ロンドンで懐石料理レストラン

いまいちシリーズ化していない起業家応援シリーズですが(ブログの右下のTag Cloudで’起業家’をクリックすると、私の友人起業家たちの話が読めます)、今日はロンドンで日本食レストランをオープンした日本人女性のお話。
私が渡辺彩子さんを知ったのはINSEADの卒業生ニューズレター(↓)。 そう、INSEADの先輩です。
INSEAD : Meet Ayako Watanabe MBA’96D – Founder, Saki Bar & Food Emporium, London
2006年にレストラン激戦地のロンドンで本格日本食(懐石)レストランSaki Bar & Food Emporiumをオープンし、あまたあるレストランの中から数多くの賞を受賞しています。
‘The UK Best Dishes Award’
‘Best Seat in the House’
海外で成功している高級日本食レストランの経営者ってNOBUの松久信幸さんとか、Tetsuya’sの和久田哲也さんとか、シェフ出身で「料理の腕がよく、経営もわかる」人だと思っていたのですが、なんと彩子さんはINSEAD卒業後、ITコンサルのアクセンチュアに勤務すること6年。
思わず「ニューズレター見ました!」とメールしてしまいました。


すると早速お返事が(下記に一部抜粋)。

もともと日本食の啓蒙をライフワークにしようと考えたのはフランスに短期語学留学をしていた大学生時代でしたが、日本食=寿司&刺身のイメージを超えて食文化を紹介するのは結構一筋縄ではいきません。 でもイギリスでは日本食はタイ料理の次に全国でブレークするエスニック料理だ、とみなされて注目も高まっており、昨今の不況を生き延びて成長したいものだと思っています。

私も大学時代フランスに短期語学留学していたし、日本食 = 寿司&天ぷらのイメージは(フランスに限らず)何とかならんものかと思っていましたが、その目標を持ち続けて実際に実現し成功させるところがすごいです。
LowCalory3Course.jpgまだプレス未発表という超低カロリーメニューの写真まで特別に送って頂きました。 なんと3コースで285カロリー、4コースで275カロリー。 白魚の蕪蒸しとか軽めで炭水化物を使わないことでカロリーを押さえているのだそう。
健康・ヘルシー志向のイギリス人にはアピールしそうですね。
– アクセンチュアという全く門外漢でどうやってレストラン経営を学んだのか?
– 料理長が元NOBU LONDONだったりするのだが、どうやって口説いたのか?
– 750,000ポンドという巨額のスタートアップ資金を集めて怖くなかったか?
山ほど疑問が沸いてくるのですが、いつかお会いするときにお聞きしようと思います。
私はすぐにロンドンには飛んでいけませんが、ロンドン在住の友人がいる方、ぜひ宣伝してくださいませ。


2 responses to “ロンドンで懐石料理レストラン

  • ごう

    横から口を挟んでしまうようだけれど・・・
    最後の疑問3つのうち、1つ目は、わかるような気がするなぁ。
    渡辺さんの半分弱しかアクセンチュアにいなかったけれど、
    (そして、彼女のことはこの記事で初めて知った)
    あの会社には「なんでもあり」な人たちが集まっているから
    これは門外漢みたいなことがないように思います。
    ふふ。また、ご本人に聞いてみてください♪

  • la dolce vita

    >ごうさん
    >あの会社には「なんでもあり」な人たちが集まっているからこれは門外漢みたいなことがないように思います。
    へー、そうなんだ。 ご本人に聞いてみます。

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