『世界のMurakami』というエントリーを書いてから1年半、遅すぎるにも程がありますが、ようやく『芸術起業論』を読みました。 だって、日本のAmazonの海外配送料高いんだもの・・・(涙)
内容はある程度、日経ビジネス(世界で戦うための『芸術起業論』)や東洋経済(新世代リーダーの条件)などで想像がついていましたが、いやーーー、面白かったです。
「海外在住日本人としてのアウェーでの戦い方」、「現代アートの見方」、いろいろな読み方ができますが、「戦略とマーケティングで(言い換えると”努力”で)世界最高峰レベルの芸術家になれる」という強烈なメッセージが今までの一般常識を翻す本。
私はここ数年、左脳系(テクノロジー投資&事業開発・MBAホルダー)から右脳系(建築インテリアデザイナー)への転身中なのですが、決心したとき「アーティストにはなれないけど、デザイナーにはなれるかも」と思っていました。 理由は、デザイナーはクライアントの問題をデザインで解決することが仕事であり、そういう意味ではビジネス系の仕事と根本的に一緒、対してアーティストは圧倒的な才能がないとなれなさそうだったから。
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