チームKの始動

人の赤ちゃんすら抱いたことのない2人が産後2日で自宅へ帰されて1週間ちょっと。 昼夜の区別がない新生児との生活に生きた心地がしませんでしたが、ようやく自分の睡眠時間が取れるようになってきました。 コツは昼間寝ておくことですね。
今日は『Before I was a Mum』に引き続き、出産前から私が励みにしていた言葉のご紹介。
結婚して一番時間がかかったのは、2人暮らしに慣れることではなく(『ルーム・シェアのススメ』で書いたように他人に対する期待値がすごく下がっていたので)、自分の思考の単位を「1人」から「2人」に変えることだったと思います。
結婚してシンガポールに移ったときも、今年初めにロンドンに引っ越したときも、夫の仕事はキープしたため、「なんで私ばかり変化に適応しなければいけないの?」と思いたくなることも多々あったし、変化に適応する過程で就職活動やら妊娠やらストレスもたくさんあり、その度に「2人にとってベストな選択」と自分に言い聞かせ続けていました。
そんな時、友達に言われた言葉、「K(友達の子供の名前)が産まれてから、2人で”夜泣き克服プロジェクト”とか”卒乳プロジェクト”とか名付けて2人のプロジェクトにしていることでチームとしての一体感が増した気がする」。 聞いた瞬間、未知の領域・子育てへの不安がすーっと楽しみに変わった気がしたことを覚えています。


同時期に出会ったのがこちら、以前『教育における重要な変化』『スーパー・シチズンの台頭』でご紹介した元世銀副総裁 西水美恵子さんのコラム『島の陽気なお寿司屋さん』にあったグループ(▶)とチーム(▷)の違い。

▶グループは強いリーダーに率いられる。
▷チームは状況に応じてリーダーシップを分かちあう。
▶グループは個人が責任を負う。
▷チームは、誰の間違いでも、全員が共同責任を快く負う。
▶グループの目標は、指令されるか、所属する組織の目標と同じ。
▷チームの目標は、チームが自発的に設定し、行動に移す。
▶グループは各々個人が成果を納める。
▷チームは個人別の成果に執着せず、全員が共同成果を納める。
▶グループは能率的に会議を進行する。
▷チームは幅の広い開放的な議論と、活発に問題を解決する会議を促す。
▶グループは、外部への影響力を介して、間接的に業績をみる。
▷チームは、共同成果を直接評価して、業績をみる。
▶グループは、議論をし、結論を出しても、実行は委任する。
▷チームは、議論をし、結論を出して、自ら実行に力を合わせる。
▶グループは礼儀正しい議論を好む。
▷チームは率直で正直な会話を好む。
▶グループはただ黙々と働く。
▷チームは仕事を楽しみ、笑いが途絶えない。
▶グループは必要だから集まる。
▷チームは仲間との集いを待ち遠しく思う。

ビジネス上の組織の話ですが、この「チーム」が私が求めていた家族の形に近いかも。 ひと昔前の「わたし(ごはん)つくる人、僕食べる人」でもなければ、夫婦平等や家事分担にこだわりすぎるのでもない、常にチームKloedenとしての視点で考えること。
そこに、小さな小さな胃に一生懸命ミルクを飲み、小さな小さな肺で一生懸命呼吸する新たなメンバーが加わりました。 しばらくは完全に新メンバー中心の生活ですが、ゆくゆくはチームとしてお互いのパワーにしていけたら、と思います。


6 responses to “チームKの始動

  • tygertyger

    Go, Team Kloeden!
    しかしながら、親は分別のある(はずの)大人であり、子はその親の指導のもとにこれから長い年月をかけて人生に必要な分別を身につけていかなければならない者なんだという厳格な差もあるということをお忘れなく。

  • ri

    チームワークって大事だなぁって私もよく思います。
    いろいろ子育てで大変な面とかを乗り越えてくると、やっぱり夫の協力って大きいなって、たまに出張で不在にされると身にしみます。
    こういった分析を読んで、なるほどーと思いました。
    きっと自然とそういったチームワークを身につけるか、まぁほどよく適当に妥協しあうか、どっちかが超尽くすか、そんな家族は安定してるような気がします。
    そのどれにも当てはまらない崩壊寸前家族もけっこういますよね。
    それが一番子供にもかわいそうなところ・・・
    ところで、チームKさんは、バイリンガル、もしくはトライリンガルの教育方針なんてのはどんな感じなんでしょうか。
    とっても興味あります。0歳児の脳もものすごい勢いで音を吸収してますもんね。
    バイリンガル教育の方法 中島和子著
    なんて読んでみましたが・・・年代や子供の興味やモチベーションによって周りの協力・修正が大事なのかなぁなんて思いまいした。
    忙しい毎日だと思いますので、そのうちエントリされること期待してます♪

  • la dolce vita

    >tygertygerさん
    >親は分別のある(はずの)大人であり、子はその親の指導のもとにこれから長い年月をかけて人生に必要な分別を身につけていかなければならない者なんだという厳格な差もあるということをお忘れなく。
    そうですね、ほんと親業は緒についたばかり、でございます。
    >riさん
    >チームKさんは、バイリンガル、もしくはトライリンガルの教育方針なんてのはどんな感じなんでしょうか。
    いやー、こちらが教えて欲しいくらいです。
    こちら(↓)のコメント欄で私がtygertygerさんに逆に質問してますので、tygertygerさんの回答をどうぞ。 イギリスでも事情は同じかと。
    http://www.ladolcevita.jp/blog/global/2009/12/post-296.php
    うちはとりあえず私が日本語で、夫が英語で話しかけてますが、相当気合いと根性と根気と愛情がないとバイリンガルへの道はいばらの道のようですね。

  • bigakira

    >バイリンガル
    うちの子も二重国籍ですが、両親が日本語ベースだったのにも関わらず海外生活中は面白い反応が。
    1才になる直前、日本語で話しかけると「ぃや、ぃや」と答えるのに英語で話しかけると「のぉ、のぉ」と答えるのは驚きでした。
    その後すぐに帰国したら、半年も経たないうちに英語への反応は消えちゃいましたが。
    当時のクラスメートには「インターナショナルスクールに入れるの?」とか言われてますが、少しDVDとかで触れさせる程度。
    まずは日本語でまともにコミュニケーションを取れる人になってもらおうと日本語教育中です。

  • 任 宜

    なんか、いいですね。
    僕はしばらくは結婚はいいかなーと思ってましたが、
    このエントリーを見て、結婚もいいなと思いました。

  • la dolce vita

    >任 宜さん
    >なんか、いいですね。
    >僕はしばらくは結婚はいいかなーと思ってましたが、
    >このエントリーを見て、結婚もいいなと思いました。
    結婚いいですよーーー
    でもタイミングは自分の内なる声が教えてくれるので、したくなる時が来たら、でいいと思います。

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