シンガポールは華僑の国ですが、シンガポール政府の国勢調査では、ethnic group(民族グループ)ごとに”Chinese”、”Malays”、”Indians”、”Others”の人口が毎年公式発表されます。
中国系でもマレー系でもインド系でもない私と夫は当然Othersです。
2007年の国勢調査では、
中国系 75%、マレー系 14%、インド系 9%、その他 3%
となっており、ここ数年比率は変わっていないようです(含まれるのはシンガポール市民と永住権保持者だけで労働許可証や配偶者ビザなどで短期滞在の外国人は含まれていません)。
Statistics Singapore : Demography
ところが街を歩いていても周りの友達を見渡しても、圧倒的に目につくのはインド人。
シンガポール永住権を取りにシンガポール移民局に行ったときも(→『シンガポール永住権取得!』)ロビーまで溢れ返っていたのはインド人ファミリー。
シンガポールでインド人について考える – 1
Big Mac指数とミセス・ワタナベ
私は資産(ほとんど現預金)のほぼ全てを前職での給料(当然、日本円建て)を貯金することで積み上げたので、一部の外貨預金を除くとほぼすべて円で所有しています(たとえ株・債券などの有価証券が海外で運用されていても私の持つ日本の証券口座では円でしか換金できないので円の為替リスクがある)。
ところが、
– 時間外ATM手数料負けするような低金利での円での運用(普通・定期預金に限らず国債でも同じ)をしながら高インフレの海外で生活すると資産の実質的な目減りが著しい
– これから海外に住み続けるのであれば、将来的に円で換金する必要がないし当面この資金は必要ではない
– 為替は長期的には国の国力を反映するが数十年先のことなんてわからない、夫とはお互いの出身国の通貨(=日本円、オーストラリアドル)でも居住地の通貨(=シンガポールドル)でもなく、基軸通貨(USドルとユーロ)で資産運用することに合意済
という理由から、円をUSドルに替えるタイミングをはかりながら数回に分けてドル転しています。
先週のThe Economist誌に「Big Mac指数では円は27%過小評価されている」との記事がありました(記事はコチラ↓)。
The Economist:The Big Mac Index – Sandwitched
ビッグマック指数を知らない方はコチラを参照(↓)。
Wikipedia:ビッグマック指数
カラダスキャンで計るカラダの中
日本が世界一長寿の国としてまた平均寿命を更新しましたが(男性:79.19歳、女性:85.99歳)、我が家では少し前にもっと話題になったニュースがありました。
それは、オーストラリアがアメリカを抜いて世界一肥満人口の多い国になった、というニュースです(記事はコチラ↓)。
theage.com.au : “Australia now world’s fastest nation”

Between jobsの過ごし方 – 3
昨日までは、外から見たら「引きこもりか?」と思われそうな私のbetween jobsの過ごし方でしたが、今日は周りの友人たちの過ごし方をご紹介します。
外国人の友人(ほとんどがビジネススクール同級生)は意識的に2,3ヵ月、職と職の間に人生の休暇を取る人が多いですが、それに比して日本人の友人は(週の真ん中で月をまたぐ場合)火曜まで前職で働いて水曜から新しい会社、なんて人もいます。
また、ビジネススクール同級生は卒業後1回以上転職した人が過半数ですが(卒業はちょうど4年前)、日本人の友人(特に日系大企業に勤める男友達)は新卒以来同じ会社って人がほとんど。
必然的に外国人友達のケースが圧倒的に多くなってしまいました。
1. 旅に出る
– ハネムーンを兼ねて3ヵ月南米旅行をしたイギリス人+日本人カップル
– 東京からロンドンへの移住のための移動を兼ねて3ヵ月アジアを旅した日本人カップル(イギリス在住歴の方が長く、その後無事ロンドンで就職)
– 「野だめ。」に影響されて2週間ヨーロッパにクラシック音楽三昧旅行をした高校時代の友人
Between jobsの過ごし方 – 2
昨日の続きで、between jobsの私が今行っている「緊急じゃないけど大切なこと」です。
1. キャッシュフロークワドラント I (投資家)に移るために行っていること
簡単に言うと、資産から将来的に安定的な収入を得るための資産形成です。
ひとつめは支出のコントロール。
MBA同級生の友人が多く(と友人のせいにしてはいけませんが)、典型的な高収入・高支出だった私たちは友人との旅行、交際費、外食すべての支出において無頓着だったのでまずは家計簿をつけるところから始めました。 数字として改めて自分たちの消費(浪費)行動を見るインパクトは大きく、支出は大きく改善の余地ありです(クレジットカード以外の負債が全くないのが大きな強み)。
ふたつめはアセットアロケーション、投資商品の選定。
今までは『私の株式投資は失敗の連続 – 1』、『- 2』に書いた通り、私は無惨に失敗→その後見るのも嫌になり投資ポートフォリオは放置、銀行普通預金に預金だけが貯まる、という状況であったため全面的に見直しをしています(投資環境の良いシンガポールに移住したこと、マーケットが落ち込んでいることも追い風!)。
長期投資には証券会社・ファンド会社の手数料が大きく響くので、個別に証券会社・ファンド会社のwebsiteで調べたり直接電話で問い合わせたり、個別金融商品の目論見書を読んだり、各国の税制、USD他通貨での投資運用可否、両替・送金手数料など調べたり・・・やることは枚挙に暇がなく、コツコツと日々調査・研究しては夫に結果報告する毎日です。
結果はそのうちブログでご報告できると思います。
Between jobsの過ごし方 – 1
6月に仕事を辞めシンガポールに移住してきて以来、「普段何をしているのか?」と聞かれ日本語で適切な言葉がないのでいつも答えに窮しています。
「専業主婦」と専業にするほどやる家事もありませんし、「無職」「求職中」というのも微妙に違う。 英語では仕事を探しているのかすでに次が決まっているのかに言及しなくて済む便利な”between jobs”という言葉があるので、これが一番ピッタリきます。
職と職の間の期間、between jobs。
誰にも指示されることなく、自分で1日の時間割を自由に決められる、これ以上ぜいたくな時間の過ごし方はないんじゃないかと思うbetween jobs。
4年前に留学から帰国した直後にも2ヵ月こういう期間がありました。 あの時は仕事がすでに決まっていたので、アテネオリンピックを観たり無為に過ごした時間もありましたが、この時期の一番の収穫は猛烈に本を読み出したことです(東京で居候させてもらっていた友人の家の実家が本屋。 本屋並に揃った本棚の本をむさぼり読んでいました)。
肩書きは重要、でも中身はもっと重要
某大学に勤めている高校時代の友人から聞きました。
1. 助教授は准教授(英語の役職:associate professor)
2. 助手は助教(同:assistant professor)
と呼称が変更された、とのこと。
理由は、今までの呼称では助教授はassistant professorなどと訳され、実際に行っている業務が研究であるにも関わらず教授のアシスタント的な業務であるかのような誤解を受けていたので、国際的な呼称に合わせたとのこと(コチラ↓のページに説明されています)。
東京女子医科大:学校教育法改正に伴う職名呼称変更のお知らせ
いい傾向ですね。 職責・職務内容に一致した肩書きにするのは当然だと思います。
意外かもしれませんが、欧米では肩書きは超重要です。 転職の時、前職の肩書き(タイトル)、と付随するマネジメント経験については厳しく突っ込まれます。 そして大企業でも将来の幹部候補には20代後半で管理職、30代前半で一事業部を任せることも珍しくありません。
MBAはビジネスの共通言語
最近、2人の著名ビジネス本著者がMBAについて同じ趣旨のことを言っているのを読みました。
1人目はもはや時の人となった勝間和代さん。 『ビジネス頭を創る7つのフレームワーク力』の中で次のような趣旨のことをおっしゃっています。
ビジネス思考力をつけるには最低限の知識をつけたうえで、新しいフレームワークを頭の中で積み上げること。
最低限のフレームワークを手っ取り早く手に入れる方法として、欧米のビジネスの現場で重宝されてきたのがMBA。
MBAは知識を得るところというよりは、思考法を訓練するところ。
コンサルティング会社にはMBAを持っていない人のための研修があり研修日程はわずか3週間。 思考法の訓練はOJTで行うので知識だけであれば3週間で十分。
逆に言うと、必ずしもMBAに通わなくても、OJTのなかで、ビジネス思考力の習得は可能’
もう1人は『ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる』で感銘を受けて以来、ブログをいつもチェックしている梅田望夫さん。
ブログ My Life Between Silicon Valley and Japanのウェブブック 「生きるための水が湧くような思考」、「精緻なMBAカリキュラム」”自家製”の勧めの中で、
今は、知の言語化がおそろしいスピードで進み、書籍ばかりでなくネット上にさまざまな叡智が無償で溢れかえり(しかも検索でき)、専門家の存在も発見でき、勉強の成果をブログなどで自由に発表できる時代
なので自家製のMBAカリキュラムを作れる、
と提案されています。
バカンス先の選び方
古い話ですが、今年の2月に銀座を歩いていて驚愕したのが中国人観光客の多さでした(そう、中国正月だったのです)。
海外旅行ブームを迎えた中国人観光客の増加率はすさまじく、2007年の海外渡航人数は4,100万人、前年比18.6%の伸びです(↓ Outbound Tourismを見てください)。

2020年には年間1.6億人に達するとか・・・1.6億人って・・・地球上すべての観光地が中国人で溢れ返るんじゃないでしょうか?
賢くない人が賢い人から搾取される社会
京都でこだわりの京都体験をプロデュースしているベンチャー旅行企画会社の社長の方とお会いする機会がありました。
もはやブランド化した京都の2007年の年間観光客は4,900万人を突破したそうです(→京都市観光調査結果)。 京都市の人口は140万人なので、この数字がいかにすごいかがわかります。
私は母が京都出身、学生時代を京都で過ごしたので京都には格別な思い入れがあります。
就職と同時に東京に引っ越し、それ以降海外と東京を行ったり来たりする生活ですが、京都に帰るたびにほっとします。 春と秋には一斉に京都特集が組まれるほど和のブランドとなった京都、最近は”和げいこ”と称して華道、茶道、和菓子、お作法など習うのが女性に人気で、元地元民としてはマスコミに踊らされている感がありながらも「私もやってみたいなー」と思っていたのでした。
行くたびに町家を改装したオシャレなカフェ、ご飯どころも次々とオープンしています。
ところが、前述の社長の方いわく「京都の古い建築物を活かした新しいプロジェクトの半分以上は東京資本か外資。 こんなに観光客が増えていて京都市の税収が伸び悩んでいるのは、東京や外資に持っていかれているからなのよー」とのこと。
好きな京都が観光客増により段々変わっていく(嵐山など一部では見ていられないほど醜悪な街並みになったところも)、そればかりかその収入が地元に落ちていないなんて・・・