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「最近の親」が誇るべき1つの事実

最近また「スマホ子守りが発育をゆがめる」という「啓発」的なニュースを読みました(→『子どもが騒ぐと肩身が狭く…゛スマホ子守”3歳児の3割 「発育ゆがめる」懸念も 福岡のNPO調査』)。 子供のスマートフォン使用の是非については、こちらでもよくニュースになりますが、「最近の親はあやし方がわからない」的な論調ってイギリスではあまり見かけないですねー、なぜなんでしょう? 私には「最近の若者は○○」(○○には「草食系」とか「内向き」とか流行りの言葉をどうぞ)と同類の年寄りの僻にしか聞こえませんが・・・

だいたいこういう人たちは「昔は親が畑仕事で忙しかったので兄妹が子守りをし近所の人も気軽に預かってくれた。 スマホなんかなかったし、みんな赤ん坊のあやし方くらい知っていた」とか言うんですが、年端のいかない子どもや好意・善意だけで預かってくれる近所の人に安心して大事な命を預けられますかねー? 預ける子の年齢によると思いますが。

そこで私たち「最近の親」が「昔の親」と比べて誇るべきひとつの事実です。
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子連れバカンスを劇的にラクにするTips

すっかり日常モードに戻っていますが、引き続きバカンスの話。

私たちは長男が産まれてから次男が産まれるまでの間に(つまり子ども1人連れて)8回、次男が産まれてから今までに(子ども2人連れて)4回旅行をしています。 うち英国内旅行が2回、長距離フライトが2回(日本とオーストラリア1回ずつ)、残りはヨーロッパ内で飛行機での移動(カナリア諸島もヨーロッパに入るのだろうか? 地理的にはアフリカだが)。

人生と旅が同義語くらいに旅好きだった私はいつも「子どもが産まれてから自由に旅行できなくなった」とうだうだ言っていますが、数えてみると回数はそれなりに行ってますね、目的地は相当制限されていますが。

そこそこ乳幼児を連れた旅行をこなしている私たちですが、今回のランサローテ島への旅行は今までで一番、バカンスの本来の目的である「休む」ことができました、1歳5ヵ月と3歳9ヵ月の男の子を連れて! 
思えば長男が小さい時は「どの月齢・年齢だとどういう動きをするのか」、「敵(=子ども)は旅行の何が好きで何が嫌いなのか」が分からず、子なし時代と同じノリで随分無謀な旅行計画を実行していたものです(一番無理したのが、長男1歳半で行ったクロアチア→『アドリア海の休日』。 長男が体調を崩してしまったのに反省してガラっと旅行スタイルを変えました)。 どういう子連れ旅行を計画すると「休む」ことができるのか、ノウハウがたまってきたので書き留めておきます。
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