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大統領選なのでアメリカについて考えた

「オリンピックが終わるとアメリカ大統領選」、というのは「祇園祭が終われば夏」、みたいなもんで(京都の人しかわからないか・・・)、4年ごとに繰り返されるアメリカ最大のイベントが佳境を迎えています。
大統領が変わるとホワイトハウスのスタッフが総交代になるアメリカでは大統領任期4年のうち最後の1年が政治不能状態に陥り(特に政権2期目は)、この期間、莫大な選挙資金が使われるので、多大な批判もあるのですが、少なくても4年に1度、アメリカ国民はもちろんのこと世界中がアメリカの政治について考える機会を提供しています。
あまりにコロコロ変わるのでオオカミ少年状態となり、当事者の国民の関心が薄い日本の総裁選とは雲泥の差(もちろんこの差は直接選挙、間接選挙という選挙方法の差だけによるものではなく、もっと根本的な問題です)。
「新しい大統領になると自分の国との関係はどうなるか」、が米国外の国での焦点なのは日本もシンガポールも一緒。
シンガポーリアンの友達は「オバマとマケインのどちらが自由貿易路線かどうか」を議論していました。
なるほどねー、そういう視点になるのか。

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