毎年楽しみにしている9月のロンドンデザインフェスティバル(去年の紹介エントリーはこちら )、今年は長女の出産直後でまだ体のあちこちが痛かったのでほとんど見に行けませんでした、残念・・・
その中でも体を引きずって行ったTerence Conran(かのコンランショップを創業したコンラン卿)のトークイベントで知った“The Wish List” (ウィッシュリスト)に行ってきました。 世界最強のデザイン博物館Victoria & Albert Museumで10月24日まで展示されているこのインスタレーション、入口すぐ横の階段沿いにひっそりと並んでいますが内容がすごいんです。
戦後、イギリスのみならず世界中の先進国の家庭の日常にあるもののデザインを変えたデザイン界の大御所コンラン卿が友人デザイナー10人(これまた巨匠ばかり)に、
いつも家に欲しいと思っていたけれど、これというものを見つけられずにいたものは何ですか?
と質問し、巨匠たちが「欲しいと思っていたもの」(ウィッシュリスト)を新進気鋭のデザイナーたちにコミッション(注文制作を委託)して作ってしまったものが10作品並んでいます。
American Hardwood Export Council(AHEC)がスポンサーとなり、コンラン卿が共同創業者の家具ブランドBenchmark Furniture の工房で10日間、10人の巨匠デザイナー・建築家と10人の若手デザイナーがこもって合宿形式で制作したそう。 こちら制作中のビデオ。
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生後2週間の長女(我が家の3人目、末っ子)を妊娠していた時に何人かの友人に言われた言葉があります。
Three is the new two!
「今は子供3人がひと昔前の子供2人に相当するくらいスタンダードなのよ」という意味。
『働く女が産んでいる。』 というエントリーに引用したThe Economistの記事に、
最近、カップルが裕福であるほど子どもの数が増えている。 アメリカでは夫の収入がトップ10%の妻が産む子どもの数は100年前のレベルまで回復した。 子沢山であること自体がステイタスなのかもしれない(『ブランジェリーナ効果』と呼ばれる)
とありましたが、確かに私たちの周りでも息子の保育園のお友達の家は全員判で押したように子供2人なのですが、ビジネススクール同級生を見渡すとロンドン組(& アメリカ組)は子供は最低2人で3人いる友人もかなり多いし、4人いる同級生もいます。
この”Three is the new two”というキーワードで検索してみると、やはりアメリカがトレンドをリードしているようで10年も前のUSA Todayの記事に出てきました(フランス人の友人によると、「フランスでは3人が普通」とのことなので英語の記事でヒットしたのがアメリカの記事というだけですが)。
USA Today: For more parents, 3 kids are a charm(子供は3人に惹かれる親が増えている) (2004年)
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こんなにも面白いドキュメンタリーがあるのかと思った・・・
・・・けど、NHK制作の日本バージョンが去年放送されていたそうなので日本の方が知ってるかもしれません。
イギリスに住む階級・環境が異なる7歳の子どもたちをインタビューし、7年ごとに同じ出演者にインタビューを繰り返す長期ドキュメンタリー。 1964年に英グラナダテレビが制作したドキュメンタリー『Seven Up』が元祖でその後、旧ソ連・アメリカ・南アフリカ・日本などでも制作・放映されているそう。
Wikipedia: UPシリーズ
元祖のUpシリーズ(出演者が56歳になった”56 Up”まで放送済)は普通の個人の人生を長期に渡って追うと同時にその間に起こったイギリスの社会の変化を映し出すという世界に前例を見ない人間の成長の歴史として伝説的なドキュメンタリーとなりました。
私が見たのは今イギリスBBCで放送中の『7 Up New Generation』 、2005年から7歳を追った新シリーズで現在は出演者たちは21歳になっています。
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8月29日昼、第3子の長女が3,926g、52cmで産まれました。 母子ともに健康。
予定日から1週間過ぎましたが「平日のお昼に産まれてね(そうじゃないとパパが立ち会えないから)」というお願いに見事に応えてくれた孝行娘(笑)。
1泊して退院し、夫と一緒に4歳・2歳・新生児の3児の親という未知の領域と格闘しています。
まずはご報告まで。
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朝日放送の人気番組『大改造!! 劇的ビフォーアフター』 が番組初の海外物件、しかもパリのアパートをやった、とロンドンの日本人デザイナー界隈で話題になっていたので探して見てみました。
前編。 後編はこちら 。
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パリの日仏ファミリーがボロアパートを買ったはいいがボロすぎて改装は自分たちの手に負えない。 日本の匠に依頼して夢の日本風の住まいを実現する、というもの。
日本人、本当に、本当に「匠の技」が好きなんですねー(まあ、そういう番組なんですが)。
依頼主のバックグラウンドや希望が酷似しているにも関わらず、全く異なったアプローチとなったイギリスのテレビ番組を見たので紹介します。
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建築インテリアデザイナーとして手がけていた自宅の改装プロジェクトシリーズ。 インテリア含めてビフォーアフターと建築途中の写真をご紹介します。
今までのプロジェクトに関するエントリーはこちら。
『築120年の家を買いました。』
『工事が始まりました。』
『古い家を改修しながら住み続けるということ – 1』
『古い家を改修しながら住み続けるということ – 2』
『築120年の家を現代仕様に改装すると?』
こちらがビフォーアフターの平面図(クリックすると大きくなります)。 内部の壁はすべて取り壊し、1階と2階合わせて25%ほど増築する大きなプロジェクトで(家は小さいですが)、家を購入してから区の建築許可を取ってビルダー(施工業者)を選び、工事開始までに6ヵ月、着工してから完成までに7カ月かかりました。
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今週のThe Economistに育児に関して面白い記事がありました。
The Economist: Choose your parents wisely
アメリカでは過去50年の間に家電の進化や意識の変化から、母親が外で仕事をする時間は増加、家事にかける時間は減少、育児にかける時間は増加し、父親は仕事時間が減少、その分家事と育児にかける時間が増加している(右グラフ)。 結果、両親が子どもと過ごす時間は50年前よりも長くなっている(=子どもにとってよいこと)。
裕福な家庭は育児(親という仕事)を真剣に捉え育児書を良く読み、子どもとの時間をたっぷり取り、質の高い育児をするようになった一方で、貧困家庭では子どもとの時間が減り、子どもが必要な知的刺激や感情面でのサポートを与えられていない。 生まれついた家庭の差による育ち方のギャップがますます広がっている。
という内容です。
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ハフィントンポストに少し前のブログ『すでに少子化問題は手遅れだけど – 1』 が転載されました。
”安倍政権が「50年後に人口1億人維持」を掲げ、その目玉が少子化対策”
聞こえはいいけど、今の出生率1.4を15年間で2.07に引き上げる、という歴史上誰も成し遂げたことがない目標なんですが・・・
と書いたところ、さっそく移民に関していくつかコメントを頂きました。
私たちの場合、子どもを育てる場所として多文化に寛容でない都市は考えられませんが、改めて周りを見渡してもいかに外国生まれの人が多いことか、移民なしの生活は考えられません。
家の改装を頼んだビルダーはセルビア人、毎週家の掃除してくれるクリーナーはブルガリア人、クリーニング屋はインド人、夫が行く散髪屋はポーランド人、近所の美味しいテイクアウェイは中国人経営の中華とタイ人経営のタイ料理。
ワーキングクラス(ブルーカラーの労働者階級)だけではありません、アッパーミドルクラス(プロフェッショナル職)もそうで、ビジネススクール同級生の友人のほとんどは国際結婚(少なくともどちらかが外国人、参考:『移民X世代』 )、息子たちが通うナーサリー(保育園)も半数がバイリンガル家庭(イスラエル・ギリシャ・オーストラリア・南アフリカ・フランス・リトアニア・フィンランド etc.)。
ところが、最近イギリスでも「移民の数があまりにも多すぎる」と声をあげる人が多くなってきました。
ニューズウィーク日本版:移民問題が「タブー」でなくなったわけ
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Yahooニュースで見たこのニュース”くわばたりえ号泣…山崎まさよしの応援ソングに「わたし全然アカン…」” が気になってボンカレーのCM探して見てしまいました。
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えっ??? これ???
この主人公、何で落ち込んでるの? どこが「私、ちゃんとできてるかな?」なの?
家の中超キレイだし片付いてるし、お嬢さん泣きわめいたり癇癪起こしたりしてないし、メイクちゃんとしてるし、きちんとした服着てるし(白のジャケット??? ありえん!)、旦那さん優しそうだし・・・
どこが「できてない」のか全くわからなかった私。 ひょっとして専業主婦だった自分の母親と比べてる? 比べる対象が根本的に間違ってない?
ひょっとして、疲れて仕事から帰ってきて洗濯物がたまってて(たまってるうちに入らない、あの量・・・)、おもちゃが散らかってて(散らかってるうちに・・・以下略)、夕飯の支度ができてないことに落ち込んでるのでしょうか?
いや、「お母さん、自分が母親になって、また、お母さんのすごさがわかった気がします・・・」のところはいいCMだと思うのですが・・・
一方、イギリス。 去年、YouTubeにアップされるなり2週間で200万回の再生回数を記録(現在435万回)したFiat UKの母親応援CMがこちら。 私も大共感・爆笑してブログにもリンク貼ってますが(→『働く女が産んでいる』 )もう1度紹介します。
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6 Comments | tags: ボンカレーCM , ワーキングマザー , 育児 | posted in 5. 趣味・プライベート , Uncategorized , 家庭・育児 , 海外に住む