でも下でもプライオリティはそれほどでもないです。

このサンプルだけ見ると以下のような仮説が立てられます。

  1. – 年齢(数字)だけを絶対視している人はいないようだ。
  2. – 年齢を重視している人は結婚年齢ではなく、子供が欲しいから女性の出産年齢を意識している。
  3. −子供がいらない場合は、年齢はさほど重要ではない(人によってプライオリティが異なる、容姿など)

さらにフォーカス・グループ・インタビュー(*1)を複数回するとさらに精度を高めることができますが、シャンプーを何百万本売らなければいけないわけではなく、1人見つければのでマーケットリサーチの精度を高めることはさほど重要ではありません。
*1・・・Wikipedia : フォーカスグループ。 定量調査に比べユーザーの生の声が拾い上げられ、グループダイナミクスにより自然で奥深く幅広い情報を吸い上げられるのが特徴。

マーケティング的にはさらに「セグメンテーション」「ターゲティング」と進み、ここからの方が重要なのですが、リクエストがあればまた書くことにして、次回はSさんの本題「グローバルに国を移動する生き方が女性にもたらす影響」に移ります。

[ お断り その一 ]
MBA留学中、女友達と「バツイチマーケット」「在日外人マーケット」などセグメンテーションして分析していたら、同じ学校の男友達に「男をマーケットと呼ぶな! w」と言われて以来、マーケット分析を控えていました(笑)。 男性を見るたびに分析しているわけではありません・・・

[ お断り その二 ]
私自身がこうやって分析して活かしていたわけではないです。 当時は「MBA留学なんかしたら嫁にいけない」と悩みつつGMATの勉強していたのはシリーズ冒頭に書いたとおり。 今だから書ける後付け(こじ付け?)です。 悩めるみなさん、悩むのが普通です。 がんばりましょう?!


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