現在、世界で英語を話す人口が一番多い国はどこでしょう?
アメリカ?
ブー!
答えはインドです。
インドの人口は10億人を越え、うち少なくても30%は英語を第二外国語(もしくは第三外国語)として話せると推定されるため、インドの英語人口は3億5千万人を超えるのだとか。
guardian.co.uk : Subcontinent raises its voice
ついでに夫に前から気になってたことも聞いてみました。
「世界中のみんなが自分の母国語である英語をしゃべってくれるってどんな気分?」
するとある程度予想されていた答えが返ってきました。
「つまらない、少なくともちっとも嬉しくはない」
理由としては、
1. 誰もが英語を話せるので、外国語をあえて学ぼうというモチベーションが続きにくい
2. 他の国に行って現地の人に当然のように英語で話しかける自分がとてもarrogant(横柄)に思える
3. 誰もが英語がわかるので内緒話ができない
などなど。
なるほどねー
10年ほど前までは「Native English Speakerって生まれつき英語が話せるんだから得だ」(正確には生まれてから数ヶ月後からだが)と思う人が多かったような気がするけど、最近はあまりに誰もが英語を話すので逆に「えっ?英語しか話せないの?」に変わってきたような気がします。
Monthly Archives: September 2008
Native English Speakerの危機
シンガポールF1グランプリ
この週末はシンガポールでF1グランプリが開催されていました。
私はTVですらF1を見たことがないというくらい音痴ですが、オリンピック、サッカーのワールドカップに次ぐくらいの巨大スポーツの祭典なんだそうです。
450万人が住む街の市街地のド真ん中(本当にビジネス街のすぐ横)の一般道路を2週間くらい前から閉鎖し、トンテンカンテンとレース用コースを作っていたので、ここ2週間は市内が交通麻痺、市民は大迷惑を被っていました(モナコも市街地を走るそうですが、あちらは人口33,000人ですからね)。
史上初のナイトレースにもしたたかな理由があります。
なぜならシンガポールの街は夜景が美しい、というより昼間は至る所で行われる建設工事のため醜悪で見られたものではない(こちらに載せたクレーンの写真も夜なので綺麗ですが、昼間は・・・)。 ところが夜であれば、金融街のビル群を背に、最近完成した世界最大の観覧車、ライトアップしたマーライオンなど観光地をぐるっと回るコースで効果的に映像を駆使することによって、全世界5億人と言われる視聴者に観光地シンガポールをアピールすることができます。
5年間契約らしいF1グランプリも2010年に完成する2つの巨大カジノリゾート(ユニバーサル・スタジオ併設)での観光客大幅増(2015年までに1,700万人達成目標)、もちろん観光収入大幅増に向けた軽い前哨戦といったところ。
私、世界で一番嫌いな都市がラスベガス(いや、ドバイかな?)、ディズニーランドが苦手、というテーマパーク嫌いなので、計画されている施設すべて全く食指は動かないのですが、シンガポール政府のなりふり構わないっぷりとその実行力はやはり見習うべきかと。
移民の子どもの教育


今週のThe Economistは表紙を見た途端、吹き出してしまいました。
ポールソン米財務長官が”I WANT YOUR MONEY”と読者を指しているこの合成写真、もちろん第一次世界大戦の米軍募集ポスターをパロったものです。
なんか顔まで似ている気がするんですが・・・
今週のThe Economistはまだ読んでいないので、先々週のThe Economistから面白かった記事を。
世界が踊る映画、Mamma Mia!
世界中で大ヒットのミュージカル映画、Mamma Miaを見に行ってきました。
サイコー!
全編ABBAの曲で大ヒット(全世界で3,000万人を動員)したミュージカルを映画化したもの、私は2002年にトロントでミュージカルも見ているのですが、これは珍しく映画の方がよかったかな?というくらいよかった。 主演のおばさん3人とおじさん3人がうますぎる。
『プラダを着た悪魔』がバツグンにうまかったメリル・ストリープはもちろん安心して見ていられるし、「あなた誰?」の姉妹役2人は涙が出るほど笑えるし、ジェームズ・ボンド役のイケメンイメージが強いピアース・ブランソンや『ブリジット・ジョーンズの日記』のコリン・ファースは・・・あなたたちやりすぎです・・・ 次、映画でシリアスな役で見ても思い出して笑ってしまいそう。
日本では残念ながら2009年1月公開まで待たなければいけないみたいですが、映画の雰囲気を覗いてみたい人に下のOfficial Worldwide Websiteがお薦め(ABBAの歌が流れるので注意)。
MAMMA MIA! – Official Worldwide Movie Website
『マンマ・ミーア!』(日本オフィシャルサイト)
ただし、VIDEOSのコーナーは映画の内容を見せ過ぎなので、劇場で見る予定の人は見たいのをぐっと我慢して他のコーナーだけにしましょう。
ヒーローリスト公開
だいぶ前に読んだ本、『3週間続ければ一生が変わる』に書かれており、やろう、やろうと思いながら、ついつい先延ばしにしていたことを始めてみました。
41. 「ヒーローリスト」をつくる
死ぬまでにぜひ会ってみたい100人のリストをつくる、ことで、書いて持ち歩いていると本当にその人に会えるんだそうです。
小学生や中学生時代にはやった「消しゴムに好きな人の名前を書いて誰にも見られずに使い終わったら両思いになる」とかそういうおまじない系ではありません。
「書き出す」という行為によって自分の潜在意識に植え付け、その意識と集中力が尊敬している人に結びつける縁を呼び込んでくれるのでしょう。
というわけで、書き出してみました(まだ20人しかできていませんが)。 ぜひみなさんもコメント欄にどうぞ(死ぬまでに会ってみたい人なので、いくら尊敬していても、聖徳太子・マザー・テレサといった故人や星一徹・島耕作といった実在しない人物はダメです)。
漂流し始めた金融移民たち
私たちには、バンカーの友達が多いので、あちらこちらから解雇・リストラの噂が聞こえてきています。
REUTERS:米リーマンとメリルの「激震」、金融業界の雇用に衝撃波
もともと人的流動性の高い業種なので、ロンドン→ニューヨーク→香港、とマーケットを移動することは珍しくもないのですが、数週間ほど前にTemasek(シンガポール政府系投資会社)にいる友人と話したところ、ロンドンとニューヨークから大量に履歴書が送られてきている、と言っていました。
余談ですが、今回のバンカメによるメリル買収でてっきりテマセックは大損したのかと思いきや、$1.5bil.の売却益とか・・・ 随分投資効率のよい買い物でしたね・・・
Bloomberg:Temasek May Reap $1.5 Billion Gain From Merrill Lynch Takeover
今回の金融業界再編でバイサイドにとっては優秀な人材を確保するチャンスという見方がありますが、彼らもそんなに大量に受け皿はありません。 『景気とMBA』に書いたようにMBAを取りに行く人がいたり、中国人やインド人の中にはこれを機会に故郷に帰る人もいるようです(故郷は中長期的には間違いなく成長するので)。 金融業界から流出し始めた人々が落ち着くまでしばらくかかりそうです(その間に現在の金融業界地図は元の面影がないほど塗り替えられているのでしょう)。
友人の1人(ヨーロッパ系ユニバーサルバンクのM&A部門)は、「(まだ)クビにはなってないけど、去年の年収のうち65%がボーナスだったけど、今年はボーナスなし」と嘆いていました。
まあ、「去年の年収( = 7,000万円)が、ベース分だけ( = 2,500万円)になっちゃった」というレベルの話なので、ちっとも同情はしていないですが、このようにハイリスク・ハイリターンのcyclicalな仕事についている、という認識に立った上で急なダウンサイドに対応できるような生活設計をするべきなんだ、と思います。
英語を始めたきっかけ
以前も書いたとおり、私は勝間和代さんが結構好きなのですが、最近の活躍は本当にすごいですね・・・ 特に『勝間和代の日本を変えよう』という本を出版されるあたり、本当に日本を変えようとしているんだな、という決意を感じます。 日本を飛び出してしまった身としては何となく申し訳ない気持ちまでしてくる今日この頃。
大変遅ればせながら、勝間さん出演の情熱大陸をYouTubeで見ました。
その中で印象に残ったのが、「10歳離れた姉が(雇用機会均等法の前で)大変就職に苦労しているのを見て、”手に職をつけなければダメだ”と悟った」というくだり。
やはり、何か強く衝撃を与えるきっかけがあってこそ、ああいう行動に結びつくんだな、と。
私がどうやって英語を勉強したかという話は『TOEIC965点までの英語』に書きましたが、なぜ英語を話せるようになろうと決めた理由は「将来就職に有利だから」ではありません。
私が「英語ぺらぺらになる」と決めたのは8歳なので、さすがにそんなことは考えませんでした。
(次のページからの話は、私が結婚式のいわゆる「花嫁の手紙」(笑)で話そうとしたエピソードですが、長過ぎたので大幅省略したところ、あのような中途半端なエピソードになりました、笑。 結婚式にご出席頂いた皆さま、これがフルバージョンです。)
車のUターンは原則禁止
このブログでシンガポールのいいところをだいぶ取り上げたので(→1、2、3)、負の側面についても取り上げたいと思います。
シンガポールは「明るい北朝鮮」と揶揄されるくらい、政府の規制が厳しい事実上の一党独裁です(一応、形だけの野党がいる)。
1965年の建国以来(今年43歳!)、資源を持たないシンガポールを急速に発展させるためにとられた政策だったのですが、このような国家で生まれ育ったシンガポール人のメンタリティーをうまく現してるなあ、という表現に最近出会いました。
その言葉は「No U-Turn Syndrome」。 このサイトに説明されていたので、下記に引用します(拙訳)。
In the US, when there is no sign on the road, it means that you can make a U-turn. When the authority do not want people to make U-turns, they will put up signs to tell you not to make U-turns.
アメリカでは、道路に何の標識もなければ「Uターンをしてもいい」という意味であり、もし警察がUターンを禁止したいのであれば、その場所に「Uターン禁止」の標識を立てる。
In Singapore, it is the reverse. When there is no sign on the road, you are not allowed to make U-turns. When the authority allow you to make U-turns, then they will put up signs to give you that right.
シンガポールでは、これと逆に道路に標識がなければ「Uターンをしてはいけない」という意味で、もし警察がUターンを許可したいのであれば、「UターンOK」の標識を立てる。
デフォルト(初期状態)=禁止、なんですね・・・ それはすごい・・・
The Economistを読もう!
今週のThe Economistは本当に楽しみにしていました。 何といっても21世紀の歴史に刻まれるウォールストリート暗黒の1週間ですから。 それにしても本当にすさまじい週であった・・・ (アメリカのマーケットが開くのはアジアの夜なので)毎日「今日は何があるのか」とおののきながら(少しドキドキしながら)起きていました。
ですが、今日は記事の内容ではなく、楽しみにしていた週刊誌、The Economist自体の紹介をします。
Wikipedia(英語):The Economist
Wikipedia(日本語):エコノミスト
私がThe Economistを毎週読み始めたのは夫が定期購読しているから。 『晩ご飯の話題』で書いたように我が家の晩ご飯の話題はめちゃくちゃ硬い。 日常の出来事報告、友達のゴシップ、日々の業務連絡に加えて政治・経済・ビジネスの話題がバンバン出てきて、盛り上がるとご飯を食べ終えてからそのまま30分から1時間くらいしゃべり続けてたりします。
そしてこれは我が家だけでなく友達と会ってもそう。 アメリカ人に大統領選の話を向けると収拾つかなくなるくらい白熱するし、タイの政情不安にせよマレーシアの政権交代にせよ、みんな本当に関心があるんだなー。 たいした意見を持たない私はほとんど聞き役に回ってしまっています。
私の不動産投資(未遂編)
慶応でビジネス英語担当講師をされ、ご自身のブログでもビジネス英語の解説をされている日向さんに『世界全体の成長を信じる』というエントリーに対し、「不動産にまで手が回っている資産配分はうらやましい」というコメントを頂きましたので、不動産投資をしようとして未遂に終わった話を。
私は2005年に株式投資を始めたのですが、2006年には不動産にも投資しようと週末ごとに都内の一流住宅街を投資用物件を探し求めて1日に何軒も物件探しをしたことがあります。
(REITではなく)現物の不動産投資は巨額でありかつ、かなり強いレバレッジをかけるので失敗したら一生ローンを返すために働き続ける羽目になるため、もちろん物件探しをする前に勉強をしました。
まず行ったのは当然読書。 当時は今のような読書スタンスも確率されていなかったので、不動産投資で成功した方の体験談を中心に10冊は読みました。 今の私のスタンスと異なるので、あえて本の題名はあげません。
次に各種セミナーに参加しました。 ここで重要なことは『There ain’t no such things as a free lunch』で書きましたが、「セミナー主催者の真の意図は何か」を見抜くこと。 不動産投資は株式投資より(1件あたり)巨大な金額が動く世界ですからボランティアでセミナーをやる人はまずいません。 安いセミナーは、セミナー主催者が不動産専門コンサルだったりブローカーだったり、必ず強く勧誘されます。