Category Archives: 海外に住む

果たしてヤジ馬なのか歴史の証人なのか

『人は意外と会ってくれる』で書いたように、毎日INSEAD卒業生のネットワークを活用しながら、post-MBAのキャリアパスを語り合ったり情報交換したりしています。
そこで気づいたこと。

  • INSEAD卒業後、中国に渡った卒業生(中国人及び華僑・華人を除く)はみんな起業家かフリーランスである。

私が個人的に知っている中でINSEAD卒業後、起業して一番成功しているのが、北京に本社を置くEthos TechnologiesというWebシステムディベロッパー。 経営陣は全員私たちのINSEADクラスメイト(うち1人は私の夫とアパートをシェアしていた)で、今は従業員数200名を超え、ノルウェー、スウェーデンにもセールスオフィスを構える、INSEAD起業家の卵の希望の星。
その他にも上海でベンチャーキャピタルを立ち上げていたり、『MBA同級生に見る「フリーエージェント社会の到来」』で書いた2人のようにフリーでコンサルティングをしていたり・・・
彼らに共通するのは「とりあえず中国に行った」こと。
Ethos TechnologiesはちゃんとINSEAD内のビジネスプランコンテストでも入賞(優勝?)して、エンジェル投資家のシード投資を受け、しっかりした事業計画を持って北京に乗り込んだのですが、他の人たちは「これからは中国がくる! とにかく行けば何とかなる!」くらいのノリで行った人も多い(私の友人Zは中国への旅行経験もないまま移住していた)。 まさに、チャイナドリーム。
実際、行ったら本当に何とかなってるみたいです。 きっと、似たような大志を抱く人たちのコミュニティー内の結びつきが固くお互い助け合っているのでしょう。

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自分の医療費は自分で支払う

『ガイジンであるという特権』で書いたように、概ね暮らしやすいシンガポールですが、移住してきて以来、苦労していることがあります。
それは、健康保険。
日本はご存知の通り国民皆保険。
私は今まで日本の大企業に勤めていたため、健康保険料は毎月の給料から源泉徴収されていました。 どこの病院に行っても自己負担は3割。 医療費について深く考えることもなく生きてきました。
日本は年金もそうですが、現役の労働世代が医療費をより多く必要とする高齢世代を支えるという相互扶助の精神で成り立っています(急速な高齢化によってさまざまな社会問題が噴出しているのは周知の事実)。
一方、シンガポール政府は基本的に「自分のことは自分で面倒をみなさい」というスタンス。 市民と永住権保持者(PR)には国の管理下にある個々人の口座にCPF(政府による社会保障。後日別のエントリー立てます)を積み立てる義務があります(ポイントは積み立てるのが「自分の口座」ということ、積み立て分は自分に返ってきます)。 この一部が医療保険費に回されますが、これは入院など高額医療費にしか適用されず、外来治療には適用されません。
参考:シンガポールの医療保険制度
これだけでは全く十分ではないので、ほとんどの国民は何らかの形で別途民間の保険に加入しています。 この民間保険というのが実にまちまち・・・

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ガイジンであるという特権

今日はあえて結構微妙なトピックに挑戦、です。
シンガポールでの私の友達はほとんどが欧米人です(夫も入れて欧米豪人と呼ぼう)。
これはINSEADシンガポールキャンパスを卒業した同級生がそのままシンガポールで就職したケースが多いためで、別に日本人を避けているわけではありません(むしろ日本人の友達、求む!)
「シンガポール? 2、3年はいようっかなー?」などと言っていた(私の夫を含めた)彼らがシンガポールを離れられない理由。 それはズバリ「ラクだから」。
シンガポールはガイジンにとって非常に「ラク」な場所です(正確には外国人全員ではなく、白人+日本人)。
*一般的に言われる「清潔」、「暖かい」、「犯罪が少ない」などはシンガポール人も享受できる要素なのでここでは省きます。
*去年来の家賃高騰により少なくても経済的には「ラク」な場所でなくなってしまいました。 嗚呼、悲しい・・・
*政府による管理国家、言論統制などは外国人にとっても評判悪いですが、ここでは省略。
以下、私が思う「ラク」な理由。
1. シンガポール人であれば受ける社会的プレッシャーとは無縁である
2. 住民の1/4が外国人なので、すべてのサービスが外国人も対象としており円滑・スムーズに生活できる
3. 白人と日本人は(語弊を恐れずに言うと)特権階級である
*あくまで、私たちの観察結果ですので、関連のある方、気を悪くしないでくださいね。 反論はぜひコメントで。

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(Expatとして)貯金が一番貯まる国

以前紹介したMONOCLE『世界で最も暮らしやすい都市』が住民の目線から見た暮らしやすさだったのに対し、今回はExpat(駐在員)の目線から見た国ランキング。
Financial Post:World’s best places as an expat
financial_center.jpg
私の住むシンガポールが栄えある1位に輝いています! 以下、ランキング。

1. シンガポール
2. UAE
2. USA
4. ベルギー
5. 香港
6. カナダ
6. オランダ
6. ドイツ
9. インド
10. オーストラリア
10. 中国

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シンガポールでインド人について考える – 2

なぜ私がインド人について考えるようになったか、というと、週末に夫のINSEAD同級生インド人夫婦宅に招かれてインド料理(カレー)、インドミュージックでフルコースのインド式おもてなしを受けたからです(奥さんが作った手作りインド料理、絶品でした♪)。
世界中のビジネススクールと同様、私たちが行ったINSEAD(フランスとシンガポールにキャンパスがある)にもインド人が多かったのですが、彼らには驚くほど多くの共通点があります。 それは欧米企業文化への高度な適応能力と独自文化を守る保守性を合わせ持っている、ということ。
1. 欧米企業文化への高度な適応能力
MBA取得直後は戦略コンサルティングファーム(McKinsey、BCG、Bainが御三家)、投資銀行、多国籍企業などが主な就職先ですが、論理思考力に強く英語での議論にも長け、ハングリー精神のある彼らはこれら欧米企業文化の粋のような企業でもめきめきと頭角を現し出世していきます。 その適応能力の高さたるや、正直、中国人・韓国人・日本人(欧米で生まれ育った2世除く)の比ではありません。
超学歴社会と言われるインドの学校システムが現在のいわゆる欧米企業文化・思考体系に最適化しているのかもしれません。
今は全体で見るとまだまだ貧しいインドですが、彼らのパワーを見ていると、そのうち「(日本は当然のことながら)中国を抜くんじゃないか?」と本気で思えます。

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シンガポールでインド人について考える – 1

シンガポールは華僑の国ですが、シンガポール政府の国勢調査では、ethnic group(民族グループ)ごとに”Chinese”、”Malays”、”Indians”、”Others”の人口が毎年公式発表されます。
中国系でもマレー系でもインド系でもない私と夫は当然Othersです。
2007年の国勢調査では、
中国系 75%、マレー系 14%、インド系 9%、その他 3%
となっており、ここ数年比率は変わっていないようです(含まれるのはシンガポール市民と永住権保持者だけで労働許可証や配偶者ビザなどで短期滞在の外国人は含まれていません)。
Statistics Singapore : Demography
ところが街を歩いていても周りの友達を見渡しても、圧倒的に目につくのはインド人。
シンガポール永住権を取りにシンガポール移民局に行ったときも(→『シンガポール永住権取得!』)ロビーまで溢れ返っていたのはインド人ファミリー。

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恐怖の住民税

日本に一時帰国しています。
実家に恐ろしい郵送物が送られていました、差出人は東京都文京区税務課。
そうです、シンガポール移住のため会社を退職した私は住民税が普通徴収に切り替わり前年分の納付書が送られてきたのです。 その額、実に私の月収に値します。
給与から天引きされている時はあまり税金を納めている実感がありませんが、いったん自分の懐に入ってしまったものをまた出すのは本当に辛いですね、仕方ないですが・・・
自分が納めている税金の額を把握していない方はぜひ毎月の給与明細を読み直して把握しましょう!(『FP技能士3級のススメ』に書いたように一度包括的に勉強してみるのもお勧めです)。 「こんなに納めているのか?!」と驚くはずです。
こんな時、シンガポールに移住してよかったと心から思います。

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シンガポール永住権取得!

昨日のニュースは衝撃的でした。
NIKKEI NET:シンガポールが日本を抜く 1人あたりGDP
住んでいながらなんですが、「え?そんなに豊かな国だったの?」と。
政府の積極的な外国企業と外国人誘致策の賜物です。
そんな外国人である私にも、『シンガポール市民になりませんか?』に書いた通り、永住権(Permanent Residence)の申請許可(仮)が下りてから健康診断受けたり諸々手続きを踏み、ようやく昨日、本許可が下りました!
現在450万人の人口を40-50年後には650万人にする!というシンガポール政府の野心的な政策の下に続々と移民が集まっているので、シンガポール移民局はいつ行っても職員が処理できる数を遥かに超えた人数がわんさかいます。
昨日もたっぷり合計3時間以上待ちました(申請しに行ったときは、整理番号を取ったら私の前に100人待ちで4時間待ちました・・・)。

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世界で最も暮らしやすい都市

昨日の予告通り、MONOCLEの最新号(07/08号)の紹介です。
特集は”世界で暮らしやすい都市ランキング”でした。
この手のランキングは、一カ所に落ち着けない、今の都市での生活を楽しみながら常に次はどこに行こうか考えているような私たちのような人種には非常に興味あるものです。
Top 20の結果は以下の通りですが、①Expats(*1)の視点ではなく住民の視点でという選考プロセス通りで、②Monocle編集部の好みが如実に現れた、結果となりました。
*1 Expatriateの略:Wikipediaの定義

1. コペンハーゲン
2. ミュンヘン
3. 東京
4. チューリッヒ
5. ヘルシンキ
6. ウィーン
7. ストックホルム
8. バンクーバー
9. メルボルン
10. パリ
11. シドニー
12. ホノルル
13. マドリッド
14. ベルリン
15. バルセロナ
16. モントリオール
17. 福岡
18. アムステルダム
19. ミネアポリス
20. 京都

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どこのパスポートがお得?

ハネムーンのついでにロンドンにいる友達に会いに行ってきました(私はフランスのビジネススクールを卒業したのですが、多くの友達が卒業後ロンドンに移住しています)。友人のトルコ人カップル、ブラジル人カップルと久しぶりに食事をしながら久々に日本パスポートを持っている自分が世界でも幸運な部類に属するのだということを実感させられました。
1. ブラジル人カップルのケース
東京で行った私たちの結婚式に来てくれたのですが、日本に来るに当たってVISA取得のために詳細の旅程表(宿泊ホテル、移動手段etc.)が必要だったばかりか、在ロンドン日本大使館で微に入り細に至り質問(尋問?)されたそうです。
日本に観光その他目的で短期滞在する場合、VISAのいらない国は現在下記の表の通り。
外務省:査証免除国一覧
南米はほとんどの国が免除されているように思えるのに、ブラジル国民は必要なんですねー
これは、ブラジルに居住する日系移民が日本に帰国(移住)しようとするケースが多いからだと思われます。

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