“Where the Hell is Matt?”のMattくんが2012年版を出しました。
これ、以前もエントリーにしてるけど(→『Where the Hell is Matt? (2008)』)好きなんです。 なんか心がほっこり温かくなります。
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“Where the Hell is Matt?”のMattくんが2012年版を出しました。
これ、以前もエントリーにしてるけど(→『Where the Hell is Matt? (2008)』)好きなんです。 なんか心がほっこり温かくなります。
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面白そうだったので日本からわざわざ取り寄せてジャーナリスト佐々木俊尚さんの『キュレーションの時代』を読みました。 書籍代より郵送料の方が高かったのに電子書籍版が出ていたことに後で気づいた私。 はー、もうそういう時代になったのね・・・
ソーシャルメディア関連本の中でいち早く出た『Groundswell: Winning in a World Transformed by Social Technologies』(邦題:『グランズウェル ソーシャルテクノロジーによる企業戦略 』
)もそうだったけど、こういう本はネット上の事例が多いので、本の中の事例をWebで見ながら読むとより面白いですね。
中でも「コカ・コーラのCMに見る戦後文化」が面白かったので、YouTube画像と佐々木さんの解説を並べてみます。
62年から70年代初頭までは、登場するのはほとんど日本人です。 (中略)
どのCMにも熱烈なアメリカ文化への憧れがあふれていて、その真面目すぎるほどの無条件な純真さは、いま鑑賞してもまぶしくて直視できないほどです。
どうやら2009年の初公開時に話題になったらしい、けど、最近ロンドンでも目立ちます。
ミネラルウォーターEvianのCM、ローラー・ベイビー。
出てくる赤ちゃんたち、たぶん私の息子とほぼ同い年くらい(今10ヵ月半)。 この歳の赤ちゃんにはあり得ない動きをするので「気持ち悪い〜(でもちょっとキモカワいい)」と言うのが私の感想(最後にキメのポーズ取る赤ちゃんの笑顔はCGっぽく不自然だし・・・)。
ところが、ネット上ではどうやら「かわいい〜☆」って人が多数派のようでした。
これ、私の中ではいわゆる「不気味の谷」にはまってしまったらしい。 だって、本物の赤ちゃんってこんなんだもの(「続きを読む」をクリックするとCMのメイキング・ビデオが)。
先週書いたばかりのSusan Boyleですが、日に日に英米マスメディア(新聞、テレビ)でのSusan Boyleセンセーションがすさまじくなっている(らしい)のにすっかり興ざめしつつある私。
Susanに興ざめしているのではありません、マスメディアに、です。
彼女のプライベートを洗い出したり、外見をmakeover(変身)させるか真剣にテレビで討論したり、彼女の生い立ちや外見にフォーカスしたものが多く、「そこがポイントじゃないだろー」みたいな。
リンクを貼るまでもないので、興味のある方はYouTubeで検索するといろいろ出てきます(CBSとか)。
フィーバー(死語?)の初期の頃(といっても先週の話)、マスメディアの雑音なしに純粋にYouTubeのリンクからSusanの歌う姿を見て(もちろんこれも“Britan’s Got Talent”が編集しているわけだけど)、”I dreamed a dream”の歌詞を地でいく姿に涙した情報感度の高い人たちは、もうすでに別の話題に移ってます。
さて、今回の件で圧倒的な存在感を見せつけたのは、YouTube。
ただ、YouTubeだけではここまで広がらなかったわけで、友達のお勧め文と共に貼られたYouTubeのリンクをFacebookのstatus updateやTwitterで見た人たちが次々に「私も感動した~」と各自の言語で書き込んでいったことから、世界中でYouTubeのSusanビデオクリップを観た視聴者が雪だるま式に増えていったのです。
私はすでにテレビは全く見ないのですが(→『私の情報ソース』)、今回の一件でますますテレビ放送業界がガラガラと音を立てて崩れていくのが聞こえた気がしました。
最近のthe economistにアメリカのプライムタイムの地上波tv視聴率の推移が載っていました。 目を覆いたくなるような状況(ただし、ケーブルtvや衛星放送でtvを観る人は増えている)。
The Economist : Changing channels
日本の数字では、各メディアに集まる広告費の数字が面白い。
電通:日本の広告費
友達のmixi日記で知った。
すでにネット上ではすごいことになってますね。
“Britain’s Got Talent”という“American Idol”のイギリス版TV番組オーディションに出たSusan Boyleというおばさんのお話。 47歳、スコットランド出身。 曲は私の一番好きなミュージカル『レ・ミゼラブル』の”I dreamed a dream”。
YouTubeの画像埋め込みができないので、リンクから見てください、損はさせません(笑)。 歌う前の審査員と聴衆の反応に注目。
YouTube : Susan Boyle – Singer – Britains Got Talent 2009 (With Lyrics)
『日豪ユーモア考』というエントリーでイギリス系の国のユーモアセンス(= sarcastic、ブラック)について書いたのですが、もうひとつの特徴としては、underdog(負け犬)が事前予想に反して勝っていく姿を応援するのが大好き、ってことでしょうか。
私の好きなイギリス映画もすべてこのunderdogが勝ち上がっていく物語かも。
– スラム街で育った少年がクイズ番組で勝ち上がる『スラムドッグ$ミリオネア』
– イギリス北部の鉄工所を解雇された中年男6人組がストリップショーを始める『フル・モンティ』
– 女子のものとされていたバレエでプロを目指す少年の物語、『リトル・ダンサー』
– 父の急死で靴工場をつぐことになった主人公が孤軍奮闘する『キンキー・ブーツ』
彼女のプロフィールは、もーまさにピッタリ。
– 見ての通りの容姿(眉毛、何とかしようよー)
– 無職、教会のボランティアワーカー
– 独身(猫と住んでいる)、結婚経験なし、キスの経験もなし
話題が古いですが、先日のアカデミー賞で司会をつとめたヒュー・ジャックマンのオープニング・ショーがよかったと聞いたので、YouTubeで見ました。
ヒュー・ジャックマンはこちらで紹介した映画『オーストラリア』主演で、米ピープル誌に”世界一セクシーな男”に選ばれた超イケメン俳優なのですが、ひとりでここまでやるとはあっぱれ。 すっかりファンになりました。
彼のオープニングのブラックジョークが効いてましたねー
I am an Australian who played an Australian in a movie called “Australia”.
(私は『オーストラリア』という映画でオーストラリア人役をやったオーストラリア人です。)
と、自己紹介した上で、
Everything is downsized because of the recession. Next year, I’ll be starring in a movie called New Zealand.
(不況のせいですべてが縮小されています。 来年は、『ニュージーランド』という映画で主演します。)
ブログ読者の大塚さんから「シンガポールの新聞を取っているのか?」、同じく読者のおがわさんから「読んでいる英語ブログを教えてほしい」というリクエストを頂きましたので、私の情報ソースについて。
■ テレビ
私も夫もテレビは全く見ません(テレビは家にあるけどDVD再生ディスプレイと化している)。
・・・とはいえ、映像は好きなので、気になったニュースはBBC websiteで映像で見ます。 たまにwebsite上で生放送もやっています(オバマの大統領選勝利宣言スピーチも今週の就任後初の議会演説もBBC websiteで生放送で見ました)。
テレビ東京のサイトで前日のワールドビジネスサテライトが見られるので、これも興味あるものだけ見ます。
■ 新聞
定期購読している新聞はありません。
こちらに書いたように、夫はInternational Herald Tribune(米)、The New Yorker(米)をwebで拾い読みしています。 私は大手新聞社のwebsiteは気になったニュースがあったときに、「ソースの確認」をしに見る程度(ソースの確認については後で)。
また、上記IHTやNew Yorkerなど海外の新聞社のサイトも夫が面白い記事のリンクをよく送ってくるので、それは読むかな・・・
「20世紀の世界史を一度さらっとおさらいしたい」というのは、ここ7年くらいの私の課題です。
学校教育を終えてしばらく経ってから「ああ、もう一度あの科目を勉強したい」と思うことはたまにあるのですが、世界史はその筆頭。
ところが、世界史を俯瞰するのは結構難しく、「1192(いい国)創ろう鎌倉幕府」のように「点」で覚えるだけでは十分でなく(というか意味がない)、大河なる流れのように一国の歴史を「線」で捉えるのはもちろんのこと、「1910年頃」と問われれば「日本では日露戦争が終わり韓国併合へと軍備拡張へ進んでいた頃、ヨーロッパは第一次世界大戦前のつかの間の平和、アメリカは大量生産時代の始まりによる経済大国への躍進」と「面」でイメージする必要があります。
その上、世界にはオスマントルコ帝国→ハプスブルク家→オーストリア・ハンガリー帝国→ソ連下共産主義と支配者が変わったハンガリーみたいな国(地域)がほとんどであり、それらすべてを俯瞰するためには、頭の中にGoogle Mapを持って自由に飛び回りつつ、それに時間軸がついている、みたいな四次元な世界を作る必要があるわけです。
随分前にその名も『世界の歴史』というそのまんまなタイトルの文庫本をシリーズで買ったところまではいいけど、開けることもなく、引っ越すときに全シリーズをBOOK OFFに売ってしまった、という苦い過去もあります。
今回の金融危機を見ながら漠然とまた「20世紀の歴史本読みたいなー」と思っていたところ、記憶に甦ってきたのが学生の時に見たNHKスペシャル『映像の世紀』。
Wikipediaによると「史上最高の番組の一つ」とのことですが、私もそう思います。
Wikipedia:映像の世紀
スポンサー収入に頼らないNHKだからこそ作れた番組だと深く感動し、「このようなドキュメンタリー番組を作りたい」と新卒の就職活動時にNHKに応募するきっかけにもなりました(第一次面接ですぐ落とされました)。 それだけに後のNHK不祥事は残念だったけど、それはまた別の話。
すでにブログ上でも話題になっているので、ご覧になった方もいるかもしれません。
Where the Hell is Matt?の2008年版が出ました。
YouTubeから画面下の「高画質で表示する」をクリックしてご覧ください。
シアトル在住のMattくんオフィシャルウェブサイトによると、仕事を辞めてアジアをバックパック旅行中にダンスしながら撮ったビデオがYouTubeに流出し、そのビデオがアメリカのガム会社の目に止まり、「スポンサーするからもう1回行ってこい」と言われ再び世界を回ったのが2006年。
今回のは3回目になります(第一回と2006年版もYouTubeから見られます)。