戦争の月

今年も8月6日が何事もなく過ぎ、8月9日も何事もなく過ぎた。
昨日はNational Dayについて軽いエントリーでも書き、そのまま今年もやり過ごそうと思っていた。
でも坂之上洋子さんの『想像力』というブログエントリーを読み、なんだかとても感じていることが一緒だったので書くことにします。
私は1970年代に生まれた他の子供と同じように小学校・中学校の義務教育を受けて育った。 学校の「道徳」には必ず平和教育の時間があったし、8月6日と9日と15日の甲子園では球児たちが正午に必ず黙祷をしたし、何より『はだしのゲン』を隅々まで読んで育った。 8月は、蝉の声と蚊取り線香とプールと(やんちゃの限りを尽くした弟と私に耐えかねた)母の怒声の月であり、、、戦争の月であった。
そんな普通の子供として育った私にとって「戦争はいけない」「核兵器はいけない」のは疑う余地すらない当たり前以前の常識として小さい頃から植え付けられた。
そんな当たり前のことを当たり前と思っていない人に初めて真正面から出会ったのは私が20歳のときだった。


20歳の春、私は南フランスにフランス語短期留学をしていた。 その頃フランスは南太平洋で核実験を行っており国際的に非難を浴びていた。
その日の授業はフランス核実験に関する記事を読み、先生がひとりひとりにどう思うか尋ねていた。 当てられた私は下手なフランス語で
「日本は世界で唯一の被爆国なので核実験に反対です・・・」
と私にとっては当たり前のことを答えていた。
その瞬間、
“C’etait la guerre! (あれは戦争だった!)”
という鋭く怒りに満ちた声が飛んできた。 声の主は同じクラスのアメリカ人だった。
私にとって、”C’etait la guerre! (あれは戦争だった!)”というのは、全く原爆投下を正当化する理由になっていなかったし、「この人は何を言っているのかわからない」と思った。 今でこそアメリカ人の6割超が原爆投下は正当だったと思っているという世論調査の結果を見ても驚かないが、当時は心底驚き、わなわなと震えた。
時事ドットコム:6割超が「原爆投下は正当」=根強い肯定意見−米世論調査
当たり前であるが私はアメリカ人に謝ってほしいなどとは露ほどにも思っていなかったし、そもそもフランスの核実験の話をしていたのである。 不意を突かれて何も言えなくなり(しかもフランス語で)、その話はそこで終わった。 そのフランス語短期留学中の他の授業のことは全く覚えていないが、この授業だけは今でも強く覚えている。
そして、不意打ちは今年も突然やってきた。
先々週、アメリカ人Aが家に泊まりに来ていた(というのはこっちに書いた)。
日曜の朝、朝食の後、Aと夫と私でお互いの国の州名・県名を当てっこするゲームがなぜか突然始まった。 夫は地図オタクぶりを発揮し、ほとんど行ったこともないアメリカ50州中48州までヒント付きで言えた(40州くらいはヒントなしで)。 私はオーストラリア6州2テリトリーを全部言えた(合計8つだし・・・)。 Aと夫は日本47都道府県を15くらいまでしか当てられなかったので(まあ仕方なかろう)、私がアトラス地図を見せながらそれぞれの県の解説(特産物など)をすることになった。
長崎を指しながら出島や皿うどんの話をしていたとき、Aが突然、
「広島や長崎には今も影響(effect)が残っているのか?」
と聞いてきた。 皿うどん以外の長崎名物料理を必死で考えていた私は不意を突かれ「もちろん被爆者で今でも苦しんでいる人はいるけど、街の被害はっていうと・・・」と話し始めると、広島に行ったことがある夫が「被爆の跡が残っている建物(原爆ドームのこと)は今は博物館になっているけど、他は完全に整備されていて、広島は道路が広くてトラムがあってきれいないい街だよ」と話を思いっきり明るい方向に持っていってしまい、話はそこで終わった。
けだるい日曜の朝、3人ともパジャマ姿であり、私も話を蒸し返そうとは思わなかった。
またしても私は何も言えなかった。
今の時代、普通のアメリカ人が広島・長崎のことを考える機会などほぼ皆無であるし、私もわざわざ話を振ろうと思うことはない。 でもAが興味を持った希有な一瞬を逃してしまったのが悔しい。
海外にいると戦争について聞かれることがたまにある。 それは加害者・被害者両方の立場としてある。 多くの場合、謝罪を求めたり求められたりという民間大使的な役割を期待されているのではなく、純粋に興味を持って聞かれるのでジャーナリスト的な役割を期待されている。
そういう時、正しい知識を持って即座に答えられるようにしておくのは海外にいる日本人の責務だと、私はなぜかずっとそう思っている。 今年も被爆者の話をネットで読んだが、すでに高齢となり海外に出る機会もない彼らが持っていない「直接伝える機会」というのが私にはあるのだから。
なおこの話は加害者としてもしかり。
今年は今まで気が乗らずずっと延ばし延ばしにしていたことをやってみた、「南京虐殺」について読むということ。 ネットでも意外と信頼に足りそうな情報サイトもあります。


14 responses to “戦争の月

  • lat37n

    >そういう時、正しい知識を持って即座に答えられるようにしておくのは海外にいる日本人の責務
    そうなんですよねー。私も同意です。向こうから訪ねてくる場合は、悪意を持って聞かれるというよりは、日本側からの説明を聞きたい、という人がほとんどですからね。(ただ、韓国や中国といった国の場合はよくわからないです。。。)
    ただ、聞かれていないときに情報発信するかというと正面から伝えるのが難しくて逃げてしまいたくなることもあります。前、サンフランシスコで「硫黄島からの手紙」がロードショーでやってた後の週末に、同僚に「週末何してた?」「映画行った」「何の映画?」ときかれて、うわーむちゃくちゃ説明しにくい、、、と。話し相手がマチュアでまじめな同僚だったので腹くくってどういう話かきちんと説明したところ、かれも興味を持って映画を見に行ってくれてよかったんですが、それ以外のシチュエーションでは、触れない、突っ込んで話さないっていう判断をすることもありました。
    いきなり、「それは戦争だった!」って怒って叫ぶアメリカ人がいる状況、私はすごくよくわかりますです。

  • インフル

    重いけど避けて通れない話ですよね。
    アメリカ人には原爆資料館に行ってもらいたいですね。
    結構考え方変わりますよ。
    日本人としては、パールハーバーと違い広島は民間人が殺害された。
    パールハーバーは軍施設。
    ここを理解しないと原爆落とされて当然だ。という考えはなくなると思います。

  • beaver

    >今でこそアメリカ人の6割超が原爆投下は正当だったと思っているという世論調査の結果を見ても驚かないが、当時は心底驚き、わなわなと震えた。
    わかります、その気持ち。実は昔、アメリカ人のボーイフレンドと口論した原因がこれでした。平和教育を受け、小学校の修学旅行で行った広島の原爆資料館で恐怖に震えた私にとって、「原爆投下は正当だった。」という発言は聞き捨てならないものでした。その後、欧米が中東やアジアの国々にしてきたことを知ると、「アジア人を低く見ているから日本で原爆を投下したり、ベトナムで枯葉剤で土壌を汚染するようなことができたのだろう。」と感じるようになりました。原爆投下後にちゃっかりデータを持って帰るなど、まさに人体実験で許しがたいです。
    >正しい知識を持って即座に答えられるようにしておくのは海外にいる日本人の責務だと、私はなぜかずっとそう思っている。
    ただ、「正しい知識」が国によって異なるため、議論をしても平行線をたどるような気もします。歴史なんてそれぞれの国に都合がよいように教えていますから。機会があればとりあえず自分の考えは堂々と話すつもりですが、わかり合うことはあまり期待していなかったりして。
    ちなみにアメリカにも良心をもつ人がいたことも、あまり知られていない気がします。東京裁判の日本人被告の弁護人を務めたBlakeneyの弁論を聞いて、唖然としました。
    東京裁判 名場面


  • ドイツ特派員

    la dolce vitaさん、
    私も拙く同じようなエントリーをしてしまい、恥ずかしい限りでございます。まずいなあ、と言いつつ「それが私の力量だから」、ということで上げておきます(しかもリンク先の記事とダブってるし…まずいなあ)。
    http://germantokuhain.way-nifty.com/german/2009/08/post-1ef4.html
    以前日本のテレビで、原爆被爆者がエノラゲイ乗組員に会いに行く、という番組がありましたが、私はこの番組に嫌悪感を抱いてしまいました。エノラゲイが原爆の被害を作ったんではないんです。それはアメリカというものが作ったとも言えるし、翻って日本が作ったとも言える。何故そんな小さなところに戦争をはめ込もうとするのか?彼ら乗組員も原爆を落とすように強制されたとも言えるわけです。そんな自己満足を幾ら積み重ねても平和なんて近寄らない。
    私は自分の二人の息子をそれぞれ広島と長崎に連れて行きました。阿呆な息子どもですが、あえて私はあまり原爆の解説はしなかったにも関わらず、原爆祈念館では私がびっくりするほど神妙に、かなり真剣に展示を見ていました。二人がそのことを忘れていても良いと思います。脳のどこかに少しだけでもこのことが残っていれば、何があっても恐らくは人を傷つけない方に判断できるだろう、と思っています。逆に韓国に連れて行ったときには、日本がどういうことをしてきたのか、それは道すがら話していました。聞いていたかどうかは定かではありませんが。
    上の子供を広島に連れて行ったのが小学校四年の時だと思いますが、展示物を見た後、お好み焼きを食べながらぽつっと「あの人たち熱かったんだろうね」と言っていました。まあその言葉だけで連れて行った甲斐はあったかな?と既に口もろくに聞かない17歳を見て自分を慰めている今日この頃です。

  • la dolce vita

    >lat37nさん
    >ただ、韓国や中国といった国の場合はよくわからないです。。
    韓国や中国ではないですが、シンガポールでも日本軍は一般市民を虐殺しています。 年輩(60代)のシンガポール人に「日本軍がシンガポールで行ったことを今の日本人はどう思っているのか?」と聞かれたことがあります。 責めるのではなく純粋に知りたい、という口調でしたが、私はその時まだシンガポールに出張数回しか来たことがなく全然知らなかったので、家に帰ってから調べましたです。
    >いきなり、「それは戦争だった!」って怒って叫ぶアメリカ人がいる状況、私はすごくよくわかりますです。
    やっぱりよくわかっちゃうんですか? 私はあんまりわからないですねー、住まなきゃわからないんでしょうねー。
    >インフルさん
    >アメリカ人には原爆資料館に行ってもらいたいですね。
    私、実は広島に行ったことがないんですよね、ずっと行かなきゃ、と思ってるんですが。 アメリカ人どうこう言う前に自分が行け、って話です。
    ただ、実際、観光で日本に来る外国人(アメリカ人に限らず)が広島まで足を延ばすことはそんなにないと思います。
    2年前に行ったスペイン北部の街ゲルニカでゲルニカ博物館に行ったのですが、そこで(常設か特設か知りませんが)”Hiroshima”という展示をやっていました。 熱線を浴びた人の形に残った石段の写真とか、私にとっては見覚えのある写真がたくさん展示されていましたが、夫にとっては初めて見るもののようで熱心に見てましたよ。 こういう形で世界に相互展示が広がれば目にする人も多くなるんじゃないかと思います。
    >beaverさん
    >実は昔、アメリカ人のボーイフレンドと口論した原因がこれでした。
    カップルにとっては避けられない話題ですね。 深刻なわだかまりが残るとどうするのか?っていうのは私にとっては未知の領域ですが。
    >ただ、「正しい知識」が国によって異なるため、議論をしても平行線をたどるような気もします。
    私も議論しようとかわかってもらおうとか思ってませんねー。 「正しい知識」という表現は正しくなくて、”balanced view”でしょうか? 相手のviewを念頭に置いた上で、日本で一般に理解されているviewを伝える、という意味。 これは「日本ではどうなの?」と単に説明を聞きたいという趣旨の質問をされたときの場合です。 私の場合、そういうケースが圧倒的に多いので。
    東京裁判のビデオありがとうございました。
    >ドイツ特派員さん
    >私は自分の二人の息子をそれぞれ広島と長崎に連れて行きました。
    素晴らしいお父さんですね! 小学校4年なら絶対覚えてますよ、私も「はだしのゲン」めちゃくちゃ覚えてますし。
    beaverさんが書いているように、(私たちの頃)関西の小学校の修学旅行は広島と決まってたもんですが、小学校高学年に親の転勤で名古屋に引っ越してしまったため修学旅行が京都・奈良になってしまい(育ったとこなんですけど・・・)、広島に行く機会を逃してしまいました。
    逆に最近の小学校ではどうなんでしょうか? 別に「もっと平和教育しろ!」とか言う気もありませんが、自分が受けて育ったのでどうなってるか非常に興味あります。

  • oumi

    以前からブログ拝見していたのですが、初めてコメントしたい!と思いまして。
    >”C’etait la guerre! (あれは戦争だった!)”
    >という鋭く怒りに満ちた声が飛んできた。 声の主は同じクラスのアメリカ人だった。
    今、読んでて不意打ちをくらい、頭真っ白になりました。
    現実にそんな場面に出会ったなら、やっぱり何も言えなくなりそうです。
    「はだしのゲン」も全部読んでるし、原爆博物館も行ってるのに歯がゆいです。
    >なおこの話は加害者としてもしかり。
    加害者と被害者、両面からのview。これも、”balanced view”と捉えていいのでしょうか?
    理解が間違っていたらごめんなさい。相互理解には必要な事ですよね。
    差し支えなければ、「南京虐殺」についての信頼に足りそうなサイトも教えていただきたいです。

  • toyohito

    >「戦争はいけない」「核兵器はいけない」のは疑う余地すらない当たり前以前の常識だった
    全く同感です。
    私も1970年代生まれで広島に生まれ育った身としては、平和教育は自らの人格形成の一部になっているし、
    毎年8月になると戦争について考えないではいられません。小学校では毎年8月6日は登校日で原爆について学んだ記憶があります。
    日本の平和教育は、一応加害者と被害者両方の立場で教育をしているとおもいます。
    特に広島、長崎では原爆について、被爆者の語りべから、被害の悲惨さ、苦しみを聞く機会がありますが、
    アメリカの人道的な責任を追及しようとするものではなく、また日本の戦争責任の問題を言うでもなく、あくまで一個人の中立的な立場で戦争や核の悲惨さを語っていたように思います。家族を失い、自らも後遺症で苦しみ、人生に多大なな影響を与えた原爆に対し、国や人を恨むのではなく、被害を与えた核兵器や戦争だけを憎み、純粋に世界平和を望む姿勢は聞く者の心を打つものがありました。それは被爆者の人生をかけた訴えであり、当事者としての強いメッセージです。
    そんな経緯もあって「戦争終結に不可欠だった」とか「投下国の人道的な責任」と言う問題追求を当事者以外の人が語ることは、被爆者の方々にとって本意ではないのではないかと思うことがあります。
    そういった意味でも
    「正しい知識を持って即座に答えられるようにしておくのは海外にいる日本人の責務」
    さらに、戦争体験が風化していきそうな日本において、次世代へ伝えていくこともの私達の責務なのかもしれませんね。

  • la dolce vita

    >oumiさん
    初コメントありがとうございます!
    >現実にそんな場面に出会ったなら、やっぱり何も言えなくなりそうです。
    頭の中真っ白になりますよね。 でも上のlat37nさんのコメントにありますが、こういう反応ってアメリカ人としては普通なんですよ、悲しいかな。
    >加害者と被害者、両面からのview。これも、”balanced view”と捉えていいのでしょうか?
    そうです。 私が加害者としての歴史も調べなきゃなー、と思ったのは上に書いてますが、シンガポールに来て実際聞かれたからなんですけどね。
    >差し支えなければ、「南京虐殺」についての信頼に足りそうなサイトも教えていただきたいです。
    70年も前のことなので、当時の証言をできるだけ精緻に積み重ねて全体像を探るしか方法はないのだと思います。 だから、できる限り多くの証言が引用されているサイトなり本なりの方が信用できるのかと。 一個人の経験のみに頼り憶測で断定している論はあんまり信用していません。
    こんな資料集(↓)あります、この方は他のサイトへのリンクもたくさん貼っています。
    http://members.at.infoseek.co.jp/NankingMassacre/
    中国語が読めれば中国側のサイトも手に入ると思いますけどね。
    そんなに調べたわけではないので、もっとご存知の方教えてください。→みなさま
    >toyohitoさん
    コメントありがとうございます。
    >「戦争終結に不可欠だった」とか「投下国の人道的な責任」と言う問題追求を当事者以外の人が語ることは、被爆者の方々にとって本意ではないのではないかと思うことがあります。
    ものすごく重いメッセージですね、そういう声は通じてないような気がするなー・・・
    >さらに、戦争体験が風化していきそうな日本において、次世代へ伝えていくこともの私達の責務なのかもしれませんね。
    私は海外側しか担当できませんので、次世代側はお願いします(笑)。
    ほんと思うんですけど、強く印象に残る順に、1. 自分で直接した体験、2. 当事者から聞いた体験、3. メディアで聞いた体験、の順で1→2→3の間の落差って激しいんですよ。 語り部から聞けたのはものすごく貴重な体験だと思います、どんな映画や本よりも。

  • Myfire

    いま新聞を見てふと思い出したのですが旦那はトイレに行く時に「Hiroshimaしてくる〜。」と言うことがあります。文化ギャップをものすごく感じました。シンガポールルーツだからきっとこういう自然なフレーズが出てくるんだろうなあ、と理解したい気持ち半分、腑に落ちない、むしろぐしゃ、っとした気持ちになります。

  • la dolce vita

    >MyFireさん
    >旦那はトイレに行く時に「Hiroshimaしてくる〜。」と言うことがあります。
    それは私も嫌だなー 理由を説明したらすぐ止めてくれると思うけど。
    シンガポールに”Hiroshima”っていうバッグ屋があります。 和風ですらないのでなぜ”Hiroshima”なのか不明。

  • beaver

    >私が加害者としての歴史も調べなきゃなー、と思ったのは上に書いてますが、シンガポールに来て実際聞かれたからなんですけどね。
    加害者と被害者の認識の差といえば、高校1年の現代社会の夏休みの宿題として、シンガポールの英語の本(教科書?)の一部を訳したことを思い出しました。戦時中に日本がシンガポールでしたことについての部分をクラスで分担して訳し、夏休み明けに先生がそれをまとめて冊子にして配り、授業で扱いました。20年ほど昔のことなので、内容は忘れてしまいましたが。ただ、その内容がシンガポールで広く知られていて日本ではあまり知らないことに気まずさ感じたこと、自分が担当したページに日本軍の自転車部隊の写真が載っていたことだけはなぜか覚えています。
    余談ですが、これは教科としての英語から離れて、高校で何かの目的のために英語を使ったという唯一の経験でした。高校時代にもっと英語を使う機会があれば楽しかったかも。英語のレシピを予習して家庭科で調理実習をするとか(笑)。

  • la dolce vita

    >beaverさん
    いい授業ですね、その授業。
    >その内容がシンガポールで広く知られていて日本ではあまり知らないことに気まずさ感じたこと
    日本軍がシンガポールでしたことはシンガポールの学校では歴史で詳細にカバーされているそうです、私はシンガポールに来るまで知らなかった内容ですが。
    >これは教科としての英語から離れて、高校で何かの目的のために英語を使ったという唯一の経験でした。
    前ちょろっと書きましたが(↓)、うちの高校の英語の先生は結構工夫してがんばってました。
    http://www.ladolcevita.jp/blog/global/2008/09/post-44.php
    考えると教師ってのは責任重大で大変な職業ですねー 

  • basilika

    久しぶりにお邪魔しました。私の従姉妹はLA生まれ・育ち、ですが(血は純粋な日本人)、
    「アメリカが日本に原爆を落とした? 嘘でしょ? アメリカがそんなことするわけない」
    と言ったそうです。当時、高校生くらい。
    教育の影響の大きさをしみじみ感じさせられます。
    他のエントリーにもありましたが、中国の民族問題に関しては、こちらを参考にしています。
    (日本の政治についての記事は、個々人の考え方があると思います。)
    http://tibet.blog.shinobi.jp/Entry/118/
    私の祖父はフィリピンの島で戦死し、祖母の弟はシベリアに抑留されていたので、
    戦争のことはよく考えます。
    「戦争はしてはならない」というだけでは、戦争は決してなくならない。
    いじめはダメだとどれだけ言っても、いじめがなくならないのと、
    似ているのかなと思ったりします。
    祖父が生きていたら、フィリピンで何があったのか、直接聞けたのですが。
    ちなみに大学では、外国語学部で北京語を専攻していました。
    個人旅行もしたりして、卒業後は中国と関わり合いになるのを避け、都内の出版社に就職し、
    「編集」というものの不透明さを実感しています。
    同じ人の証言を、右にも左にも中庸にも「まとめる」ことができるからです。
    (この編集の「作用」が、普通の人にはわかりにくいらしいのですが、裏から見れば、大抵はその目的が透けて見えます)
    嘘ではないが、真実でもない。それが報道の大部分だと思います。
    南京については、以下の動画があったので、ご紹介しておきます。
    写真についてはよく調べたな、と思いました。






    私は中国という国をあまり信用していませんが、
    かといって日本の政治を全面的に信用しているわけでもありません。
    イギリス人の戦争捕虜に対する日本側の扱いなども、私たちは全然教えられていませんし。
    いろんな考え方がありますが、自分の答えはまだ出ません。
    いずれにしろ、歴史や報道に真実はないと思います。
    帰還兵の方々に、直接インタビューして回るのが、当面の夢です。

  • la dolce vita

    >basilikaさん
    コメントありがとうございます。
    >「アメリカが日本に原爆を落とした? 嘘でしょ? アメリカがそんなことするわけない」と言ったそうです。
    驚きです、学校で習わないんですか?
    >他のエントリーにもありましたが、中国の民族問題に関しては、こちらを参考にしています。
    このブログ、ありがとうございました。 ウイグルの記事しかまだ読んでいませんが非常に参考になりました。 私も中国の民族問題は中国が現在の形のまま残れるかを左右する火種だと思っていますが、何とか軟着陸してほしい、と思ってます。
    >「編集」というものの不透明さを実感しています。
    >同じ人の証言を、右にも左にも中庸にも「まとめる」ことができるからです。
    すべてのメディアはそうなんでしょうね。 最近は当事者が直接ネット上で表現したり、マスメディアに対して「それは違う」と声をあげることも増えてきて、メディアのあり方が変わらずをえなくなっているのが面白いと思います。
    >帰還兵の方々に、直接インタビューして回るのが、当面の夢です。
    大きな夢ですね。 始まったらぜひ教えてください。

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