最近、ブログを通して頂くメールの数も多くなり、ブログ歴も5年以上ということもあり、インターネットを通して知った人に質問する際の質問力について書くことにしました。
下記に書くことは「もしかして自分のことでは?」と思う人がいるかもしれませんが、今までの経験(自分がしてきた失敗も含め)から得た一般的な話です。 特定の個人に向けたものではありません。
「もしかしてブログをやっていない人は知らない人からメールを受け取ることがそもそもあまりないので、下記のようなことに気づかないのかな?」と思ったので「知っている方が、知らないよりいいことがあるだろう」という思いからです。
ブログを書く目的というのは人それぞれですが、私が少しでも役に立つことを書こうと思うのは、基本的にはペイ・フォーワード(自分が受けた思いやりや善意を、その相手に返すのではなく、別の相手に渡す)の精神です。
これに気づいたのは、ヨーロッパMBAを目指し、夏休みを利用してLBS(ロンドン)、IESE(バルセロナ)、INSEAD(パリ郊外)にキャンパスビジットをしたとき。
たまたま検索で現役IESE生(日本人)のブログを発見し「今度キャンパスビジットするんです」とメッセージを送ったところ、忙しい学生生活の中、時間を割いてキャンパス案内をしてくださいました。 おまけにLBS在学中の友人まで紹介して頂き、そこでも数人の日本人学生から受験アドバイス、学生生活の話など聞くことができました。
Category Archives: 7. 心・精神
インターネット時代の質問力
本1冊で13,000年を俯瞰する
我が家は夫婦ともに読書好きなのでインドでも本ばかり読んでいたのですが、久しぶりに身震いするような本に出会いました、『Guns, Germs, and Steel: The Fates of Human Societies 』(日本語訳:『銃・病原菌・鉄』
)。 出会ったといっても夫が持っていた本なので、うちの本棚に眠っていたのですが(しかも、以前薦めたのに私が興味を示さなかった、と言っていた。 記憶にない・・・)。
以前、『映像でおさらいする20世紀』というエントリーで、以下のように書きました。
世界史を俯瞰するのは結構難しく、「1192(いい国)創ろう鎌倉幕府」のように「点」で覚えるだけでは十分でなく(というか意味がない)、大河なる流れのように一国の歴史を「線」で捉えるのはもちろんのこと、「1910年頃」と問われれば「日本では日露戦争が終わり韓国併合へと軍備拡張へ進んでいた頃、ヨーロッパは第一次世界大戦前のつかの間の平和、アメリカは大量生産時代の始まりによる経済大国への躍進」と「面」でイメージする必要があります。
その上、世界にはオスマントルコ帝国→ハプスブルク家→オーストリア・ハンガリー帝国→ソ連下共産主義と支配者が変わったハンガリーみたいな国(地域)がほとんどであり、それらすべてを俯瞰するためには、頭の中にGoogle Mapを持って自由に飛び回りつつ、それに時間軸がついている、みたいな四次元な世界を作る必要があるわけです。
「頭の中に、自由にズームイン・アウトしながら縦・横・斜めに自由に展開できる時間軸つきGoogle Mapを持ちたい」というのは、私の密かなる野望ですが、この本は20世紀どころか過去13,000年の人類の進化を地理学、進化生物学、言語学など専門知識を駆使しながら鮮やかに1冊で解くすさまじい本です。
著者自身の本書の要約は以下。
History followed different courses for different peoples because of differences among people’s environments, not because of biological differences among peoples themselves.
歴史は、異なる人びとによって異なる経路をたどったが、それは、人びとのおかれた環境の差異によるものであって、人びとの生物学的な差異によるものではない。
タイトル「銃・病原菌・鉄」はヨーロッパ人が他大陸を征服できた直接要因を凝縮したものですが、なぜ逆(例えば、インカ帝国の原住民がスペインを征服する)ではなかったのか? 究極要因まで突き詰めて解き明かす、目からうろこだらけの本。
Strengths Finderをやってみた
ずいぶん乗り遅れていますが、ちまたで話題になっていたのでStrengths Finderをやってみました。
勝間和代さんお薦めの『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう』についている強み分析テストです。
本の中でなかなかショッキングだったのは以下の箇所でした(英語で読んだので意訳です)。
アメリカ人、イギリス人、フランス人、カナダ人、日本人、中国人の老若男女に聞いたところ、みな自分の”強み”ではなく”弱み”に注目していた。
最も”強み”にフォーカスする文化はアメリカで41%が「”強み”が人を伸ばすのに最も役に立つ」と答えた。 最も”強み”にフォーカスしないのが日本と中国で、24%しか「成功への鍵は”強み”にある」と答えなかった。
確かに・・・
小学校の頃から改善点の指摘ばかり具体的に受けて、いいところの指摘はものすごく曖昧だったような・・・(「全体的によくできます」、みたいな)
初め『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう』の原書である『Now, Discover Your Strengths』
を図書館で借りて来て読んでいたのですが、Strengths Finderは1回しか受けられないので新品でないと意味がないので結局、『Strengths Finder 2.0』
というversion 2.0の方を買ってしまいました。
達人の人脈術と感情術に学ぶ
以前、レバレッジシリーズの本田さんからメールを頂いた、という話を書きましたが、本田さんのお友達ということで、シンガポール在住、リーダーズアカデミー社長の嶋津さんをご紹介頂きました。 『だから、部下がついてこない! 』などのビジネス本著者でもあります。
なお、本田さんが嶋津さんに私を紹介したときの言葉が「おもしろいブログを書く人だから会ってみたら」。
『人は意外と会ってくれる』に書いたように、私はシンガポールに来て以来、INSEAD卒業生ネットワークを活かしてシンガポールでの人脈を広げようと努めてきました。 これは卒業生という共通のバックグラウンドがあってからこそ人は会ってくれるものだと思っていたのですが、最近、私のブログを読んだ方から「この人とぜひ会ってみたら?」と言われることが増えています。 ありがたいことです。
私はレバレッジシリーズの中では、『レバレッジ人脈術』がお気に入りで、その中から実践していることもあるのですが、本田さんは本当に本に書いてある通りにされていました(「メールの返信は自分の返信が最後になるようにしている」など)。
新年明けましたが・・・
正月早々、こういうエントリーもどうかと悩みましたが、書かないと新年のご挨拶をしない理由にならないので書くことにしました。
私の2009年は、元旦未明に祖母が亡くなるという訃報で明けました。 私が大学を卒業して東京で就職するまでの22年間、実家で一緒に暮らした祖母です。
諸般の事情により葬儀が翌日(つまり今日)になったため(正月はどこもかしこも営業しておらず大変なのです)、シンガポールに住む私とニューヨークにいた弟は葬儀にも行けませんでした。
こういう時に一緒に住んでいる家族がいるというのはいいものですね。
祖母の最期を見送ることもできないという現実に、10秒前は笑って話していたかと思うと突発的に号泣するスコールか鉄砲水のような私に、今週は会社を休んだ夫がついていてくれています。
・・・というわけで、新年のご挨拶は控えさせて頂きますが、本と映画の紹介を。
以前紹介した『3週間続ければ一生が変わる』という本にこうありました。
73. 『モリー先生との火曜日』はぜひ読む
2008年をふりかえる
今年も最後の日になりました。
年初には想像もつかなかったような年の瀬を迎えていますが、皆さまにとってはどんな年だったでしょうか?
私は『幸せはバランスの上に』というエントリーで書いたように、下記カテゴリーそれぞれ月間/年間/5年後の目標を立てています。
– ビジネス・キャリア
– マネー・ファイナンス
– 教養・知識
– 趣味・プライベート
– 健康・美容
– 心・精神
今年は、私にとって大きな節目の年でした。
Life is full of decision making.
一つの道を歩むと決めることは、その他の道を歩まないと決めるということ。
仕事を辞め、東京からシンガポールに移住してきた私は、東京に居続けたらできたかもしれないもろもろの可能性を置いてきました。
結果、上記項目の中でプライベートの満足度が高く、キャリアの満足度が低い年になりましたが、長期的に理想とするライフスタイルを実現するための転機になった1年だと、後から必ず振り返る日がくる、と信じています。
このブログを始めることも今年の目標のひとつでした。
波が来るときまで足腰を鍛える
突然、本田直之さんからメールを頂きました。
そう、今までレバレッジシリーズの本を紹介してきた(→1, 2, 3)ビジネス著者、コンサルタントの本田さん。
6月から始めたこのブログ。 たまに驚くような方にメール頂くのですが、今回はビックリしました。 本田さん、ありがとうございます。
私にとって本田さんはビジネス本著者でありサーフィンの先輩なのです。 暴露するのも恥ずかしいのですが、私は2年くらい前まで波乗りしていました。 とは言えサーフィンは数回トライした後、難しすぎて挫折。 もっぱら千葉がホームグラウンド、ハワイ・バリの波にもチャレンジしたことがある万年初心者ボディボーダーでした。
波なしのシンガポールに移住したので完全に遠ざかっていますが、男の子が生まれたらサーファーに、という自分勝手な夢を抱いています。
で、今も波の映像を見るだけで興奮するのですが、波乗りが好きな最大の理由のひとつが「波乗りはまるで人生の縮図」だからでした。
(注:ここからは飲み会でサーファーに語らせるとこうなる、という疑似体験をどうぞ)
国家は人を容れる器でしかない?
昨日の夜遅くに上海・北京の旅から帰ってきました。 最終日の万里の長城が見事に晴天で、日焼け止めを持って行かなかったため、顔が雪焼けのように腫れ上がっています。
上海・北京でお世話になった皆様、ありがとうございました。
私が中国に行こうと思ったきっかけは華僑の国に住み、華僑に興味を持ったためですが、中国で出会った(街であいさつしたとかいうレベルではなく、友人に連れて行ってもらった飲み会・イベントなどで話をした)人々も、台湾人、香港人、台湾系アメリカ人、香港系オーストラリア人、シンガポール人、中華系マレーシア人・・・華僑ばっかり。
私は中国語ができないので、英語でのコミュニケーションに限られてしまったのですが、上海生まれの上海育ち、今は上海で欧米系高級ブランドの戦略チームに属し、さぞかし上海でハッピーかと思われた友人も「娘のためにシンガポール移住を考えている」とかで娘さんはシンガポール人候補。
よくあちこちと動き回り、そしてよく自分たちだけで集う人たちである・・・
上海恋愛マーケット分析
あまりにもよく聞く話なので、まとめることにしました。
情報ソースは昨日も触れた以下のカテゴリーに属する友人たちです。
- 中国にチャンスを見出して移住し、自分でビジネスをしている欧米人
- 幼少期に香港・台湾から家族ともども北米・オーストラリアに移住し、欧米で教育・キャリアを積んだ後、過去5年以内に上海・北京に移ってきた(香港・台湾出身)中国人
以下の現象はアジアでは程度の差こそあれ、ある程度存在する現実だと思いますが、上海はかなり極端なケースなのかな、と思います。
私の友人たちによると上海の恋愛マーケットには明らかな恋愛格差があり、上海に住む中国人女性の間では男性は以下のようにランキングされるそう。
- 香港人、台湾人(中国語を話し、香港・台湾のパスポートを所持し、国際的であるため)
- 外国パスポートを持つ中国人returnees(帰国子女の意味だが、外国パスポートを持つくらいなので海外在住経験が長いのが特徴)
- 多国籍企業駐在員などリッチな外国人(中国語は話せないし文化的にも異なるが、外国パスポートとお金を持っている)
- 外国パスポートを持たないリッチな中国人
- 貧乏外国人(英語の先生など)
- 上海出身中国人
- その他中国人
オフ会@シンガポールのご報告
昨日、以前告知していたブログのオフ会をシンガポールの和食レストランSUN@Centralにて開催しました(写真を撮ろうと思っていたのに、カメラを忘れてしまった)。
シンガポールというほとんどのブログ読者の方を無視した場所設定だったので、「最小遂行人員2名」で本当に2名だったりして・・・、と思っていたのですが、7名の方に参加頂きました。 みなさん、ご参加ありがとうございました。
オフ会というものに参加したこともないのに開催してみたのですが、全員初対面なのにあまり違和感がなくて不思議な感じでしたねー
以下、私の感想です。 参加された方、もしよろしければ感想を書き込んでください。
1. 似たような人が集まる
今日さっそく昨日の参加者の1人から「ブログの主催者と同じような方が集まるのですね」という感想を頂きましたが、ほんと、関西人、留学経験者、MBAホルダーばかりでした。
想像するに、共感できるところがないとブログを読み続けるのが苦しくなるからではないでしょうか? 特にこのブログは文字が多いし。