Tag Archives: 学習法

一流なウェブもの2つ

『魂を揺さぶる写真』というエントリーで、Steve McCurryの写真を紹介したところ、この写真展がきっかけで(?)彼女にプロポーズしたという人を初め、「すごい!!!」という感想をもらって嬉しかったので、今日は最近はまってるものを2つ。
その1。
Steve McCurryも所属しているMagnum Photos(*1)の『Magnum In Motion』
*1・・・「世界最高の写真家集団」としてその名を知られる、写真家グループ。 現在約50名の写真家・フォトジャーナリスト(報道写真家)が在籍。
超一流のフォトジャーナリストの写真をスライドショー形式でエッセイの語りで魅せるもの(ビデオポッドキャストも対応)。 それぞれの写真の持つ力が強力なので、PC画面でも食い入るように見てしまいます。 写真のようなアートでもネットで(しかも無料で!)鑑賞できる時代がきたのだなー、とちょっと感動。
『Magnum In Motion』にあるPhoto Essayの数も多く、毎晩大事に見ているのですが(報道写真とあって暗いテーマが多いので寝る前に見ると気分が暗〜くなってしまうのが難)、やっぱり一番好きな写真家はSteve McCurryかな?(リンク貼っておきます)
South Southeast – Feeding on the Colors of Asia
magnum_photos.jpg

Continue reading


どうすればプレゼンは上手くなるのか・・・

一昨日Singtel(シンガポールNo.1携帯事業者)、昨日Salesforce.com(米クラウドコンピューティングトップ企業)と続けてイベントに参加してきました。 参加者400-700人くらいと似たような規模、両方とも新サービスの発表と似たような目的だったのですが、Singtelに比べSalesforce.comのプレゼンの上手さに感心、2日続いたので余計そう思ったのでしょうが。
今まで数多く企業のプレゼンを見てきましたが、正直上手い人は10%以下(はい、自分のことは完全に棚にあげています)。 700人どころか50人以上の前でプレゼンしたことないし)。
よく「アメリカ人はプレゼンが上手い」と言う人がいますが、アメリカ人でも下手な人はたくさんいて(自分のことは棚にあげておいて、笑)、ただ上手い人は抜群にズバ抜けて上手い。 特に、ベンチャーキャピタリストなどの前で、(企業が)生きるか死ぬかのプレゼンをしつくしてきた、急成長テクノロジー企業のトップの人は本当に上手いなー、と感心しきり。
Salesforce.comのイベントでは、President & Chief Adoption OfficerのPolly Somner(女性)も非常に上手かったのですが、Chief Marketing OfficerのKendall Collinsのプロダクト・デモ(ライブ)が圧倒的に楽しめました。 若いなー、と思って帰ってLinkedInで調べたら、やっぱり30代半ばでした。 こんな人です、プレゼンじゃなくてインタビュー(→YouTube : Kendall Collins, Salesforce.com

Continue reading


オンライン時代の語学講座

『日本語を学ぶ人たち』に書いたように、我が家では夫が引き続き日本語学習に励んでおります(12月の日本語能力試験(略称:JLPT)2級合格は「漢字1,000文字」が全く追いつかず、あっさり断念したみたいですが)。
最近、週1回の日本語教室でのマンツーマンレッスンから、週3回のオンラインレッスンに切り替えたのですが、このオンラインレッスンが非常にいいらしく絶賛しています(香港人の奥さんがいるRくんに教えてもらいました。 ありがとう!!)
私が英語やフランス語を勉強していた頃はオンラインレッスンなんて存在しなかったので、オンラインで語学を勉強したことがないのですが、こんなに絶賛されるオンラインレッスンとはどんな工夫がされているのか聞いてみました。
今、巷には英語のオンラインレッスンも溢れていますので、選ぶ際の参考にしてください!
そのクラスとはこちら→Japanese Online Institute

Continue reading


口から英語がすらすらと出てくるテク

私の高校時代の友人がこちらのエントリーで紹介したサイマルアカデミーの英語コースに通い始めました。
彼女は大学病院の勤務医なので、当直あり休日出勤ありの激務なのですが、口だけで行動に結びつかない人が多い中、行動に起こして継続してるってだけですごいです。 継続は力なり、きっと上達するよ!!!
最近コースの終わりとして成績表とフィードバックがあったらしいのですが、スピーキングに関してAccuracy(正確さ)は高いもののFluency(流暢さ)がいまいちだった、とのことで「Fluencyアップのためにどうすればいいのか?」という質問を受けました。
「語学に王道なし」というと、話が終わってしまうので、ちょっとひねり出してみました。
1. 基礎力をつける

  • リスニングの量を増やす

大鉄則は「聞けないものは話せない、読めないものは書けない」です。
スピーキング練習の10倍の時間をリスニングに、ライティング練習の10倍の時間をリーディングに当てましょう。
“Fluency”という観点からは、以前も書いていますが、シャドーイングが効果的です。 英語のリズム、アクセント、イントネーションを身につけるのに、これ以上いい方法を私は知りません。

  • 意見を持つ

上記の私の友人も「質問されたときに、そもそも意見がないから答えられないっていうのもある」と言っていましたが、日本人以外の人々は驚くほど強い意見を持っている人が多いです。
友人のシンガポール人も「環境」「自由主義・保護主義」あたりの政治見解になると、話しながらどんどんエキサイトするので、正直疲れるのですが、「スポーツと政治の話はしない方がいい」なんて大嘘。 少し親しくなるとガンガン話を振られるので、「意見らしきもの」は持っておいた方がいいかな。
時事問題の情報収集に努めるのはもちろんのこと、初めは「雑誌に書いてあったことを自分の意見と決めてみる」でもいいと思います。 なんかやっぱり違うな?と思ったら軌道修正すればいいだけの話。 意見を言わないとスルーされるだけなので。

Continue reading


英語は言語の"最大公約数"

さすがにインドネタはもう飽きたかと思いますので、今日から通常ブログに戻ります。
いきなりですが、クイズ。
次の実在する夫婦の普段の共通言語と、彼らの間の子どもの母語を類推してみましょう(数字は1から順に母語、第一外国語、第二外国語です)。
A. ニューヨーク在住
夫:スペイン人(1. スペイン語、2. 英語、3. フランス語)
妻:中国人(1. 北京語、2. 英語、3. フランス語)
B. ロンドン在住
夫:フランス人(1. フランス語、2. 英語、3. ポルトガル語)
妻:ブラジル人(1. ポルトガル語、2. 英語、3. フランス語)
C. アムステルダム在住
夫:デンマーク人(1. デンマーク語、2. 英語)
妻:日本人(1. 日本語、2. 英語)

Continue reading


書評の読み方

以前書いたように、だいたい月に10冊、年間120冊を目標に本を読んでいるので、このブログも書評が多くなってしまうのですが、書評を利用している方もいるようなので、書評の読み方で私が気をつけていることをご紹介。
1. 誰が書いた書評なのか?
本を選ぶときにタイトルより装丁よりもまず「誰が書いたのか」を見ることは第一なのですが、書評も「誰が書いたのか」は重要です。 ここを見ずに内容を鵜呑みにすると、全く期待ハズレになりかねません。
具体的には、書評を書く人の経歴(バックグラウンド)と読書歴。
■ 経歴(バックグラウンド)
10年前に読んだ本を、もう一度読み直してみると全く違った感想を持った経験はあるかと思いますが、自分のキャパシティの範囲でしか本の内容を咀嚼・吸収できないので、あまり背伸びしても本の内容に自分がついていけないことがあります。
自分が目標としている人、でもあまり遠すぎない人のお薦めを参考にするのがいいかもしれません。
書いている人の経歴がわからないので、私はAmazonの書評は参考にしません。
■ 読書歴
Amazonの書評でよく見るのが「今まで読んだ本の焼き直しで新鮮味がない」というもの。 ただ、その書評を書いた人は今まで類似の本を何冊も読んだことがあっても(Amazonに書き込むくらいだから普段からよく読んでいるのだろう)、類似の本を読んだことのない人にとっては新鮮かもしれません。
具体的には、私にとってこちらこちらで紹介した『夢に日付を!』『一冊の手帳で夢は必ずかなう』は、読んだ当時、手帳術の本を読むのが新鮮だったので感動しましたが、今後類似の本を読んでも得られるものはあまりないと思います。
似たようなジャンルが自己啓発本。 基本的に似たようなことが書いてあるので、手帳術や自己啓発本は多読するよりも、「自分にはこれだ!」と感じた本の内容を実際に行動に移すことが重要かと。

Continue reading


(今度こそ)英語学習法 – 2

昨日の続きです。
渡辺千賀さんの方法は正攻法かつ王道なので時間がかかります、そもそも時間がかかるもんなんです。
「別に海外に住みたいわけでもなければ、奥さん(ダンナ)が外人なわけでもない。とにかく仕事で実践的な英語だけでいい」っていう方にお薦めなのは本田直之さんの『レバレッジ英語勉強法』
この本は本田さん自身何度も何度も本の中で言ってますが、「特定分野だけ(例えば仕事の専門分野)英語で会話ができればいい」という人や初心者向けで、英語を武器にしたい、という人には役に立ちません(そういう人はやはり王道の勉強法でどうぞ)。
ただ、本田さんは「最小の努力で最大の効果を」常に考えているプロなので、なかなか成果が出ずやる気がそがれてあきらめてしまう、を繰り返している人には、短期間でプチ成功体験が味わえる方法をかなり具体的に示しています。

Continue reading


(今度こそ)英語学習法 – 1

「MBAとか海外移住とかもいいんだけど、その前に英語できなきゃ話にならないんでしょ。どうやって英語勉強したのか教えてよ。」とよく聞かれます(正確には、昔よく聞かれました。今は後述する理由により、私の回答にガッカリしたのか聞かれなくなった)。
で、私がやったことと言うと『TOEIC965点までの英語』に書いた通りなのですが、この通りに言うと「そんなの忙しくて今さらやってられない」「別に通訳になりたいわけじゃない」という無言・有言の反応を受けます。
私と状況が異なることは私も理解していて、私の場合、
1. 英語学習を若いうちに始めた(大学卒業までにすでにビジネスで使えるレベルになっていた)
2. 大学生という生涯一番時間の有り余っている時期に集中して膨大な英語のシャワーを浴びることができた
という2大メリットがあったため、この勉強法が忙しい30代の社会人に使えるとは思っていないのです。

Continue reading