昨晩は第2回 世界級ライフスタイルをつくる会@シンガポールを、シンガポール一のお好み焼き屋なんじゃもんじゃで行いました。
総勢15名で23時過ぎまで食べて飲んで・・・ 何とオフ会のために日本から飛んできたのが3名!
みなさん、楽しい時間をありがとうございました! よければコメント欄に感想を書き込んでください〜♪
今回は国際結婚4組、海外→海外の横移動組、海外移住希望者、奥さんの転勤にダンナさんがついてきたケース、いろいろな人がいて、それぞれのお話を聞いていると飽きなかったのですが、宴もたけなわになってみんなの注目を一気に集めたのがJTPAツアーで知り合ったという夫婦。
JTPAというのは、技術を志向する日本人プロフェッショナルがシリコンバレーで働くのを支援するためのNPOで日本在住の若手技術系のために毎年ツアー・コンファレンスを企画しています。 3月の東京オフ会にも今年のツアーに参加予定の人がいたし、若手技術系で海外で働くことを希望する人たちの間では知られた存在。
そんなきっかけで知り合ったということで結婚に際し親への説明にも苦労したとのことですが(そりゃ、そうだろうなー)、よく考えるとものすごーく道理にかなった出会い方。
通常、海外に引っ越すとか言うと夫婦の方向性やキャリアを合わせるのが大変なのですが(でも、それはそれで楽しい)、初めから海外就職の志向を持った人が集まっているのだから、いきなり結婚における重大条件(人生の方向性確認)クリアなわけです。
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世界級ライフスタイルのための婚活
上海恋愛マーケット分析
あまりにもよく聞く話なので、まとめることにしました。
情報ソースは昨日も触れた以下のカテゴリーに属する友人たちです。
- 中国にチャンスを見出して移住し、自分でビジネスをしている欧米人
- 幼少期に香港・台湾から家族ともども北米・オーストラリアに移住し、欧米で教育・キャリアを積んだ後、過去5年以内に上海・北京に移ってきた(香港・台湾出身)中国人
以下の現象はアジアでは程度の差こそあれ、ある程度存在する現実だと思いますが、上海はかなり極端なケースなのかな、と思います。
私の友人たちによると上海の恋愛マーケットには明らかな恋愛格差があり、上海に住む中国人女性の間では男性は以下のようにランキングされるそう。
- 香港人、台湾人(中国語を話し、香港・台湾のパスポートを所持し、国際的であるため)
- 外国パスポートを持つ中国人returnees(帰国子女の意味だが、外国パスポートを持つくらいなので海外在住経験が長いのが特徴)
- 多国籍企業駐在員などリッチな外国人(中国語は話せないし文化的にも異なるが、外国パスポートとお金を持っている)
- 外国パスポートを持たないリッチな中国人
- 貧乏外国人(英語の先生など)
- 上海出身中国人
- その他中国人
自由を求めた移住
アメリカ大統領選、フタを開けてみるとオバマの圧勝でしたね。
よかった、よかった。 ペイリンが出てきて、共和党の支持率が上がったときは世界はどうなることか?と思いましたが。
今日はアメリカ大統領選の話ではなく、同日カリフォルニア州で行われた住民投票のProposition 8のお話(正確にはProposition 8議論で思い出した話)。
Proposition 8とは同性婚を禁止し「結婚は男女間に限る」と法律で定義するための提案です。 詳しい説明は、他のソース(下記参照)に譲りますが、全く門外漢&無知な私からするとカリフォルニアなんて同性愛のお膝元、メッカみたいなイメージです。 サンフランシスコの一部やlaのウエスト・ハリウッドあたりでは、ゲイ・レズビアンカップルが仲睦まじく過ごす姿をたくさん見かけました。
そんなカリフォルニアで激しく同性婚を嫌う人がこんなにいるとはねー、悲しいねー
Wikipedia : California Proposition 8 (2008)
The Economist : Showdown
「自分のライフスタイルに合わせて世界中からベストな場所を選ぶ」というこのブログの観点から、身軽に居住国を変える友人の姿は『国に帰るのは誰? 海外に出るのは誰?』や『果たしてヤジ馬なのか歴史の証人なのか?』で書きましたが、「自由を求めた移住」というのもあります。
異宗教間の結婚式
土曜日は前の仕事で知り合ったシンガポール人の友人の結婚式でした。
私は外国人友達の結婚式に行くのが大好きです(そのわりには有休不足で招待されてもあまり行けてませんが)。 なぜなら祝福するという本来の目的もさることながら、結婚式ほど文化・宗教の粋を集めたイベントはない、普段グローバルに飛び回る友達の文化的背景を垣間見るのも楽しいし、それが異文化間結婚ならなおさら楽しい(慣れない習慣に戸惑うご両親・親戚の姿とかね)。
今回は中華系シンガポール人同士の結婚だったのですが、新婦が敬虔なクリスチャンなのでキリスト教式の教会ウェディングでした。
最近まで知らなかったのですが、シンガポールにキリスト教徒は意外と多い。 シンガポールの宗教構成(15歳以上)は以下の通り(2000年国勢調査より)。
仏教 42.5%、イスラム教 14.9%、無宗教 14.8%、キリスト教 14.6%、タオイズム 8.5%、ヒンズー教 4.0%、その他 0.6%
民族構成は以下の通りなので、14.6%のキリスト教徒は欧米人ではありません。 そのほとんどは中華系シンガポーリアン。
中国系 75%、マレー系 14%、インド系 9%、その他 3%
彼らは福音系(evangelical)と呼ばれるプロテスタントの一宗派。 聖書の教えに忠実に従い信心深く、アメリカのキリスト教徒はほとんどがこれだそう。
Wikipedia : 福音派
なお、知らない方のために、一般的にアメリカのキリスト教徒はヨーロッパのそれ(プロテスタント、カトリック、アングリカン)と比べても非常に信心深く、日常的に教会に行く人の割合が国民の40%にのぼります。 この流れを受けるシンガポールのキリスト教徒も日曜は教会に行く、という人が多いです。
女性における学歴と結婚の相関関係
非常に妙齢の女性の反応が良さそうなタイトルをつけてしまいましたが、疑問に思っていたことがあったので調べてみました。
こういうトピックは主観で語ると紛糾しやすいので、統計攻めでいきます。
日本では「高学歴の女性は売れ残る説」が既成事実のように言われて久しいですが、まだ旬なトピックなんでしょうか?
私の周りは去年から猛ラッシュなので「遅い」だけで「結婚しない」わけではないと思うが、個人的体験は置いておいて、統計で確認(2000年国勢調査より)。
女性未婚率(全国)
25-29歳 30-34歳
大卒 69.3% 33.2%
短大卒 56.5% 27.1%
高卒 45.1% 22.6%
たしかに大卒未婚率の方が高い。 「学歴」というからには大卒内で細分化してほしいけど、さすがにそのレベルは見つかりませんでした。 続いて東京都のデータ。 個人的には東京と全国平均の差の大きさの方が興味あります。 さすが独身天国、東京・・・
女性未婚率(東京都)
25-29歳 30-34歳
大卒 73.7% 40.9%
短大卒 64.0% 35.9%
高卒 55.9% 32.1%
(もっと知りたい方はコチラ→東京都の統計:若者の結婚の状況の変化)
で、疑問に思っていたことというのは、一般的には高学歴と思われるINSEAD同級生を見渡すと、女性は30過ぎたら一斉に結婚し子供もバンバン産んでいるのに対し、男性は独身で「いい人がいない」と言っている人が多いような気がします(もちろん結婚する人の方が多いですが)。
「気がする」だけではなく、統計においても裏づけられています。