暗い自分の取り扱い方法

最近急に仕事が忙しくなり本を読む時間や思考する時間がなくなってしまったので、ブログもネタが思いつかなくなってきました。
「激しくネタ切れ」とTwitterで(経由Facebookでも)つぶやいたところ、MyFireさんが「くだらないことでウジウジしているときの解消法」とリクエストしてくれたので、今日はリクエストに応えて・・・
3月にこのエントリーで、「実はここ数ヶ月、私めちゃくちゃ暗かった」と書いたら、リアルで会っている人数人に「暗かったの? 全然気づかなかった~」と言われたのですが、今もそんなに人生絶好調!ではないです。 去年以来、それまでの慣れ親しんだぬるま湯環境から抜けて、ライフスタイルチェンジの真っ最中なので普段は普通ですが、ふと思い出したようにズドーン・・・と暗くなります。 ブログにあまり書かないようにしているのは、「言霊」と同じで、書いてしまうとその状況・心境が固定されてしまうような気がするからかも。
おかげで(?)暗い自分の取り扱い方法も何となくパターン化できてきたように思います。
1. 自分が暗くなるパターンを知って、その時は気分を紛らわせることをする
私は非常に単純でとにかく夜暗くなります。 夜、寝る前に「これからの人生どう生きていけばいいのか?」とか考えるとろくなことがない。 こういう人はとにかく夫(妻)への不満ぶちまけ、彼氏(彼女)への別れ話、嫌なメールへの返信、etc. もろもろ難しい話はその時間帯はしないに限ります。 私は寝るとすぐ忘れるので、次の朝起きて「なんであんなこと言ってしまったんだろう?」と思ったこと数え切れず。
おそらく人によって調子の悪い時期・時間帯のパターンがあって、例えばプロジェクトベースの仕事をしている人は締め切り前、女性なら生理前、etc. 自分が調子悪いとわかっている時期はジタバタせずに気分転換をすることが一番かと。

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惑いのキス

長らく気になっていたものの放っていたことを調べてみました。
それは人によって異なる挨拶の方法。

  1. ボディタッチなし(お辞儀、会釈、手を振るだけ、など)
  2. 握手
  3. 頬にキスする(チュッと音を出すだけ)
  4. 頬にキスする(実際、唇をつける)
  5. ハグする

と、挨拶を5段階に分けると、文化によって個人によって関係性によって、あまりにも千差万別。

友人同士がその日初めて会ったときの挨拶を対象とします。 カップルはお好きにしてください、だし、ビジネスでは通常2.です(日本は1.もしくは2.)。
主に、女性 x 女性、女性 x 男性の場合を対象とします。 私が女性であるため、自分の状況把握で精一杯、男性 x 男性まで観察対象に入っていません。

Kiss, Shake, Sniff: Greetings Across the Globe
Wikipedia : Cheek kissing
1. 通常のケースの日本人を含めアジア人が当てはまる。 アジアの細かいバリエーションはわかりませぬ・・・
2.以降、すべて主に欧米人が観察対象。 南米人もそうかも、中東・アフリカはよくわからん。
2. 男性 x 男性のケースは普通ですが、女性 x 女性、女性 x 男性のケースで、会うたびに握手って友達はいないような・・・ だいたい1回目は握手で2回目以降は3. 4. 5.に発展する気がします。 
そして、3. 以降がさまざまで大変・・・

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メディア規制の影響

週末は上海からアメリカ人友人Aが我が家に泊まりにきていました。
金曜日に家に到着するなり、うちのテーブルに置いてあったThe Economistに食いつき離れないA。 土日も友人たちと食事し談笑する時間以外は、本屋に入り浸るか、うちで古いThe Economistを延々読み続けるA。 よっぽど欧米活字メディアに飢えていたようです。
3週間くらい前から中国でFacebookがブロックされているなあ、というのは気づいていましたが、Twitter、YouTube、Flickr、etc. 私たちの生活の一部となっているほとんどのウェブサービスは以前からブロックされているとのこと。
Guardian : China blocks Twitter, Flickr and Hotmail ahead of Tiananmen anniversary
TechCrunch : ウルムチの暴動の後、中国政府はTwitter、Facebookをブロック中
イラン選挙後の争乱で次々に現地の様子がTwitterやYouTubeに投稿され一瞬にして世界に伝わったことに比べ、ウルムチ暴動の際は現地の生の声というのはほとんど伝わってこなかったことからもメディア規制の効果がわかります。
中国では、Aいわく、International Herald Tribuneなど欧米メディアのウェブ版は中国に関連しないニュースは自由に読めるものの、中国関連(特にウルムチ暴動など)のニュースはトップページのヘッドラインは読めるのにクリックできないようになっているそうです(クリックできないので記事が読めない)。 キーワードでブロックをかけているのでしょうか?

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ロシア – 警察と司法の闇

少し前の話ですが、チェチェンの人権活動家Natalia Estemirovaさんが拉致された上、殺害されました。
毎日.jp:ロシア:チェチェン人の女性人権活動家殺害される
The Economist : War and peace through the bravest eyes
彼女は2006年にモスクワで殺されたジャーナリストAnna Politkovskayaさんや5ヵ月前にモスクワで殺された人権弁護士Stanislav Markelovさんとも一緒に活動していたそうです。
すさまじいなー、気に入らない人は全員殺しちゃうのか・・・
警察は今回の犯人捜索を大規模に進めているそうですが、まともに犯人が捕まって法の裁きを受けることはないでしょう、残念ながら。 2006年のAnna Politkovskayaさん殺害事件の裁判でも何も真相究明されてないままですし。
Guardian : Anna Politkovskaya suspects found not guilty
Guardian:Russian supreme court orders retrial in Anna Politkovskaya murder case
私は2004年12月から2005年9月まで仕事でモスクワに住んでいました。 これまで自分の希望ではなく(会社の長期出張で)いろいろな場所に住みましたが、いつも初めはなるべくその国のいいところを見つけようとします。 なぜなら、
1. 嫌いな場所に住むというのは本当に辛いことなので嫌いだと思ってしまうと自分が辛くなる
2. 嫌いだというのは表情や態度に出てしまうので、現地に溶け込めない
からですが、まあしかし、住んでて身の危険を感じたのはモスクワだけだったかも。
理由は警察の腐敗です。

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一流なウェブもの2つ

『魂を揺さぶる写真』というエントリーで、Steve McCurryの写真を紹介したところ、この写真展がきっかけで(?)彼女にプロポーズしたという人を初め、「すごい!!!」という感想をもらって嬉しかったので、今日は最近はまってるものを2つ。
その1。
Steve McCurryも所属しているMagnum Photos(*1)の『Magnum In Motion』
*1・・・「世界最高の写真家集団」としてその名を知られる、写真家グループ。 現在約50名の写真家・フォトジャーナリスト(報道写真家)が在籍。
超一流のフォトジャーナリストの写真をスライドショー形式でエッセイの語りで魅せるもの(ビデオポッドキャストも対応)。 それぞれの写真の持つ力が強力なので、PC画面でも食い入るように見てしまいます。 写真のようなアートでもネットで(しかも無料で!)鑑賞できる時代がきたのだなー、とちょっと感動。
『Magnum In Motion』にあるPhoto Essayの数も多く、毎晩大事に見ているのですが(報道写真とあって暗いテーマが多いので寝る前に見ると気分が暗〜くなってしまうのが難)、やっぱり一番好きな写真家はSteve McCurryかな?(リンク貼っておきます)
South Southeast – Feeding on the Colors of Asia
magnum_photos.jpg

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セクハラの境目

最近のlat37nさんのブログでlat37nさんが職場で「今日疲れてますね?」「アイラインまで、ブルーマンデーって感じですよ」と言われたことに対し、コメント欄で「職場でその発言はセクハラだ」とあったのを読みながら、セクハラについて思っていたことを少々。
結論から言うと、私は職場でこれ言われても気にならないでしょうねー、あくまで「私は」ですが。
新卒で入社した総合商社では部署初の女性総合職でした。
「彼氏はいるのか?」「痩せた?(太った?)」他あらゆる同類発言は日常茶飯事。 それでも、おじさま、おにいさま達の「部署初の女性だー♪ ちゃんと面倒見てあげなきゃ」的な面倒見の良さが痛いほど伝わってきたので、「あー、本気でよかれと思って言ってるんだろうな、この人たち」と思っていました。 だから「はいはい、あなたたちに面倒見てもらわなくても、ちゃんと自分で何とかやってますよ」と思っていたし、あんまり気になりませんでした(もちろん、しつこすぎるときはウザいと思ってたけど)。
一方、ある日連れていかれた某メーカー社長の接待の場で、接待相手の社長にチークダンスを強要されたとき、間に入ってとりなし諌めてくれなかった上司には帰りのタクシーの中で激怒しました。 部下を救わないのは明らかに管理者責任放棄である、と。
要はセクハラって受け取り手がどう思うかなんですよね。
嫌な人には何されても嫌なのである(チークダンスってのは誰にされても嫌なので、例が悪いけど)。

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理想郷ってこんなとこ

このブログを始めたときに、「世界級ライフスタイル」の定義を以下のようにしました。

  • 日本国内だけではなく世界中から自分のライフステージに合わせてベストなライフスタイルを選ぶ生き方
  • 人の肩書き(国籍、年齢、学歴、会社名etc.)ではなく、内面(価値観・経験の共有etc.)を重視し世界中の魅力的な人との交流を楽しむ生き方

このうち2番目の点について、「そうそう、私が理想とするのはこういう世界!」という例を見つけました。
見つけたといっても、INSEADを卒業されたばかりのtrottolinaさんのブログの中で、ですが。
「INSEADならではのことって何ですか?」という質問に対し、「Diversity(多様性)が日常になっていること」を挙げられ、以下のように続きます。

そして、更に素晴らしいと思うのが、この多様性の環境が当たり前になっていること。
レバノン人とイスラエル人が一緒にパーティーで盛り上がっていたり、ギリシャ人とトルコ人が親友だったり。
先日、皆がくつろいでいる中、ポルトガル人のMが読んでいた雑誌の記事から顔をあげて、ギリシャ人のCに「なんでギリシャの軍事費はこんなに多いんだ?」と聞いたところ、隣にいた彼の親友でトルコ人のGが自分を指さして「私たちがいるから」と言ってギリシャ人と顔を見合せながら笑っていたのは面白かったです。

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日本のアートを世界発信! – Streetcanvas

以前『日本の魅力はデザインと品質』というエントリーで、

日本人の「神は細部に宿る」精神の究極の形は「デザイン」で、日本が今まで得意としてきた「モノづくり」よりもこちらの方が良さを活かせる気がする。
問題はそんなに産業として大きくないのと、それをどうやって世界とコミュニケートしていくか。

と書きましたが、同じ視点と問題意識で世界とコミュニケートする方法に解を与えた新しいコミュニティが誕生しました。
ハーバードビジネススクール(HBS)在学中の矢野莉恵さんと日本好きな外国人同級生2人が「日本のアート力」を世界発信していくために立ち上げた“Streetcanvas”

日本のアーティストと世界中のアート好きが集まるインターネットコミュニティ。 誰でも、無料で作品を投稿でき、世界中の人に作品を見せることができます。
随時Tシャツデザインコンテストを開催し、コンテストで高い評価を得た作品は、デザイナーズTシャツとしてロサンゼルスで製品化され、ネットを通して世界中で販売されます。
コミュニティメンバーはコンテストにデザインを投稿するだけではなく、審査員として好きな作品に投票・コメントしたり、デザインスクールで世界中のアート好きと交流することが出来ます。
(詳しくは莉恵さんブログ→『莉恵の地球儀』

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人材の海外流出を防ぐには?

3カ月ほど前の渡辺千賀さんの「海外で勉強して働こう」エントリーの後起こった数々の議論の中に、「日本の英語教育が役に立たないのは、日本人が海外に逃げないようにするための政府の陰謀だ」というコメントを読んだのですが、その真偽はともかく、それと全く反対のことが起こっている国がありました。
以下、シンガポール政府上級官僚がある高校で行ったスピーチ(いつも記事を送ってくれるYさんが送ってくれました、ありがとう!)

1996年から1999年までの4年間にAレベルをとったトップクラスのシンガポール人生徒5人に1人は、10年後の現在シンガポールにはおらず海外で働いている。 また、奨学金ではなく自前で留学したシンガポール人学生の3人に1人はシンガポールで就労していない。 こうした人材の海外流出問題は軽視できないまでになっている。
人材が不足しては経済発展・繁栄は望めない。 シンガポールのように出生率が低く、人口の小さな小国はなおさらである。
だが、今の若者はグローバル時代に生きている。 政府も海外留学・飛躍を奨励し新しい知識を吸収し経験を積むよう激励している。 だが、優秀な学生が仕事や結婚などを理由に帰国する者が減り続けたら、シンガポールはどうなるのか?
だからこそ、シンガポールへの帰属感を養い、シンガポールの国家社会に貢献するよう幼少から教えこむ必要があるのだ。 子供たちに、誰が育ていつくしんだのかをよく理解させ、持てる力を国家社会に還元するよう教えるべきである。(星日報より)

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原宿・巣鴨・新橋・秋葉原

日本に行ったことのある外国人友達はだいたい「日本スゲー!」と驚愕して帰ってきます(そんな友人たちの様子→『ドレスコードは”日本人”?』)。 とりわけ東京は「世界どこの都市とも違う、見たことのない都市」だと言います。
「見たことのない」というのは、日曜に明治神宮前に集まるゴスロリ女子たちと神宮の伝統建築のコントラストだったり、世界一電子音がうるさい新宿ネオン街とのコントラストだったりするのですが、私は東京を東京たらしめているものは、全く異なったジャンルのエリアが隣同士で共存してひとつの巨大都市をつくりあげていること、特に「原宿・巣鴨・新橋・秋葉原」の4エリアは東京だけの特異なエリアだと思います。
この4エリアに共通するのは、「同性だけで集う場所」ということ。
原宿→ギャルのメッカ、巣鴨→おばあちゃんの原宿、新橋→サラリーマンの憩い場、秋葉原→オタクの聖地、といずれも同性の特定グループが集う場所です。 特定グループの嗜好に合わせてエッセンスを昇華させていったこれらの街は純度が高すぎて、他のグループに属する人々が足を踏み入れにくい街でもあります。
欧米の街でこれにもっとも近いのは、エスニックタウン(中華街・インド街など)やゲイ・レズビアンなどマイノリティーが集うエリアであり、同性だけで集う場所というのは見当たりません。 なぜなら、欧米人(とすると曖昧なので、白人がマジョリティーの文化)はカップル(婚姻関係の有無は問わない、同性パートナーでもよい)を行動の基本単位とするので、アフターファイブと週末は日本のように同性同士で群れないから(ティーンエージャーというほんの一時期を除くが、彼らにも刷り込みされているので憧れている)。

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