以前『Ironman – 鉄の男 -』というエントリーに私の周りにトライアスロンをやる人がちらほらいることを書きましたが、もっと過酷なレースにはまっている友達がいました、INSEAD同級生のシドニー在住スペイン人J。
彼は小柄なのに過酷なスポーツが大好きで、INSEAD前はシリコンバレーのCISCO本社でエンジニア、INSEAD後はBainのコンサルタントに転身し、しばらくマドリッドオフィスにいたものの「アウトドア生活にはマドリッドは物足りない」とシドニーオフィスに転勤、シドニーでアウトドア三昧の生活を送っています。 Bainのコンサルって忙しいはずなんだけど、『仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか』にあるように体を鍛えることと仕事効率の間に相関性があるのでしょう。
彼の最近のレースはまずオーストラリアのブルー・マウンテンズ国立公園で行われたNorth Face 100km。 スポーツ用品メーカーのNorth Faceが世界各地で開催しているウルトラマラソンで山岳を走るトレイルランです。
彼のレース日記によると今年の目標は(初参加の)去年16時間以上かかったのを14時間切ること。
こんな秋の山を走り抜けます。 100kmは無理だけどのろのろと10kmくらいなら気持ちよさそう・・・
Jは目標の14時間を切って完走!
なお優勝者は10時間切ってます。 100kmを10時間切るってことは1時間で10km以上走るってことか・・・ 公式サイトで結果見ると女性のランナーも結構いますねー(しかもリピーター多し)
オーストラリアで軽く100km走ったJが向かった先はネパールのカトマンズ。 ここをベースにエベレストを走るEverest Marathon(下の写真)に参加。
標高5,356mのベースキャンプから3,446mの町まで42.195kmの山道を走る、聞いただけで周りの酸素が薄くなったような気がする超人マラソン、もちろん世界最高地点で開催されるマラソンです。
Jいわく初めの10kmは自分の肺さえ感じられないほど苦しかったそう。 Ironmanといい、なぜこんなことをしたがる人がいるのか訳わかりません(笑)。
最近ようやくイギリスにも夏が到来し(ここまで長かった・・・)、妊娠中期以降まともに走っていない私もうずうずしています。
ウルトラマラソンは無理だけど、いつランニング再開できるのかなー?
体が戻っても、母親業が忙しすぎてランニング再開できる気がしないのですが、世のママさんランナーはどうやって時間を捻出しているのでしょうか???
July 3rd, 2010 at 11:20 pm
家の近くでも過酷なマラソンあります。その名もなんと「バターン死の行進ウルトラマラソン」。
日本軍が死の行進をさせた100kmの道のりをそのまま走るというものです。ギャグじゃないです。
日本人としてはやや複雑な思いです。
July 5th, 2010 at 10:53 am
最近バギー・ランニング(略してバギラン)というのが流行っているらしいよ~
それ専用のバギーもあるみたい(↓)。
http://www.airbuggy.com/jpn/lineup/run/index.html
July 6th, 2010 at 10:05 am
>フィリピン在住さん
>日本軍が死の行進をさせた100kmの道のりをそのまま走るというものです。ギャグじゃないです。
それは複雑ですね・・・ たしかにアジアではそういうドキッとする瞬間がたまにあります。
>junko
私の観察によると、オーストラリアではバギーで走ってる人が超多くて、ごっつい三輪バギーの人がほとんど。 スポーツ好きなお国柄もあるし、車で移動が基本なのでバギーの重量や小回りは気にしなくていいし。
公共交通で移動する大都市(ロンドン含む)はそうはいかないよね。 でもロンドンのTube(地下鉄)も超狭いくせにバギーはだいぶ日本よりは大きいけど。
こっちではBuggy Fitなるものが流行っていて(↓)、毎週近所の公園でやっているので行こう、行こうと思いつつ、3ヵ月半の我が子のエネルギーについていけず、今朝も行けなかった・・・(涙)。
http://www.buggyfit.co.uk/