ボゴタ市長にならう – 人の行動を変えるには?

タリーズの松田公太さんが参議院議員になったと思ったらワタミの渡邉美樹さんが都知事選に立候補するらしい。
お2人とも著書に影響を受けている尊敬する経営者です(松田公太さん→『すべては一杯のコーヒーから』『松田公太さんの新たな挑戦』。 渡辺美樹さん→『幸せはバランスの上に』)。 特に『夢に日付を! 』を読んで以来、Googleカレンダー時代なのにいまだ紙の手帳を使い続ける私。

他人と過去は変えられない
自分と未来は変えられる

がモットーの私はあまり他人を変えようと思ったことがないのですが、政治家って人の行動を変えるのも仕事のうち、ということでとても面白い例を思い出しました。
イノベーション会社IDEOのスピーチで聴いた話 (動画はコチラ)。
1995年、コロンビアの首都ボゴタ市長に就任したAntanas Mockus、ボゴタの長年の問題であった無謀運転による交通事故の多さに取り組みます。 無謀運転を行うドライバーに対して罰金を課す取り締まり強化を始めたのですが、なかなか効果があがらない。
そこで「コロンビア人にとって何が大事なんだろう?」と意見を募ったところ「プライド」というキーワードが浮かびあがってきました。
bogota-mime.jpgそのキーワードにヒントを得た市長が行ったのがこれ(→)。
何かわかります?(笑)


420人のパントマイムを雇って、無謀運転をする車の前に”Incorrecto!!!(誤ってる!)”と書いたプラカードを持って飛び出したり、指を指して笑ったりして、みなが見てる前で辱めたのだそうです。
罰金を払うのは耐えられたのに公衆の面前で恥ずかしい思いをするのに耐えられなかったコロンビア人、1年以内に死亡事故数が半分以下になったとか。 ほんまかいな・・・(笑)
もうひとつ、似たような逆なような話。
私は韓国の芸能人が異常に多く自殺をするのが不思議でありませんでした、しかもきっかけはネット炎上とか。 そりゃー、常に人に見られるのは大変なお仕事だと思いますよー でも自分が死んで悲しむ人のこととか考えないの? 「普通の女の子に戻りたい」って言ってやめちゃえばいいのでは?
理由は諸説あると思うのですが、延世大学心理学科の黄相旻(ファン・サンミン)教授によると、

韓国人は、他人に自分がどう見られているかでアイデンティティーを形成する場合が多いので、自分が立派な姿を見せられない状態になると投げやりになり、極端な選択(自殺)を考えることが多い。(”zara’s voice recorder“より)

のだとか。 たしかに、そういうアイデンティティーの形成だと辛い。
そこで日本に目を移すと、コロンビア人にとっての「プライド」や韓国人にとっての「他人に自分がどう見られるか」、って何なんでしょうねー? そこをうまくつつくと人の行動が変えられるんじゃないかと。
え? 仕事?? 会社???
『Chikirinの日記:人生の意義を支える、ふたつの構造』にもあるように、アイデンティティーや人生の意義が1本ってのは倒れやすいので、せめて3本くらい柱があるといいと思うのですが。
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