オバマ大統領当選の時に書いた『歴史に残る名スピーチ』というエントリーにこのブログの方にコメントで紹介してもらったToastmastersというクラブに入ることにしました(コメント消えてしまいました、ごめんなさい!)。
正確にはまだ申込書を書いていないのですが、2月から入る予定。
以前読んだ『トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦〈1〉ブランド人になれ!』に「地元のToastmasters clubに入ろう」とあったので、聞いたことはあったのですが、原書(『The Brand You 50』
)で読んだので、Toastmastersそのものに関する説明がなく、何かわからずそのまま忘れていました。 MIKIさん、ご紹介ありがとうございます。
で、Toastmastersとは何かというと、パブリックスピーキングのスキル向上を目的とするクラブです(オバマのスピーチに影響された超単純な私)。
Wikipedia : トーストマスターズ・インターナショナル
11月と12月にもシンガポール一歴史あるToastmasters Club of Singaporeにゲストとして参加したのですが、いやー、メンバーのスピーチの上手なこと・・・
に気圧されて、いまいちコミットすることに尻込みしていたのでした。
ところが、今週月曜に行われた今年初めての会に3度目の正直でゲスト参加して、ようやく、ぽーんと背中を押されました。
きっとNew Years Resolution(新年の抱負)で「今年こそToastmastersに参加する」と決意した人が多かったんでしょう。 出席者50人という大盛況(うちメンバーとゲスト半々)。
さすがシンガポール、国籍がバラエティ豊かで、自己紹介した人を数えただけでも、
シンガポール、ベトナム、マレーシア、インドネシア、中国、インド、韓国、オーストラリア、アメリカ、スリランカ、香港、日本(= 私)
と12ヵ国。 英語が母語の人の方が少ない面々(シンガポール人の英語の上手さは年齢による、個人差も激しい、文法怪しい人も多いし)。
いつもImpromptu Speech(即興スピーチ)と呼ばれる、その場でお題を与えられて2-3分の即興でスピーチをするイベントから始まるのですが、これにはゲストも参加できます。
このImpromptu Speechに挑戦したゲスト(中国人、ベトナム人、マレーシア人、インドネシア人)がすごかった。 初めての会合、英語の文法も発音も日本人だったら絶対に「私、英語できないから」と話すことを拒否するレベル、なのに手を挙げてみんなの前で即興スピーチするのです。
NUS(国立シンガポール大学)の博士課程に来ている中国人のスピーチなんて、中国語なまりのアクセントがきつすぎて半分くらいしかわからなかったのに、”(自分の研究分野で)I want to be No.1!”とかやるもんだから、聴衆はわかってもわからなくても思わず拍手しちゃってました。
スピーチ後には「文法や発音はこういうところを気をつけましょう」云々というフィードバックがありましたが、「間違うことを恐れない」って強いなあ、と思い出しました。
そんな訳で背中を押された私ですが、アジアではどこの国の人も結構文法も発音もめちゃくちゃな英語でガンガン意思を通してます。 日本人が見ればおそらくとっても勇気が出る場所なんじゃないか、と思います。
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January 8th, 2009 at 4:29 pm
このクラス、東京やたしか大阪でもあって、以前同僚のアメリカ人に誘われました。 私は勇気だせず、というか別のことがしたくて興味はあったのですがお断りし、、友人はいまでも通ってます^^
ここでのレポートが楽しみです!
January 8th, 2009 at 8:14 pm
お久しぶりです。ゲストを含めても50人とは大きなクラブですね。
正式加入時には、Induction Ceremonyが行われると思います。少々大げさな感じがするかも知れませんが、これもToastmastersの世界への入り口と思って楽しんでください。
加入後、しばらくすると最初のスピーチ(Ice Breaker)がアサインされると思います。その後、私の場合は2~3ヶ月に一度のペースでスピーチがアサインされていました。7分前後のスピーチを作成&練習するのは結構大変ですが、その分の見返りも十分あると思うので、楽しみつつ頑張ってください!
January 8th, 2009 at 9:06 pm
やほ〜(^o^)/
スピーチを上達することを目的とする、そんな国際的なクラブがあるんやね。
スピーチ、上手い人ってかっこいいよね。
学生のころから、スピーチの上手い人になりたいなぁってめっちゃ思ってるねん。
プレゼンとかする機会は少なくないので、毎回いろいろ意識してスピーチしてたり。
もちろん、オバマさんのスピーチ力、尊敬してます。
January 8th, 2009 at 10:28 pm
>y/modeさん
>私は勇気だせず、というか別のことがしたくて興味はあったのですがお断りし、、
いやー、勇気出せないですよね。 私も3回見学してようやく・・・ またブログでご報告します〜
>MIKIさん
>ゲストを含めても50人とは大きなクラブですね。
新年第1回だったので特に多かったようで、ジムと同じくサインアップしたもののドロップアウトする人が続出するんじゃないだろうか、と想像しています。 ドロップアウトしないように頑張ります。
>re_re
>学生のころから、スピーチの上手い人になりたいなぁってめっちゃ思ってるねん。
いやー、re_reは十分うまいと思うよ。 この前、結婚式初司会やったらしいやん(絵日記見た)。
わたし結婚式の司会なんて恐ろしくてできないもん。
オバマはすごいです、こうやって人心を掴むんだなー、と感動。
January 21st, 2010 at 2:49 am
こんにちは。
私のRSSリーダーにてこちらのブログがレコメンドされていたので、拝見させていただきました。
私も東京都内のトーストマスターズ(日・英バイリンガル)に所属しています。
日本で働いている中国語圏のメンバーも何名かいらっしゃるのですが、
彼らの積極さは本当に凄い。上手下手に関わらず(といっても上手な方ばかりなのですが)
本当にnon-nativeなはずの日本語・英語スピーチにどんどん挑戦されています。
拙い英語が気になって中々積極的に手が挙げれない私など見習う事仕切りです。
スピーチ技法や英語力が拙いかどうかより、それで萎縮してしまう事のほうが極端にスピーチの出来に反映されると最近は感じる事が多いです。
これからも更新を楽しみにしております。
January 21st, 2010 at 9:52 pm
>june7さん
コメントありがとうございます。
>スピーチ技法や英語力が拙いかどうかより、それで萎縮してしまう事のほうが極端にスピーチの出来に反映されると最近は感じる事が多いです。
そうですね、あとは練習量かな。 ロンドンに来てToastmastersはお休みしてしまっているのですが、また落ち着いたら入ってみたいと思っています。
November 1st, 2010 at 4:11 pm
インドネシアに来て、シングリッシュから更にブロークン英語になっていよいよ危機感を覚えたので、
ようこさんのこのエントリーを思い出して、ウェブで探してジャカルタのToastmastersに参加してきましたよ!
ほんとさっき参加して、たった今帰ってきたところです。
まず、Toastmastersのシステムを全く勉強せずに行って、ちょっと混乱してました。
Word of the TodayとかGeneral Evaluatorとか”Ah” & WoD Counterとか、なんじゃそりゃ?って感じで。
とりあえず初回の今回は大人しくしておこうと思ってたんですが、Table Topic Sessionにて
唯一の日本人、というか外国人(僕以外の20数名は全員インドネシア人でした)だったため、
見事に最後にご指名を食らいました。。
WoTが「Scary」ということで、僕に与えられたお題は「(日本の)ゴースト」。
いやー、即興ってほんと難しいっすねー。適当に話し始めたら、気づけば「リング」の話しをしてましたわ。
でもって、なんとついでに即興スピーチのBest of Todayもらっちゃいました。
ま、ただ一人の外国人ってことで、みんな気を使ってくれたんでしょうが。
ってことで、面白かったので、このままクラブに正式に加入してみますわー。
November 2nd, 2010 at 9:44 pm
>まつーらさん
>なんとついでに即興スピーチのBest of Todayもらっちゃいました。
それはすごい! 私、自慢じゃないですが即興スピーチしたことないです(いつも当てられないように隠れてた) ほんとすごいですよ。
Toastmasters、仕事にも役立つと思うので楽しんでください〜♪