心地よい刺激のシャワー

ブログによるレバレッジで素敵な人に出会えたシリーズ第2弾。
以前からブログを通して仲良くなっていた、SF帰りのlat37nさんが、ブログ友達のライフネット岩瀬さんBlastbeatAKさんとの飲み会を企画してくれ、岩瀬さんがさらに『はじめての課長の教科書』酒井穣さんを誘い、酒井さんが、日本で「大人の学び」の第一人者である東大准教授の中原淳さんを誘い、何だかすごい人たちの集まりになってしまった月曜の夜(岩瀬さんは風邪で欠席)。
酒井さんはNED-WLTという匿名ブログをされていたときからファンで念願の初対面。
以下、刺激的なひとときの中で思ったことです。
1. 日本の同年代がすごいぞ。
私を含めた上記6人はほぼ同年代(酒井さんがちょっと上)。 私たちはいわゆる「ロスト・ジェネレーション」と呼ばれる世代で(私自身は「失われた」とは思っていないので、この言葉が好きではない)、ちっとも日の目を見ていない世代です(なお、景気の浮き沈みは経済活動において不可避であるが、新卒一括採用・年功序列・硬直した労働市場・長期経済低迷など日本特有の事情でこれほどまでに世代格差が広がった例は他先進国には見当たらない)。
私の非日本人友達のほとんどはINSEAD同級生なので、国籍も住む場所もさまざまながら同年代・同学歴・類似バックグラウンドですが、彼らと比較しても、上記諸氏の専門知識・洞察力・世界観・問題意識などは卓越しているように思えました。
それぞれ本を出版し始めるなど世の中にも影響力を及ぼし始め、(自分のことを棚に上げ人ごとのように言うのも何ですが)「全然、世界の同年代に負けてないなー」と感動。 全員、海外経験があるので、世界のレベルを知った上で日本に活躍の場所を求めたことからくる自信もあるのかもしれません。


2. 異分野の人の話は面白い。
lat37nさんAKさんら金融系、(この場にはいなかったけど)ITベンチャー投資などシリコンバレー系(?)の人たちとは情報アンテナを貼る分野、使うボキャブラリーなどが似通っているので同じ視点で会話ができるのですが、人材育成に情熱を傾ける酒井さんや教育の専門家の中原淳さんのお話は、未知の分野で目からうろこ、うなってばかりでした。
自分がいかに狭い範囲の人と付き合っているかを実感。 異分野の人とお話するって大事ですね。
3. 私を除く全員がiPhoneだった。
(私がまだ持っていないのには理由があり来年早々手に入れる予定ですが)上記全員(+昨日書いた本田さんまで)iPhoneでした。 「だから何だ?」と思われるかもしれませんが、5年ほど前の仕事が世界のモバイル業界(キャリア・端末メーカー双方)の動向を読み、主力プレーヤーと直に接し、業界ダイナミクスを肌で感じる仕事だったので、当時から隔世の感があります。
この話は長くなるので、また機会があれば。
最後に、中原さんから献本頂いた最新著『リフレクティブ・マネジャー 一流はつねに内省する』をご紹介。
日本のキャリア研究の第一人者 金井壽宏教授(神戸大学)との対話という形で、仕事を「学びのきっかけに満ちた仕事」にするためのキャリア論。
同い年である中原さんが友人たちの経験を見て得た洞察、

私の同世代であるマネジャー予備軍たちは、いろいろな苦難をへて生きてきた。 中学生の頃、世の中はバブルに沸き立っていた。 自分たちも大人になれば、きっと輝ける未来が待っているに違いない、と思っていた。 しかし、勉強を重ねた果てにたどり着いたのは、バブルも学歴神話も崩壊した後の、文字通りの「世紀末」だった。 就職活動中は氷河期で人一倍の苦労をした。 社会に出てからは、「絶対安全圏」にいる上の世代が次々と逃げ切っていくのを横目に、少ない人数で働いてきた。 上の世代からは「君たちみたいなこれからの世代は大変だねー、僕らの若い頃の3倍は働いているよ」と言われもした。
そうこうするうちに、多くの仲間が、時代の荒波を懸命に乗り切ろうとして、疲れ果て、燃え尽きていった。 それゆえ、自らの発達課題に関して、頭では理解していても、どうしても注意深く身構えてしまうメンタリティが、私たちの世代には形成されているのかもしれない。

は、まさに私が日本で日本企業に勤めていた頃の実感そのものです。
本著で対象とされている「ミドル・マネジメント」(課長や部長)は、自分の上司を見ていて「ああなりたい」とは全く思えなかったなー(人柄うんぬんではなく、仕事内容として)。
そんな経験を経て、今は上司も部下もいないフリーエージェント的な立場なのですが、本著は変化する組織内のマネジャーの環境をふまえながら、そんな中でも対話で学び内省することで成長するヒントが得られる本でした。
刺激的なのに心地よいシャワーを浴びているような3時間半でした。 みなさん、ありがとうございました!
酒井さんのブログNED-WLTにも記事になりました!
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5 responses to “心地よい刺激のシャワー

  • ikd

    自分でもあほっぽいと思ったんだけど、、、
    タイトル見て最初に「日本で新しいシャワーヘッドでも買ったのかな」と思ってしまった私。。。
    そんなことブログに書かないよね。。。

  • la dolce vita

    >ikdさん
    >タイトル見て最初に「日本で新しいシャワーヘッドでも買ったのかな」と思ってしまった私。。。
    いや、日本でシャワーヘッド買わないけどね・・・
    今度からは「ブログ友との飲み会」とかストレートなタイトルにするわ(笑)。

  • lat37n

    シャワーというより会話の洪水(もしくは滝壺?)みたいな感じではなかったでしょうか。。。もー、よくしゃべるひとばっかりで。笑 おつかれさまでしたー。
    同世代で活躍されている皆様をみるのは本当に励みになりますよね。
    iPhone, わたしも、ばりばり働き続けている中・高・大の同級生女子群とあったら全員iPhoneだった経験あり。はやく、仲間になりましょう。笑

  • la dolce vita

    >lat37nさん
    >シャワーというより会話の洪水(もしくは滝壺?)みたいな感じではなかったでしょうか。。。
    たしかに滝壺という表現の方がふさわしい・・・ 翌日AKさんに「東京に住むとこんなに速くしゃべらなきゃいけないのか、とビックリした」と言ったら、「単によくしゃべる人が集まっただけでしょ」と言ってましたが・・・(自分のことだ!!)
    >iPhone, わたしも、ばりばり働き続けている中・高・大の同級生女子群とあったら全員iPhoneだった経験あり。はやく、仲間になりましょう。笑
    我が家にiPhoneにしたい人がもう1名いるので、2台買うbudgetがあれば来年早々iPhoneです!

  • NED-WLT

    バイアウトファンドな人々と教育学者(オフ会)

    個人的にずっと昔から読んでいたブログ「LAT37N”」管理人であるYokoさん(公認会計士)、INSEADのMBAで、ブログ「世界級ライフスタイルのつくり…

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