友人の昇進

週末、友人の昇進サプライズパーティーに招かれました。
今まで誕生日パーティー、歓迎会、送迎会、婚約パーティー、いろいろ行ったけど、昇進パーティーってのは初めて(本人が企画したものではなく、同僚が企画したサプライズだったけど)。 ひょっとしてこれからもっと招かれたりするのかしら?
彼は私と同い年のフランス人。 留学時代のハウスメイトで、唯一マジ喧嘩をした相手であり、親友であり、留学後はお互い母国に帰ったのになぜか2人ともほぼ時期を同じくしてシンガポールに引っ越しました。
MBA前にプライベートエクイティー(PE)という珍しい経歴で(普通、PEってのはMBA後の憧れの就職先であり、新卒そこらのペーペーは滅多に入れない)、頭がスーパー良くて私はよく勉強を助けてもらったのだが、MBA後はあっさりマッキンゼーへ(彼の場合、PE出身なので年収ダウン)。
その後みるみる昇進して5年経たないうちにジュニアパートナーになったというめでたいお話。
私の非日本人友達の中では断トツのワーカホリック。
ワークライフバランスの「ワ」の字もなく、シンガポールから1泊3日ニューヨーク出張(飛行時間19時間!)とか、日曜の夜行便でシドニーへ飛び金曜の夜行便でシンガポールに帰ってくるプロジェクトを2カ月間とか、3日間寝てない、とか・・・ で、同じシンガポールにいるのに滅多に会えないです。
「昇進するまで(彼女に)プロポーズできない」という名言を吐いたことも(そういや、昇進したし、プロポーズするんだろうか?)。


日本でワークライフバランスという言葉が言われ出して、欧米ではワークライフバランスがあるようなイメージですが、少なくともプロフェッショナルファーム(コンサル、金融、会計事務所、弁護士事務所)のメインストリームをがんがん出世しているような人は、死ぬほど働いています(ヨーロッパはそうでもないと思うけど、アメリカとアジアは)。
以前こちらで紹介した『Ahead of the Curve: Two Years at Harvard Business School』(日本語訳出ました→『ハーバードビジネススクール 不幸な人間の製造工場』) にあった

子どもはシーツの形(寝ている姿)しか見たことがない

と全く同じ言葉をこの前、夫の友人(こちらは投資銀行勤務)が言っていたし。
私はup or outの組織で働いたことがないので(日本企業は年功序列だし、辞めさせられないし)、こういう類のcorporate ladder(出世への階段)をプライベートを犠牲にしてガンガン上っていこうと駆り立てるものが何なのかがわからないのですが、マッキンゼーのジュニアパートナーはそりゃあprestigiousなんだろうなー
ほとんどマッキンゼーの人ばかりだった昇進パーティーではこっそりと私に「ここまでプライベートを犠牲にした働き方はもうしない」とつぶやいてましたが・・・。
さて、今週末はフランスでINSEADの卒業5周年同窓会。
以前書いた『MBAの同窓会』にあるように、

自分の実績と収入を、自分自身の目標や成功の基準ではなく、同級生の実績や収入と比較することになるのだ。(『ハーバードからの贈り物』より)

だったら嫌だなー、と思っていたのですが、100年に1回の不況で職を失った人、大幅減収になった人続出。 そういう雰囲気にもならなさそうだと思い出席することにしたら、何と出席率は過去最高の50%。 世界中から400人がフランスの小さな町に集まります。
私は今回の大不況の一番よかったところは、みんなが自分の人生を真剣に見つめなおしたことだと思っているので、そんなself-reflectionを経た同級生に5年ぶりに会えるのが何よりも楽しみ。
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4 responses to “友人の昇進

  • chika

    こんにちは。
    そのマッキンゼーの中でも、世界の中で東京オフィスの長時間労働は異常、と言われてます。ひー。時々「これではいかん」と改善(しかも海外から強制だったり)が入るが、数年すると元の木阿弥ってなかんじらしいです。日本人の習性ですかねぇ・・・?
    Stanford MBAのalumni gatheringは、意外に「そんなにはうまくいってないひと」「ふつうなひと」の方が出席しがちな気がします。とっても成功している人(個人資産二桁million $以上って感じかな?)はまず来ません。成功ー失敗ー成功という波がある人だと、失敗してるときだけ来てたり。人間模様、とか、心理など考えるとなかなか奥深いです。成功とはinherently孤独なものなのかも。

  • la dolce vita

    >chikaさん
    コメントありがとうございます!
    >世界の中で東京オフィスの長時間労働は異常、と言われてます。ひー。
    マクドナルドの時給より安い説は有名ですね。 東京オフィスに新卒で入った友人の働きっぷりを見てしまったので(chikaさんと時期かぶってるかも)、1日8時間睡眠が必要な私としては早いうちからマッキンゼーとBのつくところは無理!、と諦めました。
    >とっても成功している人(個人資産二桁million $以上って感じかな?)はまず来ません。成功ー失敗ー成功という波がある人だと、失敗してるときだけ来てたり。
    面白いですねー 今回、出席率が過去最高なのは成功の波に乗っている人が少ないからかも。
    ただ、年収ウンmil.$の人が来ないのは「キミたち一般人とは付き合ってられないぜ」と思っているからだと思ってました。 そして、失敗すると、back to basicsというかback to schoolする、と。

  • miki

    ぼんじゅーるございます。フランス楽しみだね!
    そうそう関係ないのですが、以前コメントした「ロシア時代のなでしこちゃん」について。
    ○仕事の後に、バレエを観に一人で出かけて、「本物が見れるなんて嬉しい~☆」「しかも安い!!」と言ってました。
     普通、ロシアで日本人の女の子が出かけるなんて(しかも夜)ありえない!!けど、、、あまり気にしていなかった様子でした。
    ○同僚と、運転手付の車をシェアしていて不便なので、結構自力で出かけていた。
     これも、、、凄い。。。
    ○私の知ってる限りの日本人女性、ロシア勤務は、どんなにたくましくとも、危険な目に遭ったり、精神的に堪えたりするのに、なでしこちゃんは、、、特に無く、泣き言も聞かなかった。
    ということで、私の中では、「凄い」事だらけでした(^^)/

  • la dolce vita

    >mikiちゃん
    >仕事の後に、バレエを観に一人で出かけて、「本物が見れるなんて嬉しい~☆」「しかも安い!!」と言ってました。
    >同僚と、運転手付の車をシェアしていて不便なので、結構自力で出かけていた。
    ははは、懐かしいねー
    そういや、不便とか言いながらよく出かけてたね。 マイナス18℃の中を重装備して徒歩でいろんなとこ行ったような。 白タクはたまにしか乗らなかったよー、たまに乗ったけど。

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