頭にイメージを描く

このブログのトップに使っている写真、誰だろう???と思ってた方はいるでしょうか?

iStockphotoで買ったイメージ写真なので知り合いではありません。 家族で海岸を散歩するという毎日を自分の頭に焼き付けるための写真(ママである女性が妙にセクシーですが、これは私のセルフイメージではなく、男の子2人の写真を探したらこれしかありませんでした。 ストックフォトって一男一女みたいなトラディショナルなイメージしかないのです・・・)。 ポイントは「旅行に行った場所で」ではなく、「毎日家族で散歩する」、つまり海に近いところに住み散歩する時間があることも意味しています。

昨日の『理想の1日』とも共通していますが、自分の頭の中にビジュアルイメージを描くことはそこに近づくために大切だと思います。 アスリートやモデル・俳優などは日常的にやっていますよね。
で、海岸を散歩する毎日をあきらめたわけではないのですが、今の散歩/ランニングコースがこれ。

Thames1


テムズ河から徒歩5分のところに住んでいるのですが、水辺が大好き、水を見ると落ち着く私には至福の場所です(冬が明けたところなので、まだ色が地味ですが夏は最高)。 これも「理想の1日」と同じく完全に同じではないけど、限りなく近い。

梅田望夫さんの2009年の『「自分の力と時代の力」講演録』にもこんな箇所があります(この講演録、とても好きで『海外就職における「日本の力」』にも書いています)。

1989年から1990年くらいにかけて僕がここに何度か来たときに受けた強烈な印象とは、「青空の下、緑の芝生の横に丸いテーブルがあって、そこで仕事をしている人たちの姿」でした。
(中略)
僕の場合は「あそこで仕事がしたいな。あの青い空の下の気持ちのいい気候のなかで何か仕事がしたい」と強く思いました。 別にコンサルタントでなくてもいい、どこかの会社に勤めるのでもいい、何でもいいのだけれど、この広い空間の中で、自分が仕事をしているイメージが映像として、そのとき頭に焼き付いた。 具体的なものは何もないのだけれど、今思うと、そのイメージを持ったことがとても大事なことでした。 そうなると、英語も一生懸命勉強しようかという気持ちになる。

私はそもそもブログのタイトルにしているように「ライフスタイル重視」で生きているので、イメージをビジュアライズできるかが大事で全く同感。

ヨーロッパの地に初めて足をつけたのは20歳の時の欧州バックパックの旅、ヒースローが旅の起点だったのですが、空の上から眼下に広がるロンドン郊外の緑を見て、初めてなのに不思議と来たことがあるような落ち着いた気持ちになったことも強烈に覚えています。

こちらは近所の丘の上から私の住む地域を眺めた景色。
元ボディボーダーとしては「男の子が産まれたらサーファーにする」という昔の夢を完全にあきらめたわけではないのですが(→『波が来るときまで足腰を鍛える』)、サーファーじゃなくてもローイング(ボート競技)でもいいかも・・・

Thames2


5 responses to “頭にイメージを描く

  • mm

    初めてコメントを残させて頂きます。現在シンガポールのHDBの一部屋に曲がりで住んでいるのですが、いつか明るいキッチンがある家にに住みたいと思い写真を眺めています。おうちの近くの景色とても素敵ですね。またイギリスに行きたくなりました(๑◕∀◕๑)

    • la dolce vita

      初コメントありがとうございます。

      キッチン、大事ですねー 昔はキッチン(台所)は家の中の暗い狭いところに追いやられていたのですが、今はキッチンが家の中でみんなが集まるハブだそうですよ。

  • hitchenhatch

    まさに先日、「この写真、よーこさん一家かなー?」と、目を凝らして見ていたのですが、
    写真の家族は夫婦の身長差がちょっと実物と違うかなと思っていたところです。
    なるほど、これは購入された写真だったのですね。

    生活環境をイメージトレーニングするとは、私にとって新たなコンセプトでした。
    新居を構えてしまった後ですが、私も海の近くにすむのが理想なので、
    リタイヤメントハウスは海岸近く!というイメトレ頑張りたいと思います。

    • la dolce vita

      >写真の家族は夫婦の身長差がちょっと実物と違うかなと思っていたところです。

      はは、うちの子はこんなに大きくないですよ、まだ。 とか言ってる間にすぐ大きくなりそうですが。

      >私も海の近くにすむのが理想なので、リタイヤメントハウスは海岸近く!というイメトレ頑張りたいと思います。

      実はこの写真、オーストラリアの海岸限定で探したのでますます見つけるのが大変でした。 トロピカルに椰子の木とか生えてるとバカンスにはいいけど住むところとしてはちょっとイメージ違うので。
      hitchenhatchさんの理想の海岸はイギリス?(寒そう〜〜〜、笑)

  • イメージを焼き付ける | 憂鬱と思考の欠片

    […] その中の、こちらの記事で紹介されていた梅田望夫さんの記事で、「イメージを持つことの大切さ」が書かれていました。 […]

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