私の昔のハウスメイト(男)がシンガポール内で引っ越したので、新しいコンドミニアムに遊びに行ってきました。
世界的に不動産価格が下落していますが、シンガポールの家賃相場は去年の夏がピーク(去年の6月には『1年で家賃相場45%上昇』というエントリーを書いています)。 シンガポール人の80%以上がHDBと呼ばれる公団に住んでいるため、民間アパート・コンドミニアムは外国人と(HDBに住みたくない)リッチなシンガポール人が対象。 マーケットが小さいので、非常にvolatileなのです。
リーマンショック後、数ヶ月経ってからシンガポールの賃貸市場も本格的に下落し始めたという噂は聞いていましたが、何と友人が引っ越した新しいコンド(新築、2ベッドルーム + 2バスルーム + 書斎)は大家さんの言い値が月額家賃S$5,000(約33万円)、それを値切り倒してS$3,800(約25万円)で契約したのだそう。 こちらでは家賃の値引き交渉は当たり前とはいえ、24%ディスカウントって初めの言い値がなめてないか?
それはさておき、引っ越しの際、週末同棲状態のガールフレンドに、「(小学生の頃から大事にしている)絵本etc.を捨てたら?」と言われ、ひと悶着あったそう。 たしかに本棚まるまる1段“TinTin”シリーズだったので、そう言いたくなる彼女の気持ちもわかる気がする。
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Home Sweet Home
イギリスで新たなスター誕生
友達のmixi日記で知った。
すでにネット上ではすごいことになってますね。
“Britain’s Got Talent”という“American Idol”のイギリス版TV番組オーディションに出たSusan Boyleというおばさんのお話。 47歳、スコットランド出身。 曲は私の一番好きなミュージカル『レ・ミゼラブル』の”I dreamed a dream”。
YouTubeの画像埋め込みができないので、リンクから見てください、損はさせません(笑)。 歌う前の審査員と聴衆の反応に注目。
YouTube : Susan Boyle – Singer – Britains Got Talent 2009 (With Lyrics)
『日豪ユーモア考』というエントリーでイギリス系の国のユーモアセンス(= sarcastic、ブラック)について書いたのですが、もうひとつの特徴としては、underdog(負け犬)が事前予想に反して勝っていく姿を応援するのが大好き、ってことでしょうか。
私の好きなイギリス映画もすべてこのunderdogが勝ち上がっていく物語かも。
– スラム街で育った少年がクイズ番組で勝ち上がる『スラムドッグ$ミリオネア』
– イギリス北部の鉄工所を解雇された中年男6人組がストリップショーを始める『フル・モンティ』
– 女子のものとされていたバレエでプロを目指す少年の物語、『リトル・ダンサー』
– 父の急死で靴工場をつぐことになった主人公が孤軍奮闘する『キンキー・ブーツ』
彼女のプロフィールは、もーまさにピッタリ。
– 見ての通りの容姿(眉毛、何とかしようよー)
– 無職、教会のボランティアワーカー
– 独身(猫と住んでいる)、結婚経験なし、キスの経験もなし
こうすれば下がる(?)、海外移住のハードル
先週後半からこの週末まで、日本から私の両親が、オーストラリアから夫の両親が来ていました。
「タイミングを合わせて来たらいいんじゃない?」というのはもともと私たちの提案だったのですが、さすがに普段の生活のスケジュールに加えて、2組の両親を、それぞれと個別の時間を持ちつつ一緒のアクティビティーも計画する、というのは大変でした。
2組ともそれぞに国に帰り、夫と私はぐったり・・・
いや、去年はクリスマスもお正月も帰らなかったので、わざわざ会いに来てくれたのは非常にありがたかったし、タイミングを合わせたので両家が仲良くなる機会も持てて一石二鳥だったんですが。
所感ひとつめ。
私たちは国際結婚なので、第3国に住むという選択肢を結構気に入っています。
理由は2人とも自分の国、相手の国、住んでいる国が違うのでそれぞれを客観的に見られるため。 シンガポールは東京から7時間、メルボルンからも7時間、という戦略的立地にあり(だから選んだ訳ではなく、たまたま相手が住んでいたところに、とりあえず私が移住しただけだけど)、立地としては便利で気に入っています。
でも海外に長期間住む場合、気になるのはやはり親のこと。
帰るのに時間もお金もかかるし、それぞれの国が全然違う方向にあるので、1回で2箇所の実家に回れないし、長期休暇は旅行も行きたいし・・・ なかなか全てを満足させるのは至難の業なのです。
思いついたときに帰れるように時間もお金も自由がきく仕事をしたいのですが、まだまだ長期計画の途中だし。
地図が読める女の絶対年感
東京では新婚1週間の友人に会ったので(そう、私が行った日の1週間前が結婚式。 出席できなくてごめん・・・)、「いつ(旦那さんに)出会ったんだっけ? 2006年?」と聞いたら、もう1人の友人に「えっ??? いつから付き合ってるかって西暦で覚えてるの???」とすごーく驚かれました。
「西暦以外でどうやって覚えるんだ? 平成? 陰暦??」と悩んだ私。
答えは「1年○ヵ月前」みたいに、出会った日を起点として覚えているんだそう。
そんなの覚えられるわけないジャン・・・
そしてハタと気づいた。
だから女の人(私以外)は一般的に記念日好きなんだ・・・
付き合った日を起点として、「付き合って半年♪」「あと○日で1周年♪」みたいにカウントアップをしてるから、記念日を覚えられるらしい。
一方、男の人(私含む)は、○年○月○日という(絶対音感ならぬ)絶対年感で覚えている(というか、覚えていないんだが)ので、その日がよっぽどインパクトのある日付でない限り覚えていません。 断言できるが、これは愛情とは全く関係ない、単にあまり意味付けていないので覚えていないだけ。
亭主関白
日本語を習っている夫が、「今日、面白い日本語を習ったよ!」と帰ってきました。
その面白い日本語とは、「亭主関白」。
テキストには、以下のような訳が。
亭主関白だ = The husband is the ruler of his home.
日本語学校では、先生との会話練習で
「Aさんは亭主関白ですか?」
と、聞かれ、
「ぜんっぜん!!!」
と力を込めて答えたらしい。
・・・ま、正しいけどね。
(この日本語のテキスト、「僕は、仕事が恋人です」、「部長の奥さまとゴルフをご一緒しました」etc. シュールでエンターテイニングな例文がたくさん)
「こんな表現があるなんて日本人って面白いねー」といつまでも面白がっているので、「この表現から生まれた大ヒット曲もあるんだよ」とさだまさしの関白宣言をYouTubeで(私の同時通訳付きで)聞かせると、これまた「この人パロディー? ジョークバンド?」とゲラゲラ笑っている。
クリスマス – 伝統が変わる瞬間
案の定、ですが、昨晩の食べ過ぎ、飲み過ぎで朝から胃もたれと二日酔いに苦しんでいます。
夫が「30年間毎年、寸分も違わないレシピで食べ続けてきた」というお義母さんのロースト・ターキーのレシピを事前にゲット(夫が生まれる前に修行したLe Cordon Bleu Londonのレシピだそう)。
シンガポール時間昼12時(メルボルン時間午後3時)には、すでに親戚一同会したクリスマス・ディナー後で完全にできあがっていたお義母さん@メルボルンに電話で指示を仰ぎながら調理スタート。
ロースト・ターキーって作ったことはおろか食べたこともないので、どういう味になると成功なのかもわからなかったのですが、そこは夫の出番。
まずはターキーの詰め物、スタッフィング作り。
私、全然知らなかったのですが、ロースト・ターキーはスタッフィングがその味を決めます。 ターキーはパサパサして味のないチキンみたいな味。
我が家のスタッフィングは2種類。
A : アプリコット、セロリ、くるみ、たまねぎを炒めたもの(写真)。
B : ソーセージ、豚挽肉、フレッシュハーブ(パセリなど)、卵、たまねぎを混ぜたもの。
このスタッフィングが国によって、家庭によって異なり、腕の見せどころなのだそう。
『ニューヨーク・スローライフ』というブログでは
ソーセージ、玉ネギ、セロリ、ハーブ、ガーリックを炒めたところにスープストックを加え、クルトンを入れてふやかしたもの(サンクスギビングデー・ディナー 2008)
だそうなので、我が家のBに近いところが多いようですが、私のお薦めは断然A!
これだけで食べていいくらい美味しい。
子育て環境の良い赴任地
ふと目に止まったこのニュース。
HSBCが世界中の2,155人のExpats(駐在員)を対象に行った調査結果です。
HSBC Bank International conducts the world’s largest expat survey…
調査対象者の国籍が明らかにされていないのですが欧米多国籍企業勤務の人だと思われるので、日本人が駐在する場合に重視される「日本食材が手に入りやすいか?」とか(私だけ?)は反映されていないのですが、独断と偏見でハイライトを引用してみました。
母国を離れて海外で生活する上で重視するのは子育て環境ではないかと思います(→Offshore Offspring)。
子供が屋外で過ごす時間が増えたと回答したのが、トップから順に
1. オーストラリア、2. スペイン、3. フランス
オーストラリアが「アウトドア大国」の名に恥じないトップの座につきました。
なお、ワーストは、
1. インド、2. 香港、3. UAE
遊ぶ場所がない、暑すぎて外に出られない、っていうところでしょうか?
セクシー主婦と王子シェフ
一足早いクリスマスプレゼントとして夫の妹が『Nigella Christmas: Food, Family, Friends, Festivities』というクリスマス料理のレシピ本をプレゼントしてくれました。 私たちがクリスマスプディングを作ったのを聞きつけて、「この本でクリスマスディナーを作ってね」とのこと。 ところが、我が家にはオーブンがない・・・のでクリスマス当日に友達のアパートに押し掛けて使わせてもらうことに。 独身男性なので「オーブンは使ったこともない、ちゃんと動くかどうかもわからない」ということなので、どうなることやら?
このレシピ本著者であるイギリス人料理研究家のNigella Lawson。 私は料理レシピ本大好きで本屋でもよく覗くので何度も写真は見たことがあったのですが、ずっとお色気系だと思っていました。
だって、彼女のwebsiteのトップページが(←)コレだし、レシピ本でも写真がやたらとセンシュアル(sensual)で、材料を手でこねているところのアップ、とか、ねっとりと絡まるチョコレート、とかそんなんばっかりなんだもの。
ところが、良家の出身(お父さんはメイジャー首相時代の大蔵大臣)でオックスフォード大卒のジャーナリストと意外と知性派なのでした。 ご主人が広告業界の大物と話題性も十分。
クリスマスの準備
『多民族国家の祝日の過ごし方』に書いたとおり、多民族国家シンガポールでは、中華系、マレー系、インド系の人たちはそれぞれの祝日をそれぞれの伝統に従って祝うのですが、そのどれでもない私たちは、ぼーーっと何も祝うことなく1年を過ごしてしまいました。
はたと気づけばもう師走。
さすがに、キリスト教徒最大のイベント、クリスマスと、日本人最大のイベント、お正月はきちんと迎えるべきでしょう。 今年はどこにも行かないし・・・
夫の実家ではクリスマスにはいつもイギリス式にローストターキー、クリスマスプディング、ミンスパイなど伝統的な料理をお母さんが手作りしていたのだそう(ロンドンのコルドンブルーで修行したという料理の腕前)。
我が家にはオーブンがないのでローストターキーは断念、ミンスパイは夫が好きじゃないと言うので、週末、クリスマスプディング作りに初チャレンジ。 ありえないほどドライフルーツが詰まったこれです(→)。
300人待ちの幼稚園
東京でも幼稚園や保育園の順番待ちが長い(待機児童人数が多い)らしいですが、シンガポールはもっと激しいようです。 私の友人夫婦2組の話。
A家:夫婦ともシンガポール人。 夫:歯医者、妻:家族企業の2世経営者。 子供は3歳5カ月と1歳5カ月の2人。
B家:夫:フランス人バンカー、妻:元バンカー、現在専業主婦。 1歳の子供+来春2人目予定。
2組ともフルタイム(住み込み)のメイドを雇っています(シンガポールのメイド事情はこちら→『6家庭に1軒がメイドを雇う社会』)。 子供が2 – 3歳までは住み込みのメイドに任せ、2 – 3歳になったらPre-school(その名の通り小学校の前に通う幼稚園/保育園)に通わせるとのこと。
この順番待ちがすごい。
A家の場合、7月に生まれた子供を(2歳半から通わせるために)その年の9月にPre-schoolに申し込んだところ、すでに100人待ち。
B家の場合、12月に生まれた子供を(同じく2歳半から通わせるために)次の年の5月に申し込んだところ、300人待ち。
300人待ちってどのくらいの人がダブルブッキング(っていうのかな?)しているのかよくわかりませんが、待って入れるものなんでしょうか?