今日は前回『イスタンブールを見て死ね。』の最後に紹介したBBC記事がトピックです。
イスタンブールではオスマン帝国時代に建てられた木造の古い建物が酷い状態で朽ち果て、または壊されていくのに対し、2010年にユネスコが「街並みを保護しないと危機遺産リストに入れるぞ」と最後通牒を突き付けた
というのが記事の概略ですが、私も職業柄、古い建物に目がいきました。
ここでユネスコが指している「オスマン帝国時代に建てられた木造の古い建物」とは19世紀後半から20世紀にかけて建てられた特徴的な木造建築を指しています。 その中でも一般人の住宅であったテラスハウス(日本式に表現すると長屋)はこんな外観をしています(左が通りから見た外観、右は同じ建物のディテール)。
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