夫を家事の部下にしない

世の中、ワークライフバランスですね。
新卒で就職した会社で1年目に土日含めて夏休み12日間取ろうとしたら、「帰ってきたら机はないと思え」くらい言われた記憶がありますが(めげずに12日間取って帰ってくると机はありました)、そんなことはもうないのでしょうか?
少し前に最近メディア頻出の小室淑恵さんの『キャリアも恋も手に入れる、あなたが輝く働き方』を読んで、はっと気づいたことがありました。
「夫を家事の部下にしない」
私は毎日料理レシピのブログを更新していたくらい料理をすることに慣れていたので、冷蔵庫にあるものを見て、足りない材料の買い物リストを作り、30分くらいで手際よく1品、2品作ることは朝飯前だったのです。
それに対し、結婚前はパスタ以外の料理をほとんどしたことがなかった夫は、料理になるとまさに私の部下状態。
メニューは私が決めるので和食、買い物はシンガポール明治屋(=ラベルは日本語がローマ字になっただけ)。参考にするレシピも私がネットで見つけた日本語レシピ(当然、夫には読めない)。
その結果、料理をする気満々だった夫は、私に言われた通りに動き、何ができあがるかはできあがってからのお楽しみ、という状態に。当然フラストレーションも溜まります。
「夫を家事の部下にしない」
この言葉に出会ってものすごーく反省しました。


話し合いの結果、出た解決策は2つ。
– 和食を作ろうとすると日本語のレシピが一番豊富なのは当たり前。和食以外の2人が好きな料理は夫がリードして作る。

– 慣れている私が手際いいのは当たり前。料理に時間がかけられる週末は何を作るか夫が決める。
ルールを決めて以来、2人とも地中海系の料理が好きなので(イタリア料理やスペイン料理)、週末は夫が嬉々としてレシピを探し買い物リストを作って料理をします。
夫が料理しているとき、私はアシスタントに徹します。
最初は包丁を持つ手も危なかしかったのですが、最近はだいぶ上手になりました。
旦那さんを家事の部下(もしくは戦力外通告)していませんか?
実は手伝いたい、やってみたい、のに言い出せないのかもしれません。


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