Tag Archives: 世界級ライフスタイル
年末年始と日本で古い友人とキャッチアップしました。 みんな子どもが幼稚園から小学校高学年くらいの年になったので、子ども同士がわちゃわちゃと遊ぶ様子を、二十年来の友人と笑いながら眺めるというのが何よりも楽しかったです。
大学の同級生たちと京都でお昼に集まった時、貸し切りレストランで小学生男子4人をひとつのテーブルに集めてみました。 ところが、小学生男子って初対面だと(一年半前にも会っているので初対面ではないけど本人たちの感覚だと初対面に近い)、同じテーブルに座っても、
「はじめまして。 僕は○○に住んでいる□年生の△△ XXです。」
とひと通り自己紹介して、
「君の好きな電車は何?」
と当たり障りのない世間話を始めたりはしないんですね・・・
全員、持参した漫画や本を読みふけって沈黙。 同じテーブルの相手を意識はしているんだろうけど、交流は皆無。 もう少し大人っぽく振る舞おうよーーー
ランチを終えて外に出て、サッカーや鬼ごっこを始める。 するとようやく会話を始め(「ジャンケンポン!」とかなので会話に入らないか・・・)、笑顔が出る。 ケイドロやダルマさんが転んだ、など弟や妹もできる遊びを1時間して帰る頃にはすっかり仲良くなっていました。 でもたぶんお互いの名前はよく把握していない、大事なのは名前や肩書きじゃなくて、「こいつは遊べるやつかどうか」のみ。
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Leave a comment | tags: オフ会, ロンドン, 世界級ライフスタイル | posted in 7. 心・精神, 8. お知らせ, 人脈・ネットワーキング
4月にやったオフ会(→『11時間マラソンオフ会』)の後、密かに「遠距離婚妻の会」という分科会が立ち上がっていました。 その名の通り、ダンナさんと長い間国境を越えた遠距離婚をしていた人たちの会です。 最近そのメンバーから全員がダンナさんのいる国で合流を果たしたという報告を聞いてとても嬉しいです。
よくキャリア相談を受けるのですが、「○○とxxとどちらがいいか」と聞かれても「知らん」です。 なぜ「知らん」かは後でまとめます。 でもどちらか、または両方の転勤や留学などで別居婚が続いていることを相談されると、(お節介を承知で)一緒に住むことを勧めます。 私のMBA同級生はみんな複数国を転々とした経験があるので非常によくある悩みなのですが、遠距離婚を選ぶ人は圧倒的に日本人より少ないです。 日本人は親の単身赴任を経験しているからか、会社の転勤命令にNOと言えないからか、留学や長期出張には家族帯同不可という意味不明な社内制度のせいか、特に子どもが産まれる前は遠距離婚を選ぶ人が多いですが、欧米人では1年以上の別居はほとんど聞いたことがありません。
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4 Comments | tags: 家族, 幸せ, 世界級ライフスタイル | posted in 2. ビジネス・キャリア, 5. 趣味・プライベート, 家庭・育児, 企業・会社員
このブログのトップに使っている写真、誰だろう???と思ってた方はいるでしょうか?
iStockphotoで買ったイメージ写真なので知り合いではありません。 家族で海岸を散歩するという毎日を自分の頭に焼き付けるための写真(ママである女性が妙にセクシーですが、これは私のセルフイメージではなく、男の子2人の写真を探したらこれしかありませんでした。 ストックフォトって一男一女みたいなトラディショナルなイメージしかないのです・・・)。 ポイントは「旅行に行った場所で」ではなく、「毎日家族で散歩する」、つまり海に近いところに住み散歩する時間があることも意味しています。
昨日の『理想の1日』とも共通していますが、自分の頭の中にビジュアルイメージを描くことはそこに近づくために大切だと思います。 アスリートやモデル・俳優などは日常的にやっていますよね。
で、海岸を散歩する毎日をあきらめたわけではないのですが、今の散歩/ランニングコースがこれ。

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5 Comments | tags: イメージ, 世界級ライフスタイル | posted in 5. 趣味・プライベート, 7. 心・精神, 文化・アイデンティティー, 海外に住む
6:00 起床。 朝日を浴びながらジョギングをする。
7:00 シャワーを浴びた後、家族全員で朝食。
8:00 夫と子どもたちをそれぞれ仕事と学校へ送り出す。
8:30 家で仕事開始、生産性が高い朝のまとまった時間にできる仕事を一気にこなす。
12:30 家で昼食、たまに外でクライアントや仕事関係者とランチミーティング。
13:30 午後、外出が必要な用事をまとめて片付ける。 外出がない日は家で引き続き仕事。 子どもたちが学校から帰ってきたらおやつ、再び友人宅やクラブ・習い事などに送り出す。
18:00 子どもたちと今日1日の話をしながら夕食の準備。
19:00 夫が帰宅。 家族全員で夕食。 夕食後は後片付けをしたり、子どもの就寝の準備。
21:30 お風呂に入る。
22:30 就寝。
上のスケジュールは何だと思いますか? 夫と結婚する前、約6年前に私がノートに書き出した「理想の1日」です。
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1 Comment | tags: 理想の1日, 世界級ライフスタイル | posted in 2. ビジネス・キャリア, フリーランス, ベンチャー・起業家
『「女はクリスマスケーキ」説をマーケティング的に斬る – 1』続編。
「何歳が希望ですか?」のように定量的に計るのではなく、男性側の心理を定性的に知るためにインタビュー(もしくは定性アンケート)という方法を取ることにします。 ここで大事なのは調査対象の母集団と対象者の抽出法です。
前も書いたように、Sさんは誰でもいいのではなく合った人を見つける必要があります。 かなりグローバルなバックグラウンドなので、私のTwitterフォロワーの方に対して以下のようなお願いをしました(Yahoo!知恵袋なんかで聞くよりは遥かに母集団が限られていると思います、1日でできる方法を考えたらこれだった、というのもありますが)。 私が知っている男の友人に聞くという方法を取らなかったのは私が選ぶことによる恣意性を排除するためです。
【フォロワー(男性)の方に質問】「独身女性としての魅力は26歳前後でピークに達し、後ゆるやかに下がる」「人生経験、仕事、内面の魅力などもあるが男性は年齢を重要視するのが現実」についてぶっちゃけ自分ならどう思いますか? 解説ではなく「自分ならどうか」、回答は年齢記載でお願いします。
以下、年齢順にもらった回答です。 協力してくださった方、ありがとうございました!(スペースの関係上、編集した部分もあります。 ごめんなさいっ!)
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Leave a comment | tags: 結婚, 世界級ライフスタイル | posted in 4. 教養・知識, 5. 趣味・プライベート, MBA・教育, 家庭・育児
『人生の駒がどんどん決まる幸せ』を読んだあるブログ読者の方(24歳女性、Sさんとします)からメールを頂きました。
日本を含めたアジア圏と北米に住んだことがあり、欧米の大学を卒業。 就職活動のため帰国し、某外資系金融機関から内定をもらった。 しかし、内定先の上司は東京オフィスではなく、某アジアの国のオフィスを勧めている(東京から仕事が移っているため)。 上司はさらにアジア内での都市の異動も考えているようだ。
が、すでに今まで複数の都市に住んでおり、これからも移り住むとなると一つの場所で継続的な人間関係を築くことができない、ましてや恋愛できない。 人生の先が見えない。この先どの国にいるのか分らず、根なし草感を感じる。
今回、帰国した際に周囲の人から
「独身女性としての魅力は26歳前後でピークに達しその後ゆるやかに下がっていく。 26歳前後にめぼしい相手をみつけ、数年間付き合い、30歳前に結婚するべし」
「人生経験、仕事、内面の魅力などもあるが、男性は年齢を重要視するのが現実」
「結婚したいなら海外よりも、日本にいるべし」
と言われた。
このようなライフスタイルをしてていいのだろうか? 結婚するため、内定を断って何が何でも東京に残るべきだろうか?
まさに今流行りのグローバル人材! 私がいろいろな国を転々とする生活を始めたのは就職してからですが(→『Home Sweet Home』)、彼女は就職前にすでに根なし草感を抱いてるんですね。
メールの本題は前半なのですが、後半(「女はクリスマスケーキ」説)に私も昔同じようなこと言われたなーと思い出しました(→『ロングテールな人たち』)。
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1 Comment | tags: グローバル, 結婚, 世界級ライフスタイル | posted in 4. 教養・知識, 5. 趣味・プライベート, MBA・教育, 家庭・育児
ようやく子どもが2人になり、「これで子どもが小学校・中学校に入る年がわかる!」と喜んだのも束の間のこと(→『人生の駒がどんどん決まる幸せ』)。 これからどんどん老いる先進国に生まれ、地球温暖化を初め課題は山積み、待ったなしでグローバル化が進む世界で、地球の裏側のハングリーで貪欲な同世代との競争を迫られる子どもたちにはどのような教育を受けさせるべきか、もっと根本的な問題として親としてどういう背中・姿勢を見せたらいいのか、考えていました。
『20、30、50年後を想像しながら動く』を書いたのは2年半前ですが、つらつらと漠然と考えていた将来をもっと具体的な未来予想図を提示しながら動く方向性を示してくれた本に出会いました、先日書いたリンダ・グラットン著『ワーク・シフト – 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉』
。
やっぱり無料で読める誰かが切り取った本の抜粋や5分で読めるニュース記事をちらちら追いかけるのではなく、こういう何百ページもある骨太の本を読まなきゃだめですねー もちろん未来の「答え」ではありませんが、ビジネススクールの教授らしくわかりやすいフレームワークを提示して、たっぷり考えるきっかけと動く方向性を示してくれました。 逆にこの本読んでも動けない人はどういう危機感持ってるんだろうと思います。
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2 Comments | tags: キャリア, ワーク・シフト, 教育, 本, 世界級ライフスタイル | posted in 2. ビジネス・キャリア, 4. 教養・知識, MBA・教育