北京オリンピックも終わってしまいましたね〜。
私はオリンピック開会式を見ようと思ったらテレビが壊れているのに気づいた(ボー然)、というくらい普段テレビを見ないので、オリンピックも競技はほとんど見なかった(壊れていて見られなかった)のですが、スポーツが潜在意識の中には刷り込まれていたようで、こんな本を選んでいました。
『メンタル・タフネス – ストレスで強くなる』はオリンピック選手も指導したことのあるスポーツ心理学の権威である著者が、ビジネスマン向けに、いかにストレスと向き合いストレスをコントロールするか、について説いた本。
高いレベルのストレスと付き合い、ポジティブに利用するための処方箋が書かれていて多くの示唆に富む本ですが、面白かったのは「結果を出す人は自分だけの儀式を持っている」というくだり。
自分だけの儀式で思い出すのがイチロー。
この儀式にからめて、こんなマリナーズのCMも作られていました。
私は大学入試の前日にカツ丼を食べて合格して以来、大事な試験の前日には「カツ」物を食べてきました。 最近はカツ丼やカツカレーは胸焼けするのでカツサンドにしています。 いわゆるゲンかつぎです。
ところが、この本では「儀式(ritual)と迷信(superstition)は異なる」と一刀両断で切り捨てています。 たしかに「トンカツ」は油物なので栄養学的に「結果を出す」効果があるとはとても思えませんし、食べ過ぎはどう考えてもカラダに悪そうです。
そうだったのか・・・(ちょっとショック)
イチローみたいに「仕事で結果を出す」ための自分だけの毎日の儀式を持ってる、って何か格好いいですよね?(イチローファンなので)
カツサンドに代る儀式を考えださなければ・・・
『メンタル・タフネス – ストレスで強くなる』によると、次の12項目での儀式が非常に重要とのこと(原書で読んでいるので、邦訳版の訳とは違うかもしれません)。 それぞれお薦めの儀式(というより毎日続けた方がいい習慣、という方がふさわしい)も書かれていますので続きはぜひ本でどうぞ。
1. 睡眠、2. 運動、3. 栄養、4. 家族、5. 精神、6. Preperformance、7. トラベル(通勤、旅行)、8. 電話、9. オフィス、10. クリエイティブな時間、11. 家庭、12. ひとりの時間
皆さんは自分だけの毎日の儀式、持ってますか?
Leave a Reply