Tag Archives: ネットワーキング

2度目は奇跡

先週金曜日、都内で世界級ライフスタイルをつくる会@東京の第2回が開かれました。
といっても私は残念ながら出席していません。
第1回は大人数だったので話足りなかったようで、出席した人の中から有志が再び集まったそうです。
美味しい宮崎料理と焼酎に幅広い話題で終電間際まで(一部の人は終電後も)「ずっと以前からの友人のように」盛り上がったとのこと(みなさん、報告メールと写真ありがとうございました!)。
そして、はや来月には第3回も計画されているとか!
いやーーー、こういうことが起ると主催者冥利に尽きます。
今回の参加された方の中に詩人(じゃなくて詩好き?)がいるのですが、こんなフレーズを送ってくれました。

人と人の出会いについて
1度目は偶然
2度目は奇跡
そして3度目は運命

たしかに、こんなに業界も職種も年齢も違う人が集まり、何かにつながるって奇跡かも。
ぜひ、3度目で運命にして、今後につなげてください☆

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緩いネットワークの達人

昨日は「このために日本に来た」といっても過言ではないネットワーキング会に参加していました。
このブログでは「ある人」とか「迷惑をかけた人」とか書いていたら「名前出してOKよ」と言われたので堂々公開、ほかやんこと外村さん。
このインタビューが一番かっこいいですかね? →ほかむらさん?
シリコンバレーの起業家インタビュー 「外村 仁」氏編
外村さんは私のブログを見てメールをくださったのがきっかけなのですが(奥さまがINSEADの先輩)、「今回JETROで講演するため来日するんだけど、夜のネットワーキング会に来ない?」と今週月曜に誘ってもらい「行きます」と即答したことで実現した初対面。
ひと言で説明すると下の図のSusanみたいな人です。
social_network.gif

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「世界級ライフスタイルのススメ」ではありません

少し誤解があるかな?と思う出来事があったので。
このブログは、「世界級ライフスタイル」という造語を次のように定義しています。

  • 日本国内だけではなく世界中から自分のライフステージに合わせてベストなライフスタイルを選ぶ生き方
  • 人の肩書き(国籍、年齢、学歴、会社名etc.)ではなく、内面(価値観・経験の共有etc.)を重視し世界中の魅力的な人との交流を楽しむ生き方

100人いれば100通りの定義があると思いますが、一応、2009年現在、私が信じている定義。 みなさんが思う「こんなのも当てはまるかも」という定義があれば、ぜひ教えてください。
そして、このブログは上記のようなことを(頭の片隅にぼ〜んやりとすら)考えたことのない人に対し「あんた、何やってんのよ! これからの時代はこうなのよ!」と考えを改めることを促すものでは、全くもってありません。
こんなことを普段から考えている人はおそらく日本人の中では極めて少数派(マイノリティー)だろうという自覚があったので、どちらかと言うと(もしかして肩身の狭い思いをしているかもしれない)マイノリティーが安心して集える場のように捉えています。
おそらくマイノリティーであろうという自覚は、前職の財閥系総合商社で、会社に忠誠を尽くし数回の駐在、異動、子会社出向などを繰り返しながら社内出世街道を(同期と比べながら)昇っていくことを当然とする人々に囲まれていたので感じていたし、周りの風潮を見渡しても何となくそう思っていました。
なので、ブログを始めて以来、「共感します!」という人にたくさん出会い、「そんなにいたんだ・・・」とビックリしています。

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インターネット時代の質問力

最近、ブログを通して頂くメールの数も多くなり、ブログ歴も5年以上ということもあり、インターネットを通して知った人に質問する際の質問力について書くことにしました。
下記に書くことは「もしかして自分のことでは?」と思う人がいるかもしれませんが、今までの経験(自分がしてきた失敗も含め)から得た一般的な話です。 特定の個人に向けたものではありません。
「もしかしてブログをやっていない人は知らない人からメールを受け取ることがそもそもあまりないので、下記のようなことに気づかないのかな?」と思ったので「知っている方が、知らないよりいいことがあるだろう」という思いからです。
ブログを書く目的というのは人それぞれですが、私が少しでも役に立つことを書こうと思うのは、基本的にはペイ・フォーワード(自分が受けた思いやりや善意を、その相手に返すのではなく、別の相手に渡す)の精神です。
これに気づいたのは、ヨーロッパMBAを目指し、夏休みを利用してLBS(ロンドン)、IESE(バルセロナ)、INSEAD(パリ郊外)にキャンパスビジットをしたとき。
たまたま検索で現役IESE生(日本人)のブログを発見し「今度キャンパスビジットするんです」とメッセージを送ったところ、忙しい学生生活の中、時間を割いてキャンパス案内をしてくださいました。 おまけにLBS在学中の友人まで紹介して頂き、そこでも数人の日本人学生から受験アドバイス、学生生活の話など聞くことができました。

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達人の人脈術と感情術に学ぶ

以前、レバレッジシリーズの本田さんからメールを頂いた、という話を書きましたが、本田さんのお友達ということで、シンガポール在住、リーダーズアカデミー社長の嶋津さんをご紹介頂きました。 『だから、部下がついてこない! 』などのビジネス本著者でもあります。
なお、本田さんが嶋津さんに私を紹介したときの言葉が「おもしろいブログを書く人だから会ってみたら」。
『人は意外と会ってくれる』に書いたように、私はシンガポールに来て以来、INSEAD卒業生ネットワークを活かしてシンガポールでの人脈を広げようと努めてきました。 これは卒業生という共通のバックグラウンドがあってからこそ人は会ってくれるものだと思っていたのですが、最近、私のブログを読んだ方から「この人とぜひ会ってみたら?」と言われることが増えています。 ありがたいことです。
私はレバレッジシリーズの中では、『レバレッジ人脈術』がお気に入りで、その中から実践していることもあるのですが、本田さんは本当に本に書いてある通りにされていました(「メールの返信は自分の返信が最後になるようにしている」など)。

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2008年をふりかえる

今年も最後の日になりました。
年初には想像もつかなかったような年の瀬を迎えていますが、皆さまにとってはどんな年だったでしょうか?
私は『幸せはバランスの上に』というエントリーで書いたように、下記カテゴリーそれぞれ月間/年間/5年後の目標を立てています。
– ビジネス・キャリア
– マネー・ファイナンス
– 教養・知識
– 趣味・プライベート
– 健康・美容
– 心・精神
今年は、私にとって大きな節目の年でした。
Life is full of decision making.
一つの道を歩むと決めることは、その他の道を歩まないと決めるということ。
仕事を辞め、東京からシンガポールに移住してきた私は、東京に居続けたらできたかもしれないもろもろの可能性を置いてきました。
結果、上記項目の中でプライベートの満足度が高く、キャリアの満足度が低い年になりましたが、長期的に理想とするライフスタイルを実現するための転機になった1年だと、後から必ず振り返る日がくる、と信じています。
このブログを始めることも今年の目標のひとつでした。

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ヒーローリスト公開

だいぶ前に読んだ本、『3週間続ければ一生が変わる』に書かれており、やろう、やろうと思いながら、ついつい先延ばしにしていたことを始めてみました。
41. 「ヒーローリスト」をつくる
死ぬまでにぜひ会ってみたい100人のリストをつくる、ことで、書いて持ち歩いていると本当にその人に会えるんだそうです。
小学生や中学生時代にはやった「消しゴムに好きな人の名前を書いて誰にも見られずに使い終わったら両思いになる」とかそういうおまじない系ではありません。
「書き出す」という行為によって自分の潜在意識に植え付け、その意識と集中力が尊敬している人に結びつける縁を呼び込んでくれるのでしょう。
というわけで、書き出してみました(まだ20人しかできていませんが)。 ぜひみなさんもコメント欄にどうぞ(死ぬまでに会ってみたい人なので、いくら尊敬していても、聖徳太子・マザー・テレサといった故人や星一徹・島耕作といった実在しない人物はダメです)。

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『一生モノの人脈力』、千里の道もランチから

昨日のブログの最後でご紹介した『一生モノの人脈力』の原題は、ズバリ”Never Eat Alone”です。
著者は、インフルエンシャル(影響力がある人)・見込み客・出資してくれそうな人、など自分の目標に会わせて人脈リストを作り、地域別・業界別・会う目的別にリストを分類し、それぞれの人脈に「月に1回ランチ」など行動内容をタグ付けして着実に実行するのを趣味にしているほどの人脈オタクです(そうやって得た人脈を活かして自分の会社を経営しています)。
この本はとても参考になりますが、そこまでやるかはともかくとして、私の周りでも意識の高いほど積極的に人と会うことを心がけているような気がします。 
日経ビジネス・オンラインで、年収600万円の人と2000万円の人の時間の使い方の比較がされていました。 非常に興味深いのでご紹介します。
NBonline:年収アップする生活行動学:2000万稼ぐ人の時間の使い方

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人は意外と会ってくれる

ここ最近、お茶やランチでネットワーキングにいそしんでいます。
「ネットワーキング」という言葉はSNSの普及とともによく聞かれる言葉になりましたが、「ネットワーク・ビジネス」などで怪しいイメージを持っている方も多いかもしれません。
私もINSEADに留学した当初、あまりに学校のスタッフや同級生がNetworking、Networkingと連発するのであまりいい気分がしませんでした(「人を利用する」みたいな語感があったので)。 ところが、その効果・威力はMBA卒業後の就職活動時に発揮します。
パリという街に恋に落ちた私は「パリで英語だけで仕事ができる企業」に絞って就職活動をすることにしました。 就職活動といってもフランス労働許可証も持たず、(日常会話はともかく)ビジネス・フランス語もできない私が他の人と同じように募集企業やサーチファームにCV(履歴書)を送ってもゴミ箱行きになるだけです。
そこで、学校でも強力に勧められたのがネットワーキング。
他のビジネススクールもそうだと思いますが、INSEADでは卒業生全員がデータベースになっており居住国、職種、卒業年、などさまざまなパラメーターで検索できます。 このうち、「パリ在住、アメリカ企業で働く卒業年が近い卒業生」(アメリカ企業ならフランス語がwork languageじゃないだろうと思った)にターゲットを絞って、検索結果に現れた卒業生(Alumniといいます)にお茶かランチで会って話を聞かせてくれるように頼みました。

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世界一国際色豊かなMBA

ご質問があったので、私が2003-2004年に留学したフランスのINSEADというビジネススクールについてご紹介します。
私は受験校の検討に当たって以下の理由によりヨーロッパのビジネススクールしか検討しませんでした。
1. 学生時代からヨーロッパに憧れを抱いてよく旅行していたこと
2. 当時、仕事(某大手総合電機メーカーの海外市場開拓)でトロントに住みながら北米市場をカバーしていたのですが、仕事で会うアメリカ人の横柄さに辟易していたこと(アメリカ人の名誉のために。この偏見はINSEADで出会った素晴らしいアメリカ人の友人によって後日翻されることになります)
3. アメリカ至上主義ではない世界がやってくると思ったため、ヨーロッパのビジネススクールの方がより国際色豊かであったため
特に上記3.はINSEADが最も誇りとする特徴です。
INSEADはフランス(パリ郊外)とシンガポールにキャンパスを持ち授業はすべて英語で行われます。特定の国出身の学生の比率が15%を超えないように制限が設けられており、これが学生の多様性を生み出しています。
私がいた頃は、イギリス人、フランス人、アメリカ人の順で多かったのですが(それぞれ10-15%)、今はインド人(海外在住インド人含む)が一番多いようです(国別ではなく地域別ですが現在のINSEAD学生の出身地域構成は次のようになっています)。

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