正月早々、こういうエントリーもどうかと悩みましたが、書かないと新年のご挨拶をしない理由にならないので書くことにしました。
私の2009年は、元旦未明に祖母が亡くなるという訃報で明けました。 私が大学を卒業して東京で就職するまでの22年間、実家で一緒に暮らした祖母です。
諸般の事情により葬儀が翌日(つまり今日)になったため(正月はどこもかしこも営業しておらず大変なのです)、シンガポールに住む私とニューヨークにいた弟は葬儀にも行けませんでした。
こういう時に一緒に住んでいる家族がいるというのはいいものですね。
祖母の最期を見送ることもできないという現実に、10秒前は笑って話していたかと思うと突発的に号泣するスコールか鉄砲水のような私に、今週は会社を休んだ夫がついていてくれています。
・・・というわけで、新年のご挨拶は控えさせて頂きますが、本と映画の紹介を。
以前紹介した『3週間続ければ一生が変わる』という本にこうありました。
73. 『モリー先生との火曜日』はぜひ読む
勧められていたので、本は以前読んだのですが、今回をきっかけに映画も観ました(YouTube↓)。
YouTubeで11に分けてアップロードされているので続きを観たい方はこちらからどうぞ。
YouTube : Tuesdays with Morrie (1999) – 2/11
実話です。 大学時代の恩師モリー先生が筋萎縮性側索硬化症(ALS)で死の淵にあると知った人気スポーツコラムニストが、16年ぶりに恩師に再会し、毎週火曜日「人生について」最期の授業を受ける、というお話。
このモリー先生の言葉のひとつひとつがいいです。
愛、仕事、社会、家族、老い、 死・・・ 主人公がなるべく直視を避けようとしてきた全てのことについてグサグサと突いてきます。 でも、モリー先生のユーモアと温かさで不思議とすんなり入ってきます。
本の方がモリー先生の言葉がより多く詰まっているのでお薦めですが、映画もよかったです。 正月に観る映画でもありませんので、来週以降にでもぜひどうぞ。
本年も、どうぞよろしくお願い致します。
今年が皆さまにとっても実り多き年でありますように。
January 3rd, 2009 at 12:01 am
おばあちゃま、そうだったのですね。ご愁傷様でした。謹んでお悔やみ申し上げます。
うちの母もそうでしたが、きっと、お母様もショックが大きいと思います。
私は同じ家に住んだことはないですが、今でもよく祖父母のことは身近で見守ってくれているのかな?と思う感じで思い出します。
la dolce vitaさんのこれからも、きっとどこかで、見守っていらっしゃるはず☆
生きている私達は、精一杯生きて、(la dolce vitaさんは常に実行できてる度120%って感じですが)、
そしていつまでも忘れず、大切に想っていること、ができることなのかなぁって思います。
January 3rd, 2009 at 12:05 am
あと、「モリー先生との火曜日」私もだいぶ前だけど、観ました。
号泣してしまったような記憶が・・・
今年はla dolce vitaさんのお勧め本を、できれば全部といいたいところですが、いろいろ読んでみたいと思います。
January 3rd, 2009 at 4:33 am
ご冥福をお祈りします。
お勧めの本購入してみようと思います。la dolce vitaさんのブログは最近僕が考えていることに
答えてくれていることが多くて、驚いています。ZENのブログも面白かったです。
January 3rd, 2009 at 12:08 pm
ご愁傷様です。
私はお婆ちゃん子だったので、お婆ちゃんが無くなった時はすごいショックでした。
無くなった時、当たり前のようにそばにいたお婆ちゃんの有り難味をしみじみ感じました。
でもしばらく経ってからお婆ちゃんがいたから自分がこうしておれるんだなと
感謝の気持ちになれました。
今は辛い時だとは思いますが、地理的に離れているがゆえに余計かもしれませんが、
きっとお婆ちゃんはla dolce vitaさんのこと、家族のことを見守ってくれていると思いますよ。
January 3rd, 2009 at 12:30 pm
心からお悔やみ申し上げます。
駆け付けられない、見送れないというのは、本当に辛い事だと思います。御祖母様のご冥福をお祈りいたします。
『モリー先生との火曜日』と『3週間続ければ一生が変わる』、是非読んでみようと思います。
January 3rd, 2009 at 8:36 pm
>yukikoさん
ありがとう〜
そうです、おそらくyukikoさんも会ったことのある、あのおばあちゃん。
母は元気に振る舞ってますけどねー、覚悟してたみたいで(私も覚悟してたんだけど)。
>オレンジさん
>la dolce vitaさんのブログは最近僕が考えていることに答えてくれていることが多くて、驚いています。
そうなんですか? 今年も、いろいろ書きますのでお楽しみに!
>しんさん
>でもしばらく経ってからお婆ちゃんがいたから自分がこうしておれるんだなと感謝の気持ちになれました。
ありがとうございます。 私も一緒に住んでたんでねー、辛いです、なかなか。 早くそうなれるといいんですが。
>マリカさん
>駆け付けられない、見送れないというのは、本当に辛い事だと思います。
ありがとうございます。 こんな時に駆けつけられないのが一番辛いですねー
本、読んだらぜひ感想教えてください!
January 3rd, 2009 at 9:39 pm
私の祖母もMBA留学中に他界しました。私も実家で28年程一緒に暮らしていました。
死に目に会えない事の意味は、非常に良く分かります。
私自身も、他界した事にまったく今でも実感がありません。
もちろん会える事はないため、その現実から他界した事を受け入れるしかないのですが、
これがまた、なかなか出来る事ではないのも、よくわかります。
時が経ちいつか良い思い出に変わりますように、心からご冥福をお祈り致します。
January 3rd, 2009 at 11:36 pm
心よりお悔やみ申し上げます。ご実家で一緒に暮らしたお婆さまなのでしたら、辛さもひとしおだと思います。私も去年、祖母を亡くしました。 さみしいけど、ある意味、今はずっと見ていてくれてるのかな、という近い感覚もあったりします。 生きるとか死ぬとか、普段は全然考えませんが、近い人を亡くすと色々考えさせられますよね。 元気をだしてくださいね。
January 4th, 2009 at 9:12 am
今年は子供ができて初めてのお正月だったせいか、ふと
自分がこの子と一緒に過ごせる正月は、これから何度あるんだろ?
夫や両親もみんな元気で迎えられるのは?などと考えてました。
時間は限られているかもしれないけど、だからこそ
縁あって出会った人々との楽しい時間は、大切にしなければ・・・と。
お祖母様のこと、お悔やみ申し上げます。
同居されていただけに、今は辛いと思いますが、
たくさんの時間を一緒に過ごせた幸せも大きいんですよね、きっと。
ゆっくり気持ちを落ち着けてくださいね。
昨年はお会いできてよかったです。今年もよろしくお願いします。
January 4th, 2009 at 1:34 pm
>Yuhei Nakasoneさん
同じ経験をシェアして頂き、ありがとうございます。
>私自身も、他界した事にまったく今でも実感がありません。
>もちろん会える事はないため、その現実から他界した事を受け入れるしかないのですが、これがまた、なかなか出来る事ではないのも、よくわかります。
会えることはないんですよねー、それが信じられません。
>y/modeさん
ありがとうございます。
>生きるとか死ぬとか、普段は全然考えませんが、近い人を亡くすと色々考えさせられますよね。
普段から考えた方がいいのかな?と思いました。 亡くしてからでは遅すぎるのかな、と。
>yumさん
>自分がこの子と一緒に過ごせる正月は、これから何度あるんだろ?
>夫や両親もみんな元気で迎えられるのは?などと考えてました。
>時間は限られているかもしれないけど、だからこそ縁あって出会った人々との楽しい時間は、大切にしなければ・・・と。
ありがとうございます。 大事な人と楽しい時間を過ごすことは「いつかする」のではなく「今しなければならない」のだと思います。
お互い両親や友人から離れていますが、それを言い訳にしてはいけないですよね。
こちらこそ今年もよろしくお願い致します。