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「世界級」的に読むサバイバル・キャリア術

本田直之さんの『本田式サバイバル・キャリア術』を読みました。
え???
本田さん、私の心を読んだ???
っていうくらい最初から最後までうなずき通しでした。 出てくる本もほとんど私が影響を受けた本ばかりだし。
私たち世代は盛田昭夫さん、松下幸之助さんの伝記読んでも感銘は受けるがピンとはこない。 大前研一さん、石倉洋子さんのキャリアもそのままマネしても通じない(通訳とマッキンゼーがお2人の共通点)。 本田さんあたりまで年齢が下がってようやくそのまま参考になるんじゃないでしょうか?
このブログで今までに書いたことと非常に重なる部分が多いので、本の内容をブログ記事と重ね合わせながら紹介します。
まず、「私は不況が好きです」というギョッとする文章から始まるこの本。
私自身は不況は好きではありませんが、今までのキャリアの中で起ったことで一番ラッキーだったと思っていることは新卒で入社した会社が経営不安に陥ったことです(私が辞めた後、その会社は同業他社と合併)。 あの出来事がなく何となく安定した会社に入社していたら今の私はなかったと思います(その経緯は→『米金融、未曾有の危機』に)。

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