どうやら2009年の初公開時に話題になったらしい、けど、最近ロンドンでも目立ちます。
ミネラルウォーターEvianのCM、ローラー・ベイビー。
出てくる赤ちゃんたち、たぶん私の息子とほぼ同い年くらい(今10ヵ月半)。 この歳の赤ちゃんにはあり得ない動きをするので「気持ち悪い〜(でもちょっとキモカワいい)」と言うのが私の感想(最後にキメのポーズ取る赤ちゃんの笑顔はCGっぽく不自然だし・・・)。
ところが、ネット上ではどうやら「かわいい〜☆」って人が多数派のようでした。
これ、私の中ではいわゆる「不気味の谷」にはまってしまったらしい。 だって、本物の赤ちゃんってこんなんだもの(「続きを読む」をクリックするとCMのメイキング・ビデオが)。
あーーー、やっぱり本物の方が可愛い。
「不気味の谷」と言うのはロボット工学者の森政弘教授が1970年に提唱した概念で、ロボットは人間に近づけば近づくほど人間はロボットに対して親和感を抱くが、ある時点でガクッと親和感が落ち、不気味(creepy)になってしまう谷のこと(右はThe Economistの記事にあった表で”工業用ロボット”、”ゾンビ”、”文楽人形”などがどの親和感にあるか図示されている)。
Wikipedia : 不気味の谷現象
The Economist : Crossing the uncanny valley
今回はどこから「不気味の谷」に陥ったと感じるのかは人によって違うのだなー、とただそれだけの話。
当の出演者の赤ちゃんたちはどう思っているのでしょうねー? インタビューを聞いてみましょう♪
Leave a Reply