昨日のエントリー、Shagadelicbabeさんのコメントにもありましたが、育児のターニングポイントって誰でも経験してるんですね。 『ダーリンは外国人 with BABY』にも似たようなエピソードがあった、というコメントももらいました。
もうちょっと育児話続きます。
私の息子にはまだ早いですが、「これは絶対実践しよう!」と思っていること。
子どもができるとどうしても同じく子連れファミリーと会うのが一番気兼ねがなくてラクなのですが、先々週末に3歳と1歳の子どもがいるINSEAD友達(中国人Yとスペイン人J、こちらに登場)のお宅にプレイデイト(*1)と称してお邪魔してきました。
*1・・・親同士が約束して子ども同士を遊ばせること。 多くの場合、家を訪問して遊ぶ。
天気がよかったので子どものお昼寝タイムの後、リージェントパークへ。
3歳の上の男の子tは買ってもらったばかりの(イギリスの子どもの間での浸透率90%くらいじゃないかと思われる)スクーター(こんなやつ→)に乗って颯爽とお出かけ。 でもまだ片足を地面から離した後、もう片足だけでスクーターの上でバランスをうまく取れないのでひたすら地面を蹴り続けていて、見てる方がハラハラドキドキ。 公園の入り口で予想通りスッテーン!と転んでしまいました。
その瞬間、JとYが「わーはっは! Well done!(よくやった!)」と大笑いしながら拍手喝采して誉めたのです。 大きく転んでパパ・ママに誉められたTは泣く様子もなく立ち上がって、また元気にスクーターに挑戦し始めました。
一部始終を見ていた私たちは呆気にとられ、JとYに聞くと「大丈夫?」と心配して駆け寄るのではなく笑い飛ばして誉めることで、本人に何か恥ずかしいこと、心配されるようなことをしてしまったという意識が残らず、もっと挑戦しようという気になるのだそう。
これはいいことを教えてもらった。
非常に感心した私たちは、転んだら手を叩いて誉めたたえる日を、いつかいつかと楽しみにしています。
他にもいいアイデアがあればぜひ教えてください〜
http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=969696&lc1=607080&t=keyworddetoku-22&o=9&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&asins=4840121826
June 4th, 2010 at 3:10 pm
イギリスではこの、キックスケートに乗るのにこんなにプロテクトするのですか?
歩けると同時にスケート靴を履かせるともいわれるカナダでは、こんなプロテクターしている子は
見たことないです。もちろん、日本でも見かけたことないです。
well done の件ですが
well done, are you ok?, good job, oh my god いろんな言い方をしている友人達を
見てきましたが、先天的にチャレンジャーな子は、親がどんなに過保護でもチャレンジャーです。
こう言っては身も蓋もないですが
最近は、どんな風に育てようが、遺伝子には勝てないなあということなのです。
遺伝子的には、運動面も学業も優秀な子息です。
おおらかな気持ちで、マザコンに育ててください。
だって、男の子っていつまでたっても「ママ命」ですよ。
日本のママは反抗期は大変としかいいませんが、
欧米のママは、「外ではママなんて!!、というくせに、家ではハグハグなのよね」と言ってます。
かわいいでしょ。
June 5th, 2010 at 7:27 am
>sunshineさん
>イギリスではこの、キックスケートに乗るのにこんなにプロテクトするのですか?
この写真はメーカーのサイトから取ったので・・・ ほとんどの子どもは何もつけてないですが、ヘルメットはたまに見ます。
>どんな風に育てようが、遺伝子には勝てないなあということなのです。
そうですか、たしかに身も蓋も内ですね。 身も蓋もないと言えば、『子どもへのまなざし』も「青年期になってから幼児期のやり直しをさせようと思っても無理」と身も蓋もなかったですが、ためになりました。
June 5th, 2010 at 2:39 pm
素敵なエピソードをありがとう!「褒めて伸ばす」は心がけたいよね。
私が思春期でつまづいている患者さんたちを診ている中で個人的に思うのは、「家族の仲が良いこと」が子供の情緒の安定や自己肯定感の育成にはやっぱり大切だなぁ!ということ。あと、過保護は良いけど過干渉は最悪、とか。
子供が産まれると、母子密着で父親がないがしろになるケースや、父親が子育てを全て母親に任して自分は関与しないというケースが結構あるみたいだけど、やっぱり両親の仲がよければ子供も安定すると思われる。(チームKは心配なさそうだけど)
まぁ両親仲が悪くても、私も含め?育つ子は育つし、幼児期のやり直しも(大変だけど)不可能ではないので、気負いすぎずにボチボチやるのが良いんだろうね。
ちなみに「育児法」って「○○健康法」とか「○○ダイエット」と一緒で眉唾なことが多いように思うんだけど、どうかしら?
June 9th, 2010 at 8:44 am
>junko
>「家族の仲が良いこと」が子供の情緒の安定や自己肯定感の育成にはやっぱり大切だなぁ!ということ。あと、過保護は良いけど過干渉は最悪、とか。
なるほどー 過干渉ってどんなのかねー 過保護になるのはわかる気がする、今は思いっきり過保護だし(当たり前か?)
>「育児法」って「○○健康法」とか「○○ダイエット」と一緒で眉唾なことが多いように思うんだけど、どうかしら?
なるべく医学的根拠の示されてるものから自分に合ったものを選り好みしてアレンジすればいいと思ってるよ。 自分の親・義父母、周りの「私はこうだった」的なアドバイスや押しつけより専門家のデータに基づくアドバイスの方が私はためになると思ってます。 捕われすぎないのがコツかもね。