Category Archives: 8. お知らせ

英セレブデザイナーに並んで特集されました

今日は宣伝です。

7月下旬に発売された雑誌『RSVP 第22号 モダンブリティッシュインテリア』の「英国で出会う本物のインテリアデザイン」というコーナーで多数の受賞歴がある英国のセレブデザイナー達に混じって自宅を取り上げて頂きました。
そのうちの1人はホテル・オークラ客室のデザインもしたことがあるStephen Ryanです。 彼の自宅訪問記はこちら→『伝説のホテルオークラのデザイナーのお宅訪問記 – 1』『 – 2』

他の皆さんもすごい自宅でプレミアリーグプレーヤーに混じってしまった高校サッカー児感が満載ですが、3人の子どもの成長に合わせた「現実的な」工夫をたくさん取材して頂きました。 イギリスと言えばいまだに重厚なヴィクトリア調か可愛いコッツウォルズ系という固定観念を持っている方にぜひ読んで頂き、自由な空気と「身の回りの環境を整えることへの執念」みたいなものを感じて頂けると嬉しいです。
Amazonで購入できます。

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会ってすぐ鬼ごっこをする、という交流の仕方

年末年始と日本で古い友人とキャッチアップしました。 みんな子どもが幼稚園から小学校高学年くらいの年になったので、子ども同士がわちゃわちゃと遊ぶ様子を、二十年来の友人と笑いながら眺めるというのが何よりも楽しかったです。

大学の同級生たちと京都でお昼に集まった時、貸し切りレストランで小学生男子4人をひとつのテーブルに集めてみました。 ところが、小学生男子って初対面だと(一年半前にも会っているので初対面ではないけど本人たちの感覚だと初対面に近い)、同じテーブルに座っても、
「はじめまして。 僕は○○に住んでいる□年生の△△ XXです。」
とひと通り自己紹介して、
「君の好きな電車は何?」
と当たり障りのない世間話を始めたりはしないんですね・・・
全員、持参した漫画や本を読みふけって沈黙。 同じテーブルの相手を意識はしているんだろうけど、交流は皆無。 もう少し大人っぽく振る舞おうよーーー

ランチを終えて外に出て、サッカーや鬼ごっこを始める。 するとようやく会話を始め(「ジャンケンポン!」とかなので会話に入らないか・・・)、笑顔が出る。 ケイドロやダルマさんが転んだ、など弟や妹もできる遊びを1時間して帰る頃にはすっかり仲良くなっていました。 でもたぶんお互いの名前はよく把握していない、大事なのは名前や肩書きじゃなくて、「こいつは遊べるやつかどうか」のみ。
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築150年の自宅を全面改築しました。

今年3月末に2軒目の自宅改装を終え、ロンドンに来てから7回目の引っ越しをしたのですが、ようやく写真をウェブサイト上で公開しました。 1870年頃建てられた築150年のヴィクトリア時代の家を50%ほど増築し中も全面改築したものです。

イギリスは景観保護のための建築規制が厳しく(*1)不動産売買のほとんどを中古物件が占めます。 ロンドンは早くから発展した都市なのでいまだに建築物の半分以上が第二次大戦前に建てられたものです。 特に大英帝国が絶頂期を迎え、人口が急増したヴィクトリア時代にはロンドンの中心部にはもう土地がなかったので郊外が住宅地として開発されました。 私たちが住む南西ロンドン、テムズ河沿いのエリアもその頃に開発されたエリアで、古い資料をあたるとどういう順番でエリアが開発され、それぞれの種類の住宅にどんな人たちが住んでいたのか、いろいろ発見できます(*2)。 そんな風に古い建築物を箱として守り続け、中を現代仕様にアップデートしていくのが、こちらの人の住み方です。
*1・・・参照:『ロンドンと摩天楼』
*2・・・下が私たちのエリアの1896年の地図。 まだまばらにしか家が建っていないことがわかります。 右下コーナーを切るように走っているのが鉄道で鉄道の伸張と共に周辺に町ができていきました。

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ポスト真実の世界で読む本

“Post Truth”(ポスト真実)が2016年の言葉だと発表されたのは年末でしたが(*1)、過去1週間は一流メディアのトップページまでが偽ニュースにハッキングされてしまったかと見まがうようなニュースが続いて引いています。
*1・・・The Guardian: ‘Post-truth’ named word of the year by Oxford Dictionaries
土曜のBBCトップページの見出し写真3つは順に、
– トランプ米大統領がムスリム7ヵ国の入国禁止を発表してるとこ
– メイ英首相がトルコのエルドアン大統領と握手してるとこ
– 科学者たちが世界の「終末時計」は終末に30秒近づいたと発表してるとこ
の3つだったので(スクリーンショットとればよかった・・・)、いはやは何のジョークかと思いました。 ジョークじゃないのが更に恐ろしいのですが・・・

大手メディア(新聞やテレビ)を信じずにFacebookのニュースシェアやブログを主なニュース源とする人たちが、本を読まない候補(*2)を大統領に選び、人種差別主義者で反ユダヤのAlt-Right(アルト・ライト)の側近が彼を支える(*3)、というすごいまさに「ポスト真実」な世界が現実に起きています。
*2・・・The Washington Post: Donald Trump doesn’t read much. Being president probably wouldn’t change that.
*3・・・The Atlantic: Trump Gives Stephen Bannon Access to the National Security Council

世界で最も影響力のある役職に就く人が本を読まず、気に入らない人をTwitterで罵倒する、って目眩がするのですが、今日は長い間更新が滞っていたBOOKSページを更新しました、というお知らせです。
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3人目、産まれました。

8月29日昼、第3子の長女が3,926g、52cmで産まれました。 母子ともに健康。

予定日から1週間過ぎましたが「平日のお昼に産まれてね(そうじゃないとパパが立ち会えないから)」というお願いに見事に応えてくれた孝行娘(笑)。

1泊して退院し、夫と一緒に4歳・2歳・新生児の3児の親という未知の領域と格闘しています。

まずはご報告まで。


第2回 世界級ライフスタイルをつくる会@東京

突然ですが、水曜(6月4日)から10日間東京にいます。 諸般の事情で家族を置いて私ひとりです。
実に4年半ぶりの東京、妙に緊張していますが・・・ 希望者が多いので、オフ会やります。

日時:6月9日(月) 19:00から
場所:都内某所

5年前の第1回東京オフ会の様子はこちら。 私ひとりで東京に行くことは当分ないと思うので、最後のオフ会@東京になるかも(?!)。
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ハフィントンポスト日本版に掲載されることになりました。 – 1

昨日からハフィントンポスト日本版にブログ記事が転載されることになりました。
掲載記事を選ぶのは編集部の方にお任せしているのですが、1本目は2011年のエントリーからこちらです。

編集部の方が選んでくださった記事が毎週金曜に掲載されます。

もともとかなりニッチな層を対象としたニッチなブログと認識していたので、転載のお話があったときに悩んだのですが、OKした背景などはまた改めて書きます。
それにしても1本目の記事、元々の私のはこちら『iPhone中毒症』なのですが、元のブログ記事が3年半でFacebookのシェア数66に対し、ハフィントンポストの記事はたった1日でシェア数420を超えています。 さすがネットメディアですねー


第3回 世界級ライフスタイルをつくる会@ロンドン

楽しかった第2回から、あっという間に半年経ちましたが、今年の夏は3ヵ月近く晴天が続き素晴らしい夏でしたねー いきなり寒くなりましたが、本格的に暗い冬に突入する前にリクエストの多いオフ会やります。 10月26日(土)のお昼、場所は未定。

ロンドンでは3回目です。
第1回→『初のロンドン・オフ会』
第2回→『11時間マラソンオフ会』

第2回は何と半分近くの人が2次会→3次会と流れ、初対面で11時間もしゃべっていたそうです(!)。
参加希望される方は、このコメント欄かContactページからお知らせください。 人数カウントなどお手伝いしてくださる方、若干1名募集中です。

[ 9/25 ] たくさんの参加希望ありがとうございました。 締め切りました。


第2回 世界級ライフスタイルをつくる会@ロンドン

2年半ぶり(!)にロンドンでオフ会やります。 少し先ですが、4月6日(土)のお昼。

この世界級〜オフ会、オフ会で知り合った人同士が職をつないだり縁をつないだり、と1回きりの場に終わらず一生モノの絆になっている、と嬉しい報告をあちらこちらからもらっています。 ほんと、開催者冥利に尽きるというやつで・・・
(過去のオフ会報告ブログをまとめています→『結局、人なんだ。』

今回もすでに世界を股にかける人たちからの参加表明をもらっています。 参加希望される方は、このコメント欄かContactページからお知らせください。

[ 2/25 ] なるべく全員の方とお話したいので、あと数名で締め切ります。
[ 3/2 ] たくさんの参加希望、ありがとうございました。 締め切りました。


2人目、産まれました。

7月24日朝、3,906gの男の子(2人目)が産まれました。 母子ともに健康。
2人目の方が妊娠中は大変でしたが、お産はスムーズでした。

「新生児ってこんなんだったかなー?」とあらゆる瞬間にノスタルジーが入り交じった2日目です。

まずはご報告まで。