少し誤解があるかな?と思う出来事があったので。
このブログは、「世界級ライフスタイル」という造語を次のように定義しています。
- 日本国内だけではなく世界中から自分のライフステージに合わせてベストなライフスタイルを選ぶ生き方
- 人の肩書き(国籍、年齢、学歴、会社名etc.)ではなく、内面(価値観・経験の共有etc.)を重視し世界中の魅力的な人との交流を楽しむ生き方
100人いれば100通りの定義があると思いますが、一応、2009年現在、私が信じている定義。 みなさんが思う「こんなのも当てはまるかも」という定義があれば、ぜひ教えてください。
そして、このブログは上記のようなことを(頭の片隅にぼ〜んやりとすら)考えたことのない人に対し「あんた、何やってんのよ! これからの時代はこうなのよ!」と考えを改めることを促すものでは、全くもってありません。
こんなことを普段から考えている人はおそらく日本人の中では極めて少数派(マイノリティー)だろうという自覚があったので、どちらかと言うと(もしかして肩身の狭い思いをしているかもしれない)マイノリティーが安心して集える場のように捉えています。
おそらくマイノリティーであろうという自覚は、前職の財閥系総合商社で、会社に忠誠を尽くし数回の駐在、異動、子会社出向などを繰り返しながら社内出世街道を(同期と比べながら)昇っていくことを当然とする人々に囲まれていたので感じていたし、周りの風潮を見渡しても何となくそう思っていました。
なので、ブログを始めて以来、「共感します!」という人にたくさん出会い、「そんなにいたんだ・・・」とビックリしています。
以前、こんなガジェット(おもちゃ)の記事を読んだことがあります(ググッたけど、名前も分からず出てこなかったので、言葉で説明)。
ゲイはパッと見ゲイと分からない人も多いので(明らかな人もいるけど)、ゲイ同士が出会う場はゲイが集うバー、友達の紹介などに限られているそう。 このガジェット(ゲイ・ファインダーと勝手に命名)はポケベルみたいな大きさで持ち歩くもの。 通信機能がついており、自分のプロフィール(ゲイ・レズビアン・バイなどの性的志向や年齢 etc.)と望む相手のプロフィールを記録し、街を歩いているときに半径100m以内に望む相手が来たらそのポケベルもどきガジェットがビービー鳴る(もしくは振動する)というもの。
街で突然鳴り出したら恥ずかしい、半径100m以内といっても新宿東口の半径100m以内は広い、どうやって探すのか?、ネットワーク外部性が働く典型商品(できるだけ多くのゲイが持っていないと、意味ない。 世界で20人くらい持ってたくらいでは一生出会えない)・・・
などなど、山のように沸き起こった疑問はこの記事では全く説明されていませんでしたし、その後ヒットしたという話も聞きませんが(こんなガジェットが出るのはアメリカだろー、かなりオタッキーなので日本の可能性もあるけど)
で、話を戻すと、このブログは実生活で出会うのは簡単ではない人たちを結びつけるこのゲイ・ファインダーのような役割を最終的には期待しています。
・・・とはいえ、ファインダー機能をどうやって植え付けるかは今後の課題。
こちらのエントリーで書いたシリコンバレー在住の外村さんからは「波長の合いそうな人がいたらこのブログを紹介している」というありがたいお言葉を頂きました。
皆さんも「あの人なら共感しそうだな」と思い当たるお友達がいれば、ぜひこのブログをご紹介ください。 私がブログを通じて知り合ったAさんとBさん(お互い他人)を合いそうだと思ったら紹介する、といったこともしていますので。
ブログという性質上、今のところ1対Nのコミュニケーションに留まっているのですが、将来的にはN対Nの場(オンラインフォーラム)にしたいと目論んでいます。
私はMovable Typeというツールで一からブログを作成しており、Movable Typeの新しいバージョンではコミュニティ機能が標準搭載されているので、使ってみたのですが、テンプレートがこんな外観のものしかなくカスタマイズするほどのワザも持っておらず、美的に許せないので却下。
「mixiのコミュニティーは?」と聞かれそうですが、使っていない人も多いし(私のブログはmixiの平均ユーザーより年齢がちょっと高いと想像)、数あるコミュニティーに埋もれてしまうし、検索エンジンに引っかからないので、やっぱり公開ウェブがいいんですよねー 名案のある方、教えてください。
March 8th, 2009 at 2:07 pm
カナダ人のこんな友人がいます。夫と出会ったのはトロント。だけど、ご主人はヨーロッパのとある国で結構大きな会社を経営しているため結婚と同時に夫の国へ行き、子供を妊娠。だけど、その国の言葉もよく分からず、医療体制にも不安があるからといって、夫をおいてトロントへ戻り出産。夫は時間の許す限り妻のいる国へ通い、第2子、第3子と出産。その間にローレンシャンに別荘を買い、別荘に近いからという理由でトロントの家を売り、わが町へ。
今日から子供たちは春休みなのでカリブ海のとある島で、自家所有のクルーズ船でお父さんがヨーロッパからやってくるのと合流し、2週間過ごすらしい。
夫とはあまり会えないのに、なぜか二人には愛が溢れていて、夫はいつも妻のわがままを聞いている。子どもたちもお父さん大好き。だけどご主人はこの前はちらりと、上の子はヨーロッパのボーディングスクールに入れたかったのに妻が手元から離さないからあきらめたとボヤいてました。
自分のライフステージというか我儘だけで好きな人生を歩んでいるわがままいっぱいの友人です。
今日も飛行機に乗る前に私に頼みごとの電話をしてきました。(ムッ)
だけど、にくめない、彼女は人を引き付ける魅力ではなく包んでしまう魅力を持っているのです。このような能力をもった人をあまり見たことはないですね。不思議な友人です。しかし彼女は自分流の世界級ライフスタイルをつらぬいてますねー。(長文ですみません)
March 9th, 2009 at 9:12 am
>sunshineさん
素敵なお友達の例、ありがとうございます。
ご夫婦が(頻繁に会うにしても)ずっと離れていても・・・
>なぜか二人には愛が溢れていて、夫はいつも妻のわがままを聞いている。子どもたちもお父さん大好き。
ってところが他人がマネできないところですねー
どこに住むか、家族全員幸せな場所はどこか、というのは、やはり永遠の課題です。
>彼女は人を引き付ける魅力ではなく包んでしまう魅力を持っているのです。
へー、ぜひお会いしてみたいです。
March 9th, 2009 at 9:32 am
いつもブログ楽しく拝読させていただいています。
なんとなく居心地の良い?ブログだなーと感じてついつい長居してしまいます。
名案は残念ながらありませんが、six apart社に直接要望をだすのが早いような気が・・・・・・
March 10th, 2009 at 9:42 am
>Tayoさん
>six apart社に直接要望をだすのが早いような気が・・・・・・
ご提案ありがとうございます〜
なんとこのブログを見た、ある人がsix apartの社長の関さんにこのブログを転送してくれました・・・
迂闊なことはかけませぬ・・・
March 11th, 2009 at 12:55 pm
コメントどうもありがとうございました〜
>ブログを始めて以来、「共感します!」という人にたくさん出会い、「そんなにいたんだ・・・」とビックリしています。
それ!!わたしも!!すごい思いました。
「私のこれまでの長い人生で、君たちはどこに隠れていたんだ」
と。でも、実は読んだ人の勘違いだったりしてw。というのは冗談で、やっぱりインターネットでもなければ集まれないくらい、疎にしかいない、ということなのだと思います。
シリコンバレーは一週間でわかる説、は私も同意。というか、会社訪問するなど濃く過ごせば1日でわかる、と思います。私は出張でシリコンバレーに来て某ベンチャーに一歩足を踏み入れ、スタンフォード大学をちらっと見ただけでビビっときましたwww。JTPAのツアーも、元々は「数週間〜数ヶ月のインターンプログラム開発」という話しだったんですが、「そんなに長くいなくてもわかる人はすぐわかる。3日で十分」と強行に押したのは私。さらに最近はみんな海外にも気軽に来るようになったので「1日で十分」とさらに青年の主張をして1日コンファレンスに・・・(とはいうものの、ツアーもコンファレンスも、私はアイデアだけ出して実際の企画運営は全然手伝わないというひどい口先人間なんですが)
March 11th, 2009 at 1:35 pm
la dolce vita様、
>人の肩書き(国籍、学歴、会社名etc.)ではなく、
年齢、も加えておいて頂ければ幸いかと(笑)。どう考えても私は年齢がかなり高い方ですから、引け目を感じるところも多々ある訳です。
ライフスタイルをベストなところに求める、という意味で、私の友人家族がシンガポールに移住しています。友人家族なりに色々と戦っているだろうと思うと、襟を正す思いです。ただ、自分自身は「畳の上で、最後はとんかつを食って死にたい」という希望ですね。と相方に話したら、「んじゃあ畳を背負ってどこでも行けば?」と言われております。
March 11th, 2009 at 8:17 pm
>chikaさん
コメントありがとうございます! 感謝・感激。
>やっぱりインターネットでもなければ集まれないくらい、疎にしかいない、ということなのだと思います。
本当、インターネットって偉大ですよねー インターネットがなければ、私たちはタダの変人で終わっていたのだろうか?
>私は出張でシリコンバレーに来て某ベンチャーに一歩足を踏み入れ、スタンフォード大学をちらっと見ただけでビビっときましたwww。
スタンフォードは偉大ですよねー 私は今Stanford iTunes Uにはまってます。 生まれ変わったら、北欧のギークに生まれてスタンフォードで思いっきり好きなことしたいかも(←リーナス・トーバルズとセルゲイ・ブリンを合体させた想像力貧困な私)。
>ドイツ特派員さん
>年齢、も加えておいて頂ければ幸いかと(笑)。
了解、付け加えました。 これ以降の追加は「etc.」に含む、ということで(笑)。
>自分自身は「畳の上で、最後はとんかつを食って死にたい」という希望ですね。
シンガポールは日本のとんかつ結構おいしいですよ。 私は畳じゃなくて病院のベッドでもいいです。