Category Archives: 時事
話題が古いですが、先日のアカデミー賞で司会をつとめたヒュー・ジャックマンのオープニング・ショーがよかったと聞いたので、YouTubeで見ました。
VIDEO
ヒュー・ジャックマンはこちら で紹介した映画『オーストラリア』主演で、米ピープル誌に”世界一セクシーな男”に選ばれた超イケメン俳優なのですが、ひとりでここまでやるとはあっぱれ。 すっかりファンになりました。
彼のオープニングのブラックジョークが効いてましたねー
I am an Australian who played an Australian in a movie called “Australia”.
(私は『オーストラリア』という映画でオーストラリア人役をやったオーストラリア人です。)
と、自己紹介した上で、
Everything is downsized because of the recession. Next year, I’ll be starring in a movie called New Zealand.
(不況のせいですべてが縮小されています。 来年は、『ニュージーランド』という映画で主演します。)
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投資銀行の次はユニバーサルバンク。
世界屈指の大手銀行が次々と国有化(準国有化)されています
英銀大手のロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)はすでに政府出資比率が70%くらいに達しているし(優先株転換後)、シティグループがまたもや米政府から資金注入を受け、実質政府管理下に入っています。 次はバンカメだと言われているし。
REUTERS : RBSが英企業史上最大の赤字、政府資産保護スキーム活用へ
REUTERS : 米政府がシティ普通株転換で出資率最大36%に
The Economist : Citi limits
もちろん政府の資金注入の財源は国民の税金なので、米国民や英国民が今後どうやってこのツケを払うのか、という点は気になるところ。
一方、以前『アイスランド破綻に思うこと』 で書いたのですが、アイスランドのニュースを聞いて一番先に脳裏に走ったことは「ひょっとしてシンガポールもやばい?!」。
小国は機動力があるので大胆な政策実行が可能であることは、このブログでもシンガポール政府の政策を例にあげ何度か書いていたのですが、カラダが小さいので、いったん逆風が吹き大津波が来ると一気に飲み込まれてしまう可能性があるのではないかと小国のvulnerability(脆弱性)に思いが及んだのでした(アイスランドは銀行がGDP数倍もの借金を抱え、その経済規模に比してレバレッジがかかりすぎたのが原因との認識ですが、違えば教えてください)。
今のところ、シンガポールは経済構造的には貿易国なので大不況になっています。 政府系投資ファンドのテマセックが去年3月から11月の間に投資ポートフォリオの評価額が31%下がり、CEOが交代したりしています。 銀行預金は政府によって全額保護されているので、シティにほぼ全財産がある私たちは静観していますが(頼むよ、ほんと・・・)、小国ゆえに内需だけで復活できないため、今後については読めず・・・
IHT : Value of Temasek portfolio slides with global markets
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ブログ読者の大塚さんから「シンガポールの新聞を取っているのか?」、同じく読者のおがわさんから「読んでいる英語ブログを教えてほしい」というリクエストを頂きましたので、私の情報ソースについて。
■ テレビ
私も夫もテレビは全く見ません(テレビは家にあるけどDVD再生ディスプレイと化している)。
・・・とはいえ、映像は好きなので、気になったニュースはBBC website で映像で見ます。 たまにwebsite上で生放送もやっています(オバマの大統領選勝利宣言スピーチ も今週の就任後初の議会演説もBBC website で生放送で見ました)。
テレビ東京のサイトで前日のワールドビジネスサテライト が見られるので、これも興味あるものだけ見ます。
■ 新聞
定期購読している新聞はありません。
こちら に書いたように、夫はInternational Herald Tribune(米) 、The New Yorker(米) をwebで拾い読みしています。 私は大手新聞社のwebsiteは気になったニュースがあったときに、「ソースの確認」をしに見る程度(ソースの確認については後で)。
また、上記IHT やNew Yorker など海外の新聞社のサイトも夫が面白い記事のリンクをよく送ってくるので、それは読むかな・・・
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先週は1週間ロンドンからブラジル人の友人が出張できていたので、何度か一緒にご飯を食べに行きました。
シンガポール在住の友人(フランス人、イスラエル人、アメリカ人、ドイツ人、シンガポール人)に夫(オーストラリア人)と私(日本人)で集まると、アフリカ大陸以外の全ての大陸出身者が一同に会したことになり、そのdiverseなメンバーで同じ話題で盛り上がる、それぞれの視点から会話に参加する、私が一番INSEADに行ってよかったなー、と思う瞬間です(→『世界一国際色豊かなMBA』 )。
その中で盛り上がったのが、今後世界ではどんどんGated Communityが増えていくのだろうか?という話題。 Gated Communityとは、ゲートや塀を設けるなどして住民以外の敷地内への出入りを制限することで通過交通の流入を防ぎ、防犯性を向上させた住宅地のことで、アメリカでは富裕層が住むのはもはや常識。 ところが、ブラジルではアメリカを上回る勢いで急速にGated Communityが増えているのだそう。
Wikipedia : ゲーテッドコミュニティー
ブラジルの都市部の治安の悪さを考えると納得。 経済成長に伴い増えてきた新興富裕層がどんどんGated Community内に引っ越しているのだそう。 大きなものになると中にスーパーはもちろんのこと学校まであるので、外に出ずにすべての用を済ませることができ、空港や駅などゲートの外の主要ポイントにはセキュリティに守られたシャトルバスが出るらしい。 庭師やメイドなどはゲートの外の世界から通い、門ではIDを見せ厳しいセキュリティチェックが行われます。
「外の世界の嫌なことからは目をそむけ、外の労働力を利用しながらゲートの世界にこもる生活はどうなんだろうねー、気持ちはわかるけど・・・」と皆で話していたときに、私が最近薄々と思っていたことをぶつけてみました。
「でもさ、シンガポールって国全体がGated Communityみたいじゃん」
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以前こちらのエントリー で紹介した“MONOCLE” という世界を飛び回るジェットセッターをターゲットとした雑誌(英)に、佐賀県の古民家をNYのホテルの中で再生したという記事が載っていました。
MONOCLEの記事はオンラインにありませんが、佐賀ニュースのサイトにはこちら(↓)の記事が。
佐賀の古民家、NYで再生 鹿島の建築家ら
時速3kmの世界「vol.6 鹿島市の農村を歩いて」
佐賀県に残る、昔ながらの伝統工法を用いたヨシ葺き屋根の民家がどんどん解体されていくのに見るに耐えなくなった建築家と大工の棟梁が、NYのレストラン経営者と出会い、解体した古民家の材料の移築・再生先を一緒に探した結果、俳優ロバート・デ・ニーロが経営するGreenwich Hotelの内装として復活することになった、というもの。
ホテルのプールがこんな風に梁を活かした素敵な空間になっています。
次のプロジェクトもニューヨークとカリブ海で決まっているとか。
MONOCLEには、プロジェクトを手がけたNYのレストラン経営者の言葉として、「悲しいことに、こういう建物の価値を認めるのは、日本人より欧米人なんだよ」という一文がありましたが、これは他の国でも本当にそう。
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大学生の頃、世界で一番好きな都市はロンドンでした。
イギリス帰国子女の友人に影響されていただけなんですが、あの頃の「好き」にかけるエネルギーと情熱がちょっと懐かしい。
カムデンやポートベローで買った古着を着てDr.Martenブーツ履いてOasisやBlurなどブリットポップ聞きながらロンドンに行くためにバイトに励み、少しでも長く滞在しようと安宿に泊まったり大学のサマーコースに行ったりしました。 滞在中もお金がないので、TESCOやSainsburyで買ったパンにチーズを挟んだサンドイッチが基本食、TESCOのスコーンがたまの贅沢。
1980年代のサッチャー政権による規制緩和や構造改革が効果を現し始めた頃だったけど、まだニューヨークに比べるとメインストリームではなくエッジーでアンダーグラウンドな空気が若かりし私の感性にマッチし、足しげく通っていました。
そんなことを思い出したのは、1990年以降のロンドンを時代ごとに付けられたニックネームで振り返ったThe Economistの記事。 とても面白かったので、エッセンスだけ紹介。
The Economist : Reykjavik-on-Thames
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シンガポールのmarket place(paragon)という欧米人が多いちょい高級スーパーでレジに並んでいると、私の前にどこかで見た顔の人が。 「うーん、どこで見たんだろう?」としばし悩んで気づいた(右の写真の人)。
・・・と言ってわかる人は少ないと思いますが、HBS(ハーバードビジネススクール)の教授であり『イノベーションのジレンマ』 の著者であるクリステンセン教授。 下記のインタビューで、クリステンセン教授がシンガポールに住んでいること(通年ではないと思うが)を知って覚えていたのでした。
CNET Japan : イノベーションのジレンマに陥る優良企業たち
インタビューの中で私が面白いと思った箇所は以下。
—破壊的イノベーションの原理は国家にもあてはまりますか。
そうですね、私が今シンガポールにいる理由もそこにあります。 シンガポールは日本の経済停滞に対し、破壊的イノベーターと似た立場にあると思われます。
日本が経済大国となった背景には、日本企業が破壊的イノベーターとして貢献したことが挙げられます。 例えば、ソニーは安い小型ラジオを、キヤノンは卓上コピー機を作りました。ローエンドから始まったこれらの企業が今ではハイエンドへと移行し、そして行き詰まりを迎えています。
シンガポールは、過去の日本と同じ境遇にいます。 つまり、ローエンドから始まり、単純な製品の生産拠点として、また安い労動力を武器に海外投資の誘引に成功しました。 しかし今は、ハイエンド側へと移行しすぎています。 シンガポールは、新しい破壊の波をデザインし、生み出さなければなりません。
破壊的イノベーションのコンセプトを知らない方は、以前『次の破壊的イノベーションは何だ?』 というエントリーで書いていますが、Harvard Business Reviewのサイトで『イノベーションのジレンマ』のエッセンスの講義ビデオ(英語)が見られるのでこちらもどうぞ(↓)。
HB : Clay Christensen Explains Disruptive Innovation
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ついに恐れていたことが起きてしまいました。
日本でも報道されていると思いますが、オーストラリア南東部のビクトリア州では記録的熱波のため、7日(土)大規模な山火事が発生し、夫と夫の家族が30年以上にわたり家族ぐるみの付き合いを続けてきた友人の家が全焼してしまったのです(写真はAFP )。
火事の様子を伝えるBBCの映像(↓)。
BBC : Australian fire death toll rises
Scores die in Australian inferno
その友人夫妻には私たちのメルボルンでの結婚式の司会をお願いしたため、昨年1月にはメルボルン北東100kmほどにある自宅近くに挨拶に行きましたが、広々とした牧草地が広がるのどかな丘陵地帯でした。 ワイン名産地の近くでワインセラーを改造したオシャレなワインバーで飲んだワインが美味しかったなー
その付近は現在まだ鎮火されておらず近づけないそうです(住民に避難命令が出て避難したため、身は安全でしたが)。
現地の別の友人によると、1分間に1kmのスピードで火の手が広がったため、亡くなった人の多くは車で逃げる途中だったとか。
オーストラリアでは何年も深刻な干ばつが続いており、水不足が住民にも影響を及ぼしている様子は以前『水は国家の命綱』 に書きました。 今年に入ってメルボルン郊外で最高気温が47.9度に達するなど「100年に1度の熱波」に襲われています。
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最近あまりに暗くなるようなニュースが多いですね。
インドでのんびりしていた間に加速度がついているような・・・
そんなニュースからひと息どうぞ〜、ということで、最近なごんだビデオとちょっと感動した写真の紹介。
最近なごんだビデオはこちら。
VIDEO
世界各地のストリートミュージシャンがBen E. Kingの”Stand By Me”を歌う姿をミキシングしセッションにしたもので、Where the Hell is Matt? (2008) を彷彿させます。
Playing for Change というサイトの企画で、「音楽の力で世界に平和を」という趣旨。 “Don’t Worry” など他の曲や、実際に南アフリカに音楽学校をつくっている映像などYouTubeで見られます。
YouTube: Playing for Change
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またもや古い話ですが、去年の大晦日 は夫のINSEADクラス同窓会 & 新年カウントダウンがシンガポールで開かれました。
集まった約50人のうち、半分以上はヨーロッパから休暇ついでにやってきていたのですが、再会を喜び近況報告をしていても、ついつい話題は不況の話に。
『MBAの同窓会』 で書いたように、MBAという自己投資の成功の証は卒業後の進路なので、ついついお互いの地位・給料を値踏みしたりといったことが起こりがちなのですが、さすがにこの環境下、アグレッシブな雰囲気は身を潜め(雇われ人の中では最も高給取りのインベストメント・バンカーの職が真っ先に危うくなったからですが)、お互いにいたわり合う空気が漂っていました。
それにしても、シンガポール在住者に比べ、ヨーロッパ在住者の暗さが際立っていました。
シンガポールも不況ですが、「アジアは今まで毎年高成長してきたのが、2009年はゼロになるだけで2010年になればまた成長軌道にのるだろう」という楽観的な人が多いんですが、ヨーロッパ(特にイギリス)在住者は悲観的でしたねー
世界的に企業が雇用調整を進めているため、金融以外でもレイオフの話をちらほら聞きました。 不採算部門ごと、支店閉鎖のため、当該部署・支店の人員を全員クビにしたり(一応、「本社のある○○に移らなければ解雇」などオプションも与えられるらしいが)、人件費が高いシニア・ミドルもバッサバッサと斬られるので、もはや「大企業の正社員だから安泰」「高学歴・MBAだから安泰」は全くない世界です。
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