劇的ビフォーアフター ロンドンの家!

建築インテリアデザイナーとして手がけていた自宅の改装プロジェクトシリーズ。 インテリア含めてビフォーアフターと建築途中の写真をご紹介します。
今までのプロジェクトに関するエントリーはこちら。
『築120年の家を買いました。』
『工事が始まりました。』
『古い家を改修しながら住み続けるということ – 1』
『古い家を改修しながら住み続けるということ – 2』
『築120年の家を現代仕様に改装すると?』
こちらがビフォーアフターの平面図(クリックすると大きくなります)。 内部の壁はすべて取り壊し、1階と2階合わせて25%ほど増築する大きなプロジェクトで(家は小さいですが)、家を購入してから区の建築許可を取ってビルダー(施工業者)を選び、工事開始までに6ヵ月、着工してから完成までに7カ月かかりました。
Plan Before & After

写真をクリックすると拡大します。 ビフォーの写真はすべて私たちの前のオーナーのものです。
1. 玄関(Front Porch)
玄関を入るといきなりリビングルームという間取りでした。 靴を脱ぐ我が家では靴を脱ぐスペースを靴置き場は不可欠なので入口外側に玄関を取り付けました。
1.Front_Porch
2. リビング
ビフォーの平面図を見るとわかるように、横幅が狭いテラスハウス(長屋)がさらに横向きに走る急勾配の階段で仕切られていました。 小さすぎる部屋が数珠つなぎに並び小さい子がいる家族には全く機能しないスペースです。 これを1階はすべての壁を取り払いオープンプランにしました。
リビングエリアは大人のエリアとして、ミッドセンチュリーモダンとノマドスタイルをミックス。 照明はすべてアンティークかヴィンテージ品です。
2.Lounge
3. 子どものプレイエリア
リビングから続くエリアは床から天井までの収納を備え、家具はあえて何も置かない子どもたちのプレイエリアです。 子どもたちのおもちゃはすべてドア内収納に納まるようにし、オープン棚には本や家族の写真、ディスプレイ品が見せられるように。
あえてキッチン横にプレイエリアを置いたのはもちろん料理をしながら子どもたちに目が届くように。
3.Play_Area
4. 1階トイレ
横に走っていた階段を脇に移動させることでできた階段下のスペースをトイレとベビーカー置き場にしました。 ひとつは遊び心に溢れた部屋をつくりたかったので、濃いブルーをベースに赤のミラーを置いてナイトクラブ風。
4.Toilet
5. キッチン
人ひとり立つのがやっとの狭いキッチンでしたが、横のスペースまで増築し大きめのキッチンアイランドを入れました。 キッチン天井の細長い天窓は狭いテラスハウスの奥まで自然光を入れる役目を果たします。 通常のキッチンは作業スペースが奥行き60cmですが、これがアイランドになって奥行き1mになったことによる料理のし易さといったら! 子ども2人がアイランドに座って料理の手伝いをしてもまだある余裕に感動。
5.Kitchen
6. ダイニング
庭に続く場所にはダイニングテーブルを置き、庭側のテラスにもアウトドアダイニングとBBQコーナーを設けました。 庭に続くドアは緑豊かな住宅街の雰囲気に合わせてフレンチドア、巨大アンティークミラーでさらに庭の緑を食卓に映し出します。
6.Dining
7. ガーデン
工事中にボロボロになってしまった芝生を敷き直し、奥には物置の代わりに子ども用のプレイハウスを建てました。 子どもは自分たちだけの隠れ家が大好き。 私が小さかった頃、近所の空き地に段ボールで秘密の隠れ家をつくっては大人に見つかって撤去されたことを思い出しながら。
7.Garden
8. 子ども部屋
テーマは「アドベンチャー」と「ヴィンテージ」。 ピーターパンの各シーンを再現した壁紙を貼り、韓国の軍艦で使われていた本物の船のライトを使って子ども部屋なのに子どもっぽすぎないインテリアに仕上げています。
8.Children's_Room
9. 主寝室、シャワー室(Master Bedroom + En-suite Shower Room)
毎日のカオスから逃れてゆっくり休めるように色味を押さえた夫婦の寝室。 ここも照明(シャンデリア・ウォールライト・ペンダントライト)はすべてフランスのアンティーク品。
9.Master_Bedroom
10. ファミリーバスルーム
1階奥にあったバスルームを2階に移動し窓がないので天窓を入れました。 自分が建築インテリアデザイナーになるなんて30過ぎまで考えたこともありませんでしたが、昔から”タイル”が死ぬほど好きだった私(→『「好き」を仕事にしない理由』)。 バスルームデザインは最も興奮するプロセスでした。
この家ではモロッコで伝統的な製法でつくっているベルギーの会社のタイルを選びました(キッチンのタイルも色違い)。
10.Family_Bathroom

デザイナーとしてプロセスも楽しみましたが、細部まで住人(=自分たち)が使いやすいように考えて改めて『空間が持つパワー』を実感しています。 五感が心地良いと感じる空間、大事です。

現在は他のデザインスタジオのプロジェクトを請け負っていますが、産後は自分の建築インテリアデザインスタジオを立ち上げます。 ご興味ある方はご連絡ください。 内容によっては日英のリモートでも可能なこともあります。


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