季節の話題の続き。
以前書きましたが、週に1回オーガニックベジタブルのデリバリーが届きます。
申し込んだとき、説明書きに「Seasonable vegetable & fruits(季節の野菜と果物)の組み合わせが届く」とあったので、シンガポールで季節って何ぞや? 毎回パパイヤやマンゴーが届くのかな?と思っていたら何のことはない。
シンガポールは食料品の95%を輸入に頼っているので、オーガニックベジタブルも日本、オーストラリア、その他から「その土地の季節のもの」が届きます。 今であれば日本から白菜、オーストラリアからブロッコリー、近隣(マレーシアかな?)からパパイヤなどが届き、食卓は「白菜鍋をした後、デザートはパパイヤ」のようになります。
さて、このデリバリー。 ショップに届いた野菜・果物を入れて送ってくれるのですが、リストがないので届いたものを見ても何の野菜かわからない、という欠点があります。
例えば最近届いた茎が赤い葉もの野菜。
夫が「rhubarbじゃないか?」と言うので(右はrhubarbの写真)、レシピを検索したところ、葉っぱを取り、茎を砂糖で煮詰めてジャムにしてお菓子に使うレシピばかり。 レシピ通りに茎をジャムにして何回かトーストにのせて食べてみたのですが、まずくはないけど、おいしくもない。
そこでオーガニックショップに「今度からrhubarbは入れないで」とお願いしたのですが、前回のデリバリーにまた入っていました。
「rhubarbは入れないで、って言ったのに」とクレームしたところ、「rhubarbは入れていない。 それはred amaranthではないか?」というお返事。
google画像検索したところ(右写真)、たしかにこちらの方が似ている。 葉っぱ部分を炒めものにすると美味しい中国野菜らしいです。
つまり私たちは、今まで中国野菜の食べるべき葉っぱ部分を捨て、茎だけを砂糖で煮詰めて無理矢理食べていたのでした・・・
Google画像検索って名称がわかっているものについては一発でOKなんですが、名称がわからないものについては、「茎が赤い葉ものの野菜」とググっても今いちヒットしないんですよね。
検索技術は日々進化しているらしいので、近い将来こんなあいまい検索もかなりの確率でヒットするのではないか、と技術革新に期待をしています。
そして今回の一件。
一番確かなのは「オーガニックショップに直接聞くこと」でした(調理法も教えてくれたし)。
何でもGoogleで解決しようとする私たち。 やっぱり人間の英知は偉大である。
昔は商店街でお店のおばちゃんと、
「この時期はやっぱりカボチャが美味しいよ。お砂糖あんまり入れなくても煮つけたら甘さが出てくるからねー」
「おばちゃん、ありがとう!」
とか何とか会話しつつ買い物していたのが、デリバリーとGoogleで解決しようとするのがよくないんでしょうか?
December 2nd, 2008 at 8:58 am
ルバーブのジャムがまずいはずがない。。。と思いながら読み下っていったので、納得。
ルバーブが毎日届くデリバリーがあったら申し込みたいくらい、この野菜(。。。なんですよね?)が好きですが、私が知っている範囲だと、日本では外国人向けスーパーでベラボウな値段で売っているのを買うか冷凍を手に入れる以外アクセスがありません。パイとかジャムとかうまいですよー。ぜひ一度お試しください。(もしいつかデリバリーに入っていたら)
ところで検索についてですが、最近某アメリカのR&Bシンガーの新譜を買ったんですが、そのなかの一曲が昔(80年代ぐらい?)に聞いたことがあるメジャーな曲のホーンの部分をサンプリングしてて、そのオリジナルが何だったのか気になって仕方ないのですが、「あの、♪ひゃ、ひゃひゃひゃっひゃ、ひゃ♪みたいなメロディー」と口ずさみながら説明できても、検索するすべがないので、困っています。
December 2nd, 2008 at 1:29 pm
>小魚さん
ルバーブ、おいしいんですか? まずは、カフェやケーキ屋で美味しいルバーブクランブルとかを食べてどんな味が本物なのか知りたいです(笑)。
>「あの、♪ひゃ、ひゃひゃひゃっひゃ、ひゃ♪みたいなメロディー」と口ずさみながら説明できても、検索するすべがないので、困っています。
ありますよ、これでは?(↓)。
http://www.midomi.co.jp/