昨日の続き。
金曜の午前中は『米国ハイテクビジネス実践セミナー』というJETROのイベントで外村さんが講演をされたので参加させて頂きました。
話はいきなり逸れますが、あのメンバーであの内容で8,000円は安いです → JETROさん
「シリコンバレーをどう活用するか」というテーマの講演だったのですが、真ん中のシリコンバレーのトレンド部分を除いて最初と最後は、シリコンバレーという場に限りません。 世界中に通じる世界級考え方だったので、ご本人の許可を得て内容をご紹介。
まず、いきなり[ご注意]から始まりました、こんなプレゼン見たことないです(笑)。
[ご注意]
1. 聞いた話を全部は信じるな!
2. すごいと思いすぎるな!
3. Just do it!
1.は、聞いた話をそのままにして終わるのではなく周りに話したり情報を発信したりすると、ちゃんと倍になって自分に返ってくるので、聞いた話を咀嚼するプロセスを経ようというお話。
3. は、そのままJust do it!。
私がすごく納得したのは2。
あの人はすごいから、違うから、という理由をつけ、自分と距離を持った瞬間に思考が停止してしまい近づけなくなるということなんですが、本当にそう思います。
私は以前からスポーツ選手の子どもがスポーツ選手になったり音楽家の子どもが音楽家になったりするのは、学びやすい環境や天性の素質もさることながら「お父さん(お母さん)にできるなら、自分にもできるだろう」と思うからだと思っています。
私の場合、母が留学経験もなくNHKの語学講座など日本での勉強だけで英語が話せて英語を使って仕事をしていたので、英語に対する心理的なハードルが低かったことが、母がいい英語学校を薦めてくれた、とかいうことよりも大きな要素だと思うし。
また、外村さん講演の[まとめ]がこれまたよかったです。
[まとめ]
– SV(シリコンバレー)3原則
組織ではなく、個人を見る
情報ではなく、生の経験を聞く
知識ではなく、それを得る方法を知る
– 最適環境は”自分”で作っていく(ネットワーク、メンター、パートナー)
– 自分の価値観、仮説、選択眼で
シリコンバレーに限らず、このブログで目指すところの世界級ライフスタイルそのものを言い表していて、ABOUTページにそのまま書きたいような普遍的な内容でした。
渡辺千賀さんもそうなんですが、コンサルファーム出身の方は概念的なことを的確に言語化できて、いつもハッとします(「そうそう、これが言いたかった」は誰にでも言えるけど、「これが言いたい」言葉に落とし込むのは訓練が必要)。
こういう風になりたいなー、と思います。
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