ちょうど日本にいた頃のaeraの表紙がヒデ(こと中田英寿さん)だったので、「おー、懐かしいなー」と思い、ヒデの特集の部分を立ち読みしました。
日本にいたときから、Jリーグはおろかサッカー日本代表戦も全くフォローしていなかったので、ヒデの最終戦がどういう試合だったかも忘れましたが、グラウンドで長い間起き上がらなかったこのシーンはさすがに鮮明に覚えてます。
あれから3年近く経ったんだ。。。
時が経つのは早い!

AERAでは引退後、世界中を旅して自分の感性でダイレクトに世界を見聞きして帰ってきたヒデが新しく日本で始動したプロジェクトについて語っていました。
興味深かったのは、日本を出て世界を見た日本人の問題意識って意外と同じなんだ、という点。
ヒデの新たな挑戦
こうすれば下がる(?)、海外移住のハードル
先週後半からこの週末まで、日本から私の両親が、オーストラリアから夫の両親が来ていました。
「タイミングを合わせて来たらいいんじゃない?」というのはもともと私たちの提案だったのですが、さすがに普段の生活のスケジュールに加えて、2組の両親を、それぞれと個別の時間を持ちつつ一緒のアクティビティーも計画する、というのは大変でした。
2組ともそれぞに国に帰り、夫と私はぐったり・・・
いや、去年はクリスマスもお正月も帰らなかったので、わざわざ会いに来てくれたのは非常にありがたかったし、タイミングを合わせたので両家が仲良くなる機会も持てて一石二鳥だったんですが。
所感ひとつめ。
私たちは国際結婚なので、第3国に住むという選択肢を結構気に入っています。
理由は2人とも自分の国、相手の国、住んでいる国が違うのでそれぞれを客観的に見られるため。 シンガポールは東京から7時間、メルボルンからも7時間、という戦略的立地にあり(だから選んだ訳ではなく、たまたま相手が住んでいたところに、とりあえず私が移住しただけだけど)、立地としては便利で気に入っています。
でも海外に長期間住む場合、気になるのはやはり親のこと。
帰るのに時間もお金もかかるし、それぞれの国が全然違う方向にあるので、1回で2箇所の実家に回れないし、長期休暇は旅行も行きたいし・・・ なかなか全てを満足させるのは至難の業なのです。
思いついたときに帰れるように時間もお金も自由がきく仕事をしたいのですが、まだまだ長期計画の途中だし。
羮(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹く
東京で前職にいたときから思っていたことですが、会社のパソコンからSkypeやMessengerをしている人は、日本で働く友人にはほとんどいませんが、日本国外で働く友人にはかなりいます。
在宅勤務の友人やサービスオフィスで働く小規模な会社で働く友人などは、通常の電話と同じように無料のSkypeを利用しています。
前職の財閥系総合商社では、SkypeやMessengerなどは一切禁止。 個人用PCの管理者権限はシステム部門が持っているため、全てのソフトウェアはインストール依頼書と一緒にシステム部門にPCを持ち込む必要があり、IT事業部門にいた私は顧客・取引先の製品を自分のPCで試すのも業務のうちなのに自由にインストールできず大変不自由な思いをしていました。 また、社外に持ち出すためには「PC持ち出し申請書」に部長印が必要(事前許可)で出張の多い私はいつも提出し忘れて怒られていました。
企業の情報セキュリティが強化されたのは企業からの個人情報流出が問題となり、個人情報保護法が施行された頃(2005年)だったと思います。 SkypeやMessengerのセキュリティ脆弱性についてはわかりませんが、日本の企業が一斉に個人情報保護法の過剰適用に動いた(ように私には見えた)のは、流出があった一部の企業がマスコミのやり玉にあげられ、他の企業が一斉に「羮(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹いた」からでは?
本田さんのセミナーで紹介された、、、らしい。
昨日のお昼に突然、家のWiFiモデムが壊れた。
100MBのブロードバンドプランなのにスピード出ないし、しょっちゅう接続できなくなるし、結構トラブルが多いので、「頼むよ・・・スターハブ(シンガポールのISPプロバイダー)・・・」と思いながら、1日以上ネットに接続していなかったので、さっきようやく近所のStarbucksでつないでみると、東京のオフ会でお会いした4人の方から一斉に同じ内容のメール、コメント、mixi日記が届いていました。
昨日、東京で行われた本田直之さんの『最強の「自分ブランド」を作り出す!パーソナルマーケティング』セミナーで私のブログが紹介されたそうです。
(オフ会に参加した人が4人も別々に同じセミナーに行く、ってすごい確率だなー・・・ と、全然関係ないところに感心したんですが)
みなさんの話を総合すると、どうやら
「面白いブログなのに、プロモーションがないので知られてなくて、もったいない。 ちゃんとやれば本になるのに。」
ということだったそう(内容合ってます? 端折りすぎ?)
プロモーションかー 確かに全くないですね。
私がよく読む、好きなブログにコメントするくらいかなー?(プロモーションとは呼ばないと思うけど)
本田さんやみなさんに「面白い」と言ってもらえて光栄です。
このブログをどうしようか?という命題はもちろん始めたときから頭の中にあったんですが、今まで諸事情によりanonymous(匿名)かつlow profile(目立たない)を保っていました。
「世界級」的に読むサバイバル・キャリア術
本田直之さんの『本田式サバイバル・キャリア術』を読みました。
え???
本田さん、私の心を読んだ???
っていうくらい最初から最後までうなずき通しでした。 出てくる本もほとんど私が影響を受けた本ばかりだし。
私たち世代は盛田昭夫さん、松下幸之助さんの伝記読んでも感銘は受けるがピンとはこない。 大前研一さん、石倉洋子さんのキャリアもそのままマネしても通じない(通訳とマッキンゼーがお2人の共通点)。 本田さんあたりまで年齢が下がってようやくそのまま参考になるんじゃないでしょうか?
このブログで今までに書いたことと非常に重なる部分が多いので、本の内容をブログ記事と重ね合わせながら紹介します。
まず、「私は不況が好きです」というギョッとする文章から始まるこの本。
私自身は不況は好きではありませんが、今までのキャリアの中で起ったことで一番ラッキーだったと思っていることは新卒で入社した会社が経営不安に陥ったことです(私が辞めた後、その会社は同業他社と合併)。 あの出来事がなく何となく安定した会社に入社していたら今の私はなかったと思います(その経緯は→『米金融、未曾有の危機』に)。
できる経営者のブログ術
先週『岩瀬さんと生命保険』のエントリーを書くのにライフネット生命保険のページからロゴをお借りしたところ(プリントスクリーンしてコピペした)、これがきっかけか定かではありませんが、今週月曜には志バナー(ライフネット生命を応援します!という表明)として岩瀬さんのブログに小さなバナーとその貼付け方が載っていました(→)。
早速、貼ったけど小さくて存在感がなかったため、「もっと大きいのとか数種類作って選べるようにしたらどうでしょう?」とメールしたところ、
早速翌日には、こんな大きなパターンとさらに数種類のバナーができあがっていました。
さ・さすが・・・できる経営者はアクションが早い・・・
ブログでインタラクティブにすぐ反応が返ってくるのがいいですね。
私は普通のブログサービスでチカチカと広告が出るのが嫌いで、わざわざレンタル・サーバーを借りてMovable Typeでブログをやっているのですが、経営方針に共感できる会社はぜひ応援させてもらおう、ということで右バーの下の方にAdsスペースを作りました。
そしてブログ活用ということでは1日の長があるのは、もちろんアメリカのIT企業の経営者。
不況で従業員のロイヤリティを高めた会社
世界中で雇用情勢は厳しさを増すばかりですが(って、こんな部外者みたいな口ぶりの私ももろに影響を受けているんだが)、暗い話は聞き飽きたと思うので、こんな会社もあるよ、ってお話。
ある業界に特化した戦略コンサルファームの話で全世界に200人くらい従業員がいます。
コンサルファームや弁護士事務所、会計事務所はプロフェッショナルファームと呼び、パートナーシップという会社形態を取ることが多く、給料をもらう従業員と利益を分けるパートナー(共同経営者)からなり、この会社も例外ではありません。
このファームがすごいのは、売上など経営に関わる情報が広く社員に共有されていること。
イントラネットで全世界のオフィスのセールス状況、プロジェクトの金額、各レベルのコンサルタントのチャージャビリティ(*1)の目標と実績値がほぼリアルタイムで公開されており、毎週サマリーがE-mailで送られてくるので、全員が会社の売上推移を把握しています。
*1・・・コンサルファームはプロジェクトで働いた時間あたり報酬をクライアントに請求するため、勤務時間のうちどれだけクライアントに請求(チャージ)できたかを示すチャージャビリティが重要な指標。
全社の売上なんて、上場企業の社員であれば業績発表時に初めて知り、未上場企業の社員であれば正確なところは知らなかったりするのが普通だと思うので、この透明度の高さは驚き。
「中国人・インド人は起業家魂がある」の嘘
シンガポールに来て以来、思っていたこと。 反論歓迎。
よく「中国人とインド人は起業家魂(Entrepreneurship)があるけど、日本人は・・・」のような言われ方をすることがありますが、私は人種・民族と起業家魂には全く相関性がないと思っています。
なぜなら中国人、インド人で溢れているのにも関わらず、Entrepreneurshipがない場所があるから。 それは、ここシンガポール。
シンガポールの産業構造は大きく分けて3層構造。
1. 多国籍企業のアジア・パシフィック本社
2. 政府系企業(Government Linked Company = GLCと呼ばれ、シンガポール航空、Singtelなどシンガポール主要産業の中枢を司る)
3. (主に中華系の)家族経営の中小企業
『300人待ちの幼稚園』に書いたように幼少期からの教育競争は熾烈ですが、言語の習得(英語と中国語)に非常に力点が置かれており、上記1.と2.(両方とも大企業)に職を得て成功することがよし、とされており、親が子どもに期待するのも「いい職につく」こと。
起業の形には、”Opportunity driven”(いわゆるベンチャー・ビジネス)と”Necessity driven”(海外で中華レストランを経営する中国人など、仕事がないから必要に迫られ自営するもの)に分けられますが、シンガポールはそのどちらも少ない、という点で日本と同じ。
地図が読める女の絶対年感
東京では新婚1週間の友人に会ったので(そう、私が行った日の1週間前が結婚式。 出席できなくてごめん・・・)、「いつ(旦那さんに)出会ったんだっけ? 2006年?」と聞いたら、もう1人の友人に「えっ??? いつから付き合ってるかって西暦で覚えてるの???」とすごーく驚かれました。
「西暦以外でどうやって覚えるんだ? 平成? 陰暦??」と悩んだ私。
答えは「1年○ヵ月前」みたいに、出会った日を起点として覚えているんだそう。
そんなの覚えられるわけないジャン・・・
そしてハタと気づいた。
だから女の人(私以外)は一般的に記念日好きなんだ・・・
付き合った日を起点として、「付き合って半年♪」「あと○日で1周年♪」みたいにカウントアップをしてるから、記念日を覚えられるらしい。
一方、男の人(私含む)は、○年○月○日という(絶対音感ならぬ)絶対年感で覚えている(というか、覚えていないんだが)ので、その日がよっぽどインパクトのある日付でない限り覚えていません。 断言できるが、これは愛情とは全く関係ない、単にあまり意味付けていないので覚えていないだけ。
海を渡った日本人画家
私の高校時代からの友人が銀座に画廊をオープンしました(右は応接室に飾ってあった、中川一政の「薔薇」)。
高校は大阪、大学は京都、就職してからは東京、と同じ場所にいて、彼が新卒就職した会社を辞め画廊の見習いになってからの苦労を見ていたので、ひとまずオープンに漕ぎ着けられて私も喜んでいます。
本当におめでとう。
銀座の中の銀座にある画廊を訪ねると、いつものとおり(いつも以上に)絵に対する想いを語ってくれました。
彼が扱うのは1900年代初頭に活躍した画家による日本の近代洋画。
「なぜその時代のその絵なの?」という私の問いに
「純粋にいい絵だと思うから」というまっすぐな答え。
江戸時代後期から明治時代にかけて日本が200年の鎖国から覚め、西洋のものが次々と入ってきた頃、当時、日本画を描いていた画家は全く技法も表現も異なる西欧の洋画にひどく衝撃を受けたんだそうです。
そのうち「どうしても自分の目で確かめ技法を身につけたい」という熱い想いを押さえきれない画家たちが自力でヨーロッパ(多くはフランス)に渡り始めます。