世界全体の成長を信じる

『Between jobsの過ごし方 – 2』で予告していた通り、ようやくシンガポールに投資口座を開き、新たに投資・資産運用を開始しました。
このブログの中で、投資に関しては唯一全く成功体験がないので(笑)、先達の皆さま、ぜひいろいろ教えてください。
具体的な投資銘柄の前に、投資で最もパフォーマンスに影響を及ぼすのは個々の商品選択ではなくアセット・アロケーションだと言われているのでその話を少し。
私たちの目標アセット・アロケーションは以下の通り。
現金:5%
債券:10%
株式:65%
不動産:20%
投資スタンスは以下の通り。

  • 30年くらいの長期投資
  • 生活に必要なお金+αは給料で十分なので投資資金は当面使わない余裕資金
  • 長期的には高いリターンが狙える株式投資中心


こちらでご紹介した『ウォール街のランダム・ウォーカー 株式投資の不滅の真理』では、ライフステージの変化に合わせて以下のようなアセット・アロケーションが提案されていました。

【20台半ば】
現金:5% 債券:20% 株式:65% 不動産:10%
【30代後半〜40代初め】
現金:5% 債券:30% 株式:55% 不動産:10%
【50台半ば】
現金:5% 債券:37.5% 株式:45% 不動産:12.5%

これを特にマネした、という訳ではありません。
また、今は手持ちの余裕資金のうち株式の1/4分を投資実行しただけなので(これから1年かけて4回に分けて投資実行すれば底は拾えるでしょう)、アロケーションは今後も勉強しつつ調整していこうと思っています。
アセット・アロケーションが決まった後は、「どこの市場(債券であれば国)に投資するか」。
日本で得られる情報はとかく日本株投資に偏っている気がするのですが、推奨する外貨比率が比較的高いと思われる『内藤忍の資産設計塾 外貨投資編』の中で以下のようなアロケーションを提案されており、外貨比率は40%です。

日本株式:30% 日本債券:10% 外国株式:20% 外国債券:20% それ以外:20%

理由は、情報が得やすい、市場にアクセスしやすい、一生日本で暮らすことを想定しているので為替リスクを避けたい、などいろいろあると思うのですが、将来住むところどころか5年後どこに住んでいるかもわからない私たちの場合、キーワードは「世界全体に投資する」です。
私は自分が生きている間の世界全体の株式市場の成長は信じています(そうでなければ、このポートフォリオでは破綻してしまうので)。
「過去のパフォーマンスは未来を予測するものではない」のですが、「明日が今日よりよくなる」と信じている人の数が信じていない人の数より多いうちは、成長するのでは?という至って感覚的な予測。
個別の銘柄選択の話は明日に。
http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=sekaikyulifestyle-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4426103312&fc1=696969&IS2=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=708090&bc1=FFFFFF&bg1=FFFFFF&f=ifr&npa=1


One response to “世界全体の成長を信じる

  • la dolce vita

    (過去のコメントは以下)
    junko September 2, 2008 10:40 PM
    ふふふ。私の成功体験は、小学生のときのお年玉を定額貯金してたら満期(10年)で倍になっていたこと。
    子供だったから「5万が10万になってる~@。@!!」とかの世界だったけど、あの頃、大人だった人は定額貯金だけで、すごい財産を築いたんだろうなぁ。。。
    ちなみに、私のお気に入りのフィンランド(笑)は、「税金は高いけど老後の心配がないので貯金をしないですむ国」なんだと。老後の貯蓄とかに気を遣わないで済む(=その分、他の活動に集中できる)なんて、なんて理想的!
    la dolce vita September 3, 2008 11:24 AM
    >junko
    >私の成功体験は、小学生のときのお年玉を定額貯金してたら満期(10年)で倍になっていたこと。
    そうねー、日本にもそんな時代があったねー(遠い目)。
    今でもそんな高金利国はあるんだけどね(私はニュージーランド債を買っていて無事満期償還になりました)、インフレも激しいので住んでいる人は豊かさを実感できないと思うけど。
    >私のお気に入りのフィンランド(笑)は、「税金は高いけど老後の心配がないので貯金をしないですむ
    >国」なんだと。老後の貯蓄とかに気を遣わないで済む(=その分、他の活動に集中できる)なんて、
    >なんて理想的!
    http://www.ladolcevita.jp/blog/global/2008/08/post-38.php
    ↑にも書いたけど、そういう国はよっぽど人々が政府を信用しているんだろうね(そうじゃないと納得できない)。
    私は超就職氷河期世代なので(ってjunkoと同い年だけど)国も企業もあまり信用していないので、所得の半分も政府に持っていかれて自分で使い道を決められないのはまっぴらゴメンです。
    それにしても、どうやって国民の政府に対する信頼度が高い国を造り上げたのか、にはすごく興味があるところ。
    junko September 3, 2008 1:44 PM
    >どうやって国民の政府に対する信頼度が高い国を造り上げたのか
    ほんと興味あるよね。フィンランドも昔からそうだったわけではなくて、1970年代の経済不況などの時期を経て、政策改革を進めた結果として、今の状態があるみたい。とりあえずの理由として「透明性が著しく高い」(ex:政治家や官僚間のメール・文書のやりとりなども公開される)「オンブスマン制度」などが挙げられるみたいだけど、もっと根本的な哲学や信念みたいなのがある気がするよ。フィンランドがいかに学力世界一を築いたか、とか今色々と調べているトコなので、またまとまったら報告するね☆
    ま、そんな「隣の芝は青い」ことを羨ましがっていても仕方ないので、とりあえずは自分(&夫・・・笑)の生活は自分で守れるようにしてかないとね。てなわけで、また色々と教えてね~♪
    la dolce vita September 3, 2008 5:44 PM
    >junko
    >今色々と調べているトコなので、またまとまったら報告するね☆
    旅行行くのに、そこまでするのはすごい! 予備知識があると単なる観光旅行でも(出張や移住じゃなくても、っていう意味)、視点や観察力が違うと思うよ。ぜひ調査結果報告、お待ちしています。
    日向清人 September 6, 2008 4:40 AM
    こんにちは。「ビジネス英語雑記帳」の日向です。今回の資産配分の記事に感心し、ブログネタにさせていただきました。勝手に la dolce vita さんの褌を借りてしまったような話で恐縮です。それにしても、平均的日本人がみんなこんな形で自分の資産運用を考えるようになったら日本経済だった変わるだろうにと感じたことです。その意味でこの記事、ためになるわけで、もっと広めたくなります。
    la dolce vita September 6, 2008 12:16 PM
    >日向さん
    ご訪問ありがとうございます。
    もちろん、ブログの記事はいくらでも引用して頂いて構いませんよ(トラックバックかコメントでご連絡頂けるとさらに嬉しいです)。
    日向さんのブログの読者の方は、外に目が向いていらっしゃると思うので、ブログをきっかけに原書で資産運用に関する知識を身につけるようになるかもしれませんね。
    これからも、よろしくお願い致します。
    健二 September 27, 2008 7:32 AM
    こんにちは! いつも楽しく読ませてもらっています!
    私自身も最近、今までためてきた貯金を株投資もまわす事を
    計画して勉強しています。
    私も日本非居住者なので、オフショアの証券会社を吟味している所です。
    インデックスファンドとETFのどちらにしようか迷っているのですが
    ウォレン・バフェットはインデックスファンドを推奨しているという記事を読んで
    どうしようか困っている所です。。
    以下になります!(ご意見聞かせて下さい)
    What Warren Buffet thinks of ETF?
    Exchange-traded funds have exploded in popularity in recent years, ushering in exponential growth in assets and hundreds of new ETFs to the market. ETFs were touted for their several advantages over traditional index mutual funds, including the flexibility to trade throughout the day, the ability to sell short and buy on margin, and the allure of greater tax efficiencies and generally lower fees. Thus, the debate began over whether ETFs might supplant traditional index mutual funds.
    Opinions have come from both sides of the debate, and recently the individual who is probably the most famous investor in the world added his point of view.
    Buffett weighs in
    During a recent appearance on CNBC television during Berkshire Hathaway’s (NYSE: BRKa) (NYSE: BRKb) annual shareholders’ meeting, Warren Buffett suggested that traditional index mutual funds were more appropriate for most investors, in part because there is less pressure to engage in frequent trading. He feels that with ETFs, investors may face pressure from their brokers, who stand to make money from any trading activity.
    Now, anytime an investment guru makes a pronouncement, I always hesitate a bit. I think the worst thing you can do in life, and in investing, is to assume that the superstars always get it right. Just because he’s Warren Buffett doesn’t mean everyone should blindly nod and agree with him. Fools always need to put their own critical-thinking hats on before coming to their own conclusions. However, I think in this case, Buffett is absolutely right.
    I have no inherent problem with ETFs — they were no doubt created in response to an unfulfilled market demand. I think ETFs on their own merits are terrific investments and can provide investors with access to segments of the market that are essential to success. However, the problem arises with how investors actually use some ETFs. Just because these funds can be traded at every minute of the trading day, that doesn’t mean you should actually be doing it that often. If buying an ETF leads you to try to be a market timer, then you are fighting a losing battle, my friend. It’s been proved many times that individual investors are poor market timers and are much more likely to make the wrong calls than they are to time the market correctly.
    Theory vs. real life
    But what about those other purported advantages of ETFs, namely tax efficiency and lower fees? Shouldn’t those translate into a slight performance advantage over traditional index funds? Well, some new research from Morningstar and The Wall Street Journal has shown that when it comes to real-life returns, ETFs have actually performed worse than index mutual funds.
    Morningstar looked at several of the biggest and most popular index funds and ETFs in several different categories and found that, almost across the board, the biggest, lowest-cost index funds, such as those offered by Fidelity and Vanguard, outperformed the corresponding ETFs. In fact, the index funds outperformed in 34 of the 40 time periods studied, including all of the one-year, three-year, and 10-year after-tax categories. And this study didn’t even take into consideration the commissions ETF investors incurred each time they trade their shares, which means that frequent traders may very likely be digging themselves into a greater hole compared with holders of traditional index funds.
    The bottom line
    So does this mean that ETFs are not all they’re cracked up to be? Well, yes and no. Exchange-traded funds can absolutely serve a purpose in the portfolios of many investors. And given their low costs, they can outperform many traditional actively managed mutual funds. But as recent data has shown, when it comes to real-world applications, ETF returns have lagged low-cost index mutual funds. Admittedly, they don’t lag by a wide margin, but even that little bit can add up over time.
    If there is a strategic reason for you to own an ETF, by all means do so. But don’t assume that just because ETFs are all the rage right now, you’re missing out by not owning any. After all, if Warren Buffett thinks that most investors would be better served by sticking to low-fee index mutual funds, maybe we should listen.
    la dolce vita September 27, 2008 3:48 PM
    >健二さん
    コメントありがとうございます。
    バフェットのポイントは(下のエントリーで書いた)VanguardのJohn Boguleが書いた『マネーと投資』にあった指摘とほぼ同じです。
    http://www.ladolcevita.jp/blog/global/2008/09/vanguard-etf.php
    ポイントはココ。
    >in part because there is less pressure to engage in frequent trading. He feels that with ETFs, investors
    >may face pressure from their brokers, who stand to make money from any trading activity.
    気軽にデートレできない投資信託と比べ、市場で簡単にトレードできるETFでは(なるべく顧客のトレード回数を増やしたい証券会社などからの)プレッシャーに負けて頻繁にトレードしてしまい、結局パフォーマンスを(自ら)悪くしてしまう、という点。
    よって、問題とされているのはETF「商品」そのものではなくETF投資家が行いがちな「行動」です。
    この記者もそう書いてますよね。
    >If buying an ETF leads you to try to be a market timer, then you are fighting a losing battle,
    >my friend. It’s been proved many times that individual investors are poor market timers and
    >are much more likely to make the wrong calls than they are to time the market correctly.
    また、インデックスファンドがETFよりパフォーマンスがよいケースが多かった、とされている点について私の意見は以下の通りです。
    1. 実際に検討中のETFとインデックスファンドを比較する
    https://personal.vanguard.com/us/funds/etf
    このサイト(↑)右下、Literature about Vanguard ETFs >Total return chart (ETF)にETF開始以来のパフォーマンスとそのETFがトラッキングしているインデックスが載っているので比較できます。
    例えば私の買ったVTIでは、ETF開始以来のReturns based on NAVが2.82%、トラッキングしているインデックスが2.86%なので0.04%インデックスよりアンダーパフォームしていますが、信託報酬が0.07%であることを考えると、素晴らしいパフォーマンス。
    一般にファンドサイズが大きくなると安定してくるようです。
    2. 実際に検討中の証券会社がチャージするコストを比較する
    お住まいの場所がわかりませんが、シンガポールではVanguardインデックスファンドを直接売買できません(Vanguardに2回も直接メールを出して聞いてしまいました)。 とある証券会社を経由してしか購入できないのですが、この証券会社の年間管理手数料が高い!
    私たちのような長期投資家(バフェットが指摘しているETF投資家のように頻繁にトレーディングする気は全くありません)は、年間の管理手数料と信託手数料をなるべく下げることによってのみ、リターンを少しでもあげることができるので、手数料比較で文句なしにETFを選びました。
    ご参考になれば幸いです。

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