昨日のブログに書いたとおり、
- 『世界全体の成長を信じる」ので世界市場全体に投資する
- 30年くらいの長期投資、短期の価格変動リスクは取る
という投資スタンスなので、株式投資は市場連動型にすることにしました（不動産もその予定ですが、まだ購入していないので後日）。
今までは『私の株式投資は失敗の連続 – 1』、『- 2』に書いた通り、個別銘柄でもアクティブ投信でも失敗しているので、「プロ（アクティブ投信のトレーダー）が継続して指数を上回るパフォーマンスを残せないものを素人の私にできるわけがない」と割り切っています。
＊ここからの個別銘柄や投資方法は、シンガポール居住者だから可能なことも多く含まれているので、ご注意ください。
最初に検討したのはインデックスファンドといえばVanguardの世界株式市場連動インデックスファンド。
ところが、インデックスよりETF（上場投資信託）の方がはるかに手数料が安いことに気づきます。
ETFでは世界株式市場これ1本でOKというVanguard Total World Stock ETF (VT)はexpense ratio（信託報酬）が0.25%（2008年9月3日現在）という安さですが、これを地域ごとに分解してみると、以下の通り、もっと安い（数字は信託報酬）。
Vanguard Total Stock Market ETF（VTI） 0.07%
Vanguard European ETF (VGK) 0.12%
Vanguard Pacific ETF (VPL) 0.12%
Vanguard Emerging Markets ETF (VWO) 0.25%
規模が小さいうちは管理コストなどがかかるので、信託報酬が高いのですが（それでも0.25%）、規模が大きくなるとどんどん下げるみたいなので、最終的にVTの信託報酬が下がるとVT一本にするかもしれませんが（VTがスタートしたのは今年の6月）、当面は以下のような構成で投資することにしました。
数字はVTの中の株式市場構成を完全にマネしました（世界の株式市場の時価総額を反映したものと思うのですが、違えば教えてください）。
Vanguard Total Stock Market ETF（VTI） 44.4%
Vanguard European ETF (VGK) 28.9%
Vanguard Pacific ETF (VPL) 14.4%
Vanguard Emerging Markets ETF (VWO) 12.3%
シンガポールではオンラインでNYSE、NASDAQを始め世界の株式市場に直接アクセスできる証券口座がいくつかあります。
私たちはUS市場だけなので、Citibank Singaporeを選択（フィリップ証券と比較するとUS市場での取引は長期保有の場合、Citibankの方がお得でした、手数料は以下の通り）。
売買時にus$29（us$19,999以下の場合）、管理手数料が半年ごとにus$5か0.02%の高い方（上限us$100）かかります。
私たちの場合、長期保有なので、売買手数料はあまり気にしておらず、管理手数料が安いのが魅力。 米国居住者であればかかる配当金税もシンガポールの証券会社から申し込めばかかりません（還付手続きも必要なし）。
ひとつ気になるのは、夫が買ってきた本（最近Vanguardの創業者John C. Boguleが出した『The Little Book of Common Sense Investing』
バンガードのチーフ・インベストメント・オフィサーに聞く：インデックスファンド運用についての最新の見解（その2）
まずは再出発の一歩を踏み出した、ということでご報告。 ぜひコメントお待ちしております。
今日書いている内容がさっぱりわからん、という方に、Vanguardの創始者、John C. Bogleが書いた本をお薦めしておきます。
http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=sekaikyulifestyle-22&o=9&p=8&l=as1&asins=482224590X&fc1=696969&IS2=1<1=_blank&m=amazon&lc1=708090&bc1=FFFFFF&bg1=FFFFFF&f=ifr&npa=1http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=sekaikyulifestyle-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4492731512&fc1=696969&IS2=1<1=_blank&m=amazon&lc1=708090&bc1=FFFFFF&bg1=FFFFFF&f=ifr&npa=1
世界級ライフスタイルのつくり方 
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