突然、本田直之さんからメールを頂きました。
そう、今までレバレッジシリーズの本を紹介してきた(→1, 2, 3)ビジネス著者、コンサルタントの本田さん。
6月から始めたこのブログ。 たまに驚くような方にメール頂くのですが、今回はビックリしました。 本田さん、ありがとうございます。
私にとって本田さんはビジネス本著者でありサーフィンの先輩なのです。 暴露するのも恥ずかしいのですが、私は2年くらい前まで波乗りしていました。 とは言えサーフィンは数回トライした後、難しすぎて挫折。 もっぱら千葉がホームグラウンド、ハワイ・バリの波にもチャレンジしたことがある万年初心者ボディボーダーでした。
波なしのシンガポールに移住したので完全に遠ざかっていますが、男の子が生まれたらサーファーに、という自分勝手な夢を抱いています。
で、今も波の映像を見るだけで興奮するのですが、波乗りが好きな最大の理由のひとつが「波乗りはまるで人生の縮図」だからでした。
(注:ここからは飲み会でサーファーに語らせるとこうなる、という疑似体験をどうぞ)
サーフィン映画などでしかサーフィンを観たことがない人は「華麗で気持ち良さそう」という印象かもしれませんが、(少なくとも初心者にとって)サーフィンは「海に入っている時間の95%は辛い」スポーツです(そのため、私は「サーファーは全員マゾである」という仮説を持っています)。
何が辛いって、
波のあるところ(沖)まで出ていくのに手で漕ぐ(パドルアウト)のが辛い
波を待っている間に太陽にじりじりと焼かれるのが辛い
波が来てもさまざまな理由で波に乗れないのが辛い
大波をうまくやり過ごせず(スルーできず)に波の中でまかれてまかれて息ができなくなるのが辛い
海水を大量に飲んでしまうのが辛い
波に岸近くまで押し戻されて、またパドルアウトしなければいけないのが辛い
実際のサーフィンはこんな感じ(↓)で、本当に人生の縮図なのです。
- 波(チャンス)はどこにでもあるわけではなく、波(チャンス)がくる場所に自分で泳いでいかなければいけない
- 波(チャンス)がくる場所にいるためには、波を読む目が必要
- もちろん波(チャンス)のある場所には人が集まる
- よい波(チャンス)が来たとしても、その瞬間までに準備ができていない人は波に乗れず、やり過ごすことになる
- 波(チャンス)に乗れたとしても、波のスピードについていけない人は途中で波から降りることになる
- 何度も何度も練習し、波がくるたびにチャレンジし、波にまかれたり水を飲んだりしながら、それでもチャレンジし続ける人だけが、最後に華麗に乗れるようになる
同じ趣旨ですが、トレンダーズ社長経沢さんの『自分の会社をつくるということ』という本にあった次の一節も好きです。
いい波が来るときまでしっかり足腰を鍛えておくから波が来たときに最高の状態で乗れる
今の不況も足腰を鍛えるための機会なのかなー、と思いつつ。
よいクリスマスをお過ごしください。
メリー・クリスマス!
December 24th, 2008 at 7:46 pm
mixiの足跡から定期的に拝読させて頂いています。
たしかにサーフィンは人生の縮図だと思います。一年中サーフィンをやっている人は
マゾ+かなり精神的に強い人が多いと思います。
日本はこれからハードコアなサーフィンのベストシーズンです。
耳や手の感覚が無くなりながら波乗りします!
December 24th, 2008 at 11:42 pm
>yusukeさん
>日本はこれからハードコアなサーフィンのベストシーズンです。
>耳や手の感覚が無くなりながら波乗りします!
さすがですね! 冬はいいらしいですね、私は東京にいた頃は12月から4月はオフシーズンにしていました。
こちらは年中オンシーズンなのに波がないです・・・
サーフィンができるほどの波のある場所って世界中見渡しても極めて少ないんですよね、地中海みたいな内海はダメだし。
東京は大都市なのに波乗りできる希有な場所ではないかしらん? キャップとか手袋とかかぶるんでしょうか? がんばってください!