Steve McCurryという写真家をご存知ですか?
名前は知らなくてもこの写真を見たことがない人はいないのでは?
1985年にNational Geographicの表紙になったこの12歳の少女、ソ連によるアフガニスタン侵略で両親を失いパキスタンの難民キャンプにいたところを、Steve McCurryが写真におさめものです。
いったん目を捕らえられると目をそらせなくなる、この目。
何千文字の言葉よりも彼女の心痛を雄弁に物語る、この目。
私はこんな目を見たことがない。
Steve McCurryはこんな目を撮れる唯一の写真家かもしれません。
このアフガンの少女には後日談があり、1984年に写真に撮ったときは名前もわからなかったこの少女、National Geographicの100 Best Picturesに選ばれるほど写真が有名になり(→こちら)、17年後、再びSteve McCurryは現地に戻り、ついに彼女を探し当てます。
この彼女の写真が17年間の苦悩を雄弁に語っており、言葉を失います。
ここに載せるのは無粋なので、Steve McCurryのWebsiteから見てみてください。 Gallery –> Afghanistanとクリックすると見つかります。