クリスマス – 伝統が変わる瞬間

案の定、ですが、昨晩の食べ過ぎ、飲み過ぎで朝から胃もたれと二日酔いに苦しんでいます。
夫が「30年間毎年、寸分も違わないレシピで食べ続けてきた」というお義母さんのロースト・ターキーのレシピを事前にゲット(夫が生まれる前に修行したLe Cordon Bleu Londonのレシピだそう)。
シンガポール時間昼12時(メルボルン時間午後3時)には、すでに親戚一同会したクリスマス・ディナー後で完全にできあがっていたお義母さん@メルボルンに電話で指示を仰ぎながら調理スタート。
ロースト・ターキーって作ったことはおろか食べたこともないので、どういう味になると成功なのかもわからなかったのですが、そこは夫の出番。
stuffing.JPGまずはターキーの詰め物、スタッフィング作り。
私、全然知らなかったのですが、ロースト・ターキーはスタッフィングがその味を決めます。 ターキーはパサパサして味のないチキンみたいな味。
我が家のスタッフィングは2種類。
A : アプリコット、セロリ、くるみ、たまねぎを炒めたもの(写真)。
B : ソーセージ、豚挽肉、フレッシュハーブ(パセリなど)、卵、たまねぎを混ぜたもの。
このスタッフィングが国によって、家庭によって異なり、腕の見せどころなのだそう。
『ニューヨーク・スローライフ』というブログでは

ソーセージ、玉ネギ、セロリ、ハーブ、ガーリックを炒めたところにスープストックを加え、クルトンを入れてふやかしたもの(サンクスギビングデー・ディナー 2008

だそうなので、我が家のBに近いところが多いようですが、私のお薦めは断然A!
これだけで食べていいくらい美味しい。


before_roast.JPGシンガポールは欧米人が多いので普通のスーパーで冷凍ターキーが売っていました。 小さそうなのを選んだのですが、それでも4.2kg・・・s$30(= 約2,000円)でした。
スタッフィングを詰めていざオーブンにIN!(左はオーブンに入れる前の図。 徒歩10分の友達のオーブンを借りたので、夫はスタッフィング込みで推定重量6kgのターキーを抱え、家と友達の家を往復)
本来は足をたこ糸で縛らなければいけないのに、家にたこ糸がなくそのまま投入。
after_roast.JPGここからは、愛情と根気の世界。
30分おきに、丁寧に肉汁を上から何度もかけます(夫に任せきりでしたが)。
焼くこと3時間、右は焼き上がりの図(焼きムラがあるけど)。 やはり足を縛らなかったので、ちょっとあられもない姿に(笑)。
したたりおちた肉汁に小麦粉と塩・こしょうを加えてグレービー・ソースも作ります。
christmas_dinner1.JPG
christmas_dinner2.JPG今年のクリスマス・ディナーは友人たちも誘ったのですが、皆、家族とディナーか旅行とのことで2人きり。
付け合わせは(30年間夫が食べていたのは)ロースト・ベジタブル(ポテト、パンプキン、キャロット他)なのですが、ヘルシーにしよう、と茹で野菜にしました。 ターキーと一緒に食べる伝統的なロースト・ハムその他、もろもろの付け合わせも省略。
結果は、見事、夫に「そうそう、こういう味!」と言ってもらえ、伝統の継承成功です。 これだけ時間と愛情をかけて作ると、やっぱり家族や親戚で大勢で食べたくなるのがわかる気がします。
このままでも十分美味しかったのですが、私から提案しました(注文ではない)。

  • ターキーよりチキン(もしくはダック)の方が美味しいんではなかろうか?(フランスではターキーではなくグース(がちょう)らしい)
  • グレービーソースの味が苦手(重すぎて食べられず、ひとり塩・こしょうで食べた)。 違うソースにトライしたい。

同じことを思う人はイギリス人にも多いらしく、義妹にもらったレシピ本『Nigella Christmas: Food, Family, Friends, Festivities』にもさまざまな応用レシピが紹介されていました。
・・・ということで、来年からは、種々アレンジを試みることに。
pudding_source.JPG3週間前に作ったクリスマス・プディングは、絶品な味でした。
この味、日本人は嫌いな人が多いらしいのですが、ドライフルーツもナッツも大好きな私は大好きです(かかっている白いソースはブランデー・ソース)。
さて、巨大ターキーを2人で1/4くらいはがんばって食べたのですが、まだ3/4も冷蔵庫に居座っています。
お節料理と同じく1年に1回で十分ですね・・・


4 responses to “クリスマス – 伝統が変わる瞬間

  • beaver

    ターキーやスタッフィング、プディングがおいしそうですね。本格的です。私はローストチキンを1羽買ったのですが、今年は夫がいないためひとりで食べ切れずに冷蔵庫にいれてあります。みなさんターキーやチキンが残った時はどうしているのでしょうね。ほかの材料とあわせてカレーにしてみようかな、、、。

  • isoyan

    こんばんは。
    ステキなクリスマスでしたね。
    ロースト・ターキーも美味しそうですが、ナッツ、ドライフルーツ大好きな私はクリスマス・プディングにも
    惹かれます。是非食べてみたいです。
    伝統の継承は日本では嫁としての仕事!と取られるようですが、私はあまり美味しいと思えない物を作るのはしんどいな~と思いますのでまだチャレンジ半ばです。
    (ちなみに牛肉のかたまりをニンニクのすり下ろしと醤油のみで炊きあげるものです。辛くてパサパサしてます(TT))
    そんなこんなで正月に夫の実家に帰るのは憂鬱であったりします。
    いっそ私の父のいるジャカルタのほうが何もしなくて良いのでいいな~と思ったり。。。
    来年も良い年になりますように~~

  • R-50.

    はじめまして!
    ロースト・ターキーにつられてたどり着きました。
    伝統を受け継くって、素晴らしいですね!
    お義母さまのコルドンブルーとは比べ物になりませんが、
    私も20数年来、ターキーを焼いています(お手軽スタッフィングですが)
    残ったターキーとフィリングとグレービーを合わせて、
    パイシート(これもまたお手軽でお恥ずかしいですが)につつんだ
    ターキーパイも定番です。
    クリスマスプディング、とっても美味しそう!
    レシピ参考にさせて頂きますね!

  • la dolce vita

    >beaverさん
    ありがとうございます! でもチキンの方が美味しいと思います。
    >みなさんターキーやチキンが残った時はどうしているのでしょうね。
    web上では、残り物ターキーのレシピが溢れていますよ、上で引用した『ニューヨーク・スローライフ』にもたくさんありました。 今日はとりあえず残り物活用の定番らしいターキー・サンドイッチにしました。 明日はフレンチオニオンスープに入れてみようと思っています。 カレーもいけそうですね!
    >isoyanさん
    >ロースト・ターキーも美味しそうですが、ナッツ、ドライフルーツ大好きな私はクリスマス・プディングにも惹かれます。是非食べてみたいです。
    ナッツ、ドライフルーツがお好きならきっとプディング、お好きだと思いますよ。 最近は日本でもデパートで売ってますねー、でも手作りが一番美味しかったです。
    >伝統の継承は日本では嫁としての仕事!と取られるようですが、
    そうですね、家庭によるようですね。 うちは離れていて頻繁に帰れないので、レシピを送ってもらって作るのは義父母孝行の一環です。 夫は全然こだわりないらしい、でも義母が喜ぶので。
    isoyanさんこそ、良い年をお迎えください!
    >R-50さん
    >私も20数年来、ターキーを焼いています(お手軽スタッフィングですが)
    20数年とは素晴らしいですね、私はまだ1年目です。
    ターキーパイ、残ったターキーの活用に最高かもしれません。 試してみます! ありがとうございました。
    プディングは美味しかったです、ぜひ試してみてください☆

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