Category Archives: 日本

シンガポールに長く居すぎる・・・のか?

出所(↓)はだいぶ前のモノみたいですが・・・
You know you’ve been in Japan too long when…
「外国人が”日本に長く居すぎてしまった”と思うとき」というアメリカ人がつくったジョークがだいぶ前ネットで話題になってたようです(火つけ役はたぶんらばQ)。
私が「そうそう、そうよね!」と納得したのを抜粋(カッコ内に私のコメント付き)。

  • トラックがバックしてくるとき、”It’s a Small World”が流れても驚かない
    (そうそう、音楽が流れるトラック、フツーです。 信号の『通りゃんせ〜♪ 通りゃんせ〜♪』も普通。 『蒲田行進曲』は結構好き。 山手線の音楽集めた人もいます→山手線音楽館。 外国人はこの街で流れる電子音、すごーーく気になるようです)。
  • 赤の反対は白である
    (たしかに赤の反対は白だ・・・ アメリカ人に聞くと赤(= 共和党)の反対は青(= 民主党)と答えるんだろうか?)
  • 「バーモントカレー」というコンセプトに驚かない
    (御丁寧にハウスの広報室に電話した人がいる。 「創業者の浦上社長が、カレールーを開発中、リンゴとハチミツの健康法がバーモント州にあることを知って命名した」だそうだ・・・ 私はメガネの『パリ』ミキの『パリ』もずっと気になっている)
  • 非日本人が電車で隣に座ると席を移動する。 差別してるわけじゃないけど、何するかわかんないし
    (東京ではさすがにもうこういう人いないかなー? どうだろう?)
  • タクシーとJRに27本コンビニ傘を寄付した後もまだ玄関に100本残っている
    (傘は天下の回りもの)

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日本の魅力はデザインと品質

昨日書いたMONOCLEの編集長タイラー・ブリュレの特集をYouTubeで発見(日本語です!)。

世界の流行発信者であり、世界的な北欧デザインブームもつくり出した彼が今もっとも注目しているのが日本という話。
彼が語る「日本の魅力 = デザインと品質」には全面的に同感(「伝統と未来の共存」とも言っていてこちらも同感)。
特に番組では「ディテールや品質へのこだわりは素晴らしい」と訳されているけど、タイラーは”obsession with attention to details and delivering the quality”と言っている、本当に”obsession”(執着)と呼べるほどの細部へのこだわり、「神は細部に宿る」の精神はものすごい強みだと思います(もちろん国内市場の競争が熾烈という要因もあり『かゆくないのに掻いてクリームまで塗ってくれる国』になったりもする)。

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オンライン時代の語学講座

『日本語を学ぶ人たち』に書いたように、我が家では夫が引き続き日本語学習に励んでおります(12月の日本語能力試験(略称:JLPT)2級合格は「漢字1,000文字」が全く追いつかず、あっさり断念したみたいですが)。
最近、週1回の日本語教室でのマンツーマンレッスンから、週3回のオンラインレッスンに切り替えたのですが、このオンラインレッスンが非常にいいらしく絶賛しています(香港人の奥さんがいるRくんに教えてもらいました。 ありがとう!!)
私が英語やフランス語を勉強していた頃はオンラインレッスンなんて存在しなかったので、オンラインで語学を勉強したことがないのですが、こんなに絶賛されるオンラインレッスンとはどんな工夫がされているのか聞いてみました。
今、巷には英語のオンラインレッスンも溢れていますので、選ぶ際の参考にしてください!
そのクラスとはこちら→Japanese Online Institute

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草食男子とブラ男、世界へ(?)

japan_generationXX.jpg
昨日、Facebookトップページで「やけに草なぎくんの顔が目につくなー、また何かやったか?」と思っていたら、友達(フランス人)から記事が転送されてきました。
英Independent紙の「日本の若者が草食化している」という、今話題の(?)草食男子の記事です(それが上のようにFacebook上で話題になっていた、草なぎくんはメイクして授賞式に登場した、と写真付きで紹介)。
The Independent : Japan’s Generation XX
日経ビジネスオンラインの深澤真紀さん(「草食男子」の名づけ親)のコラムは楽しく読んでいるので、だいぶ前からその存在やネーミングは知ってましたが(由来となったコラム→『U35男子マーケティング図鑑 第5回 草食男子』)、個人的にはあまり興味がなかった・・・
ただ以前、『新日本論の必要性』というエントリーに、

外国にいると日本の情報は経済と政治に偏っています。 これは東京にいる各国メディアの特派員発で、彼らはそれがお仕事。
アニメやJ-POPなどポップカルチャーは日本の情報というより普遍的な若者カルチャーとして、別のルートから広がっています(多くは海賊版や動画サイト)。
滅多に情報が入ってこないのが社会情勢の変化。 これは書く人がいないんでしょう(映画であれば『TOKYO!』でポン・ジュノ監督が引きこもりを描いていました)。

と書きましたが、英Independent紙の記事では、社会情勢の変化が若者のマインドにも変化を与えた背景が説明されていて、途中まで「ふんふん」と読んでいました。

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「出たとこ勝負」力を磨くには

大前さんと船川さんの対談本『グローバルリーダーの条件』を読みました。
私は数年前から大前さんの本はひと通り読むことにしているのですが(『本、大人読み』に入れ忘れたけど大人読みする著者のひとり)、最近の大前さんはこちらに書いた『「知の衰退」からいかに脱出するか?』でもそうだったのですが、変わらない日本人サラリーマンに業を煮やして叱咤するというスタイルが多く、おそらく微妙にターゲットからズレている私にはあまり響かないのですが(大前さんのターゲットは30代後半から50代のサラリーマンじゃないかな?)、それでも得るところは多いです。
この中で、納得した一節。

日本人は「出たところ勝負」と「初対面」に弱い。 つまり不確実性の高い環境で多様性の高いメンバーとの共同作業が苦手。

本当にその通り。 私も以前はだいぶ「初対面」は弱かったし、今でも「出たとこ勝負」は弱いです。
初対面が苦手な人が多い理由は非常に同質性の高い日本という国で、さらに同質性の高い「学校」「会社」というネットワークの中だけで暮らしネットワーク間の流動性が他の国に比べて極端に低いことだと思いますが、掘り下げるのはまたの機会(があれば)にします。

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北海道ベンチャーキャピタル

第1回シンガポールオフ会で出会ったYさんはプロのリサーチャー(市場調査)なのですが、最近、何と仕事中に読んだ記事の中で、私が興味を持ちそうな記事をスキャンして送ってくれるようになりました。
めっちゃくちゃ嬉しいんですが、プロにこんなことしてもらって申し訳ないなー・・・
その中で今日はビビッときた記事を紹介。
『斜陽・北海道を立て直せ! ベンチャー投資で地域再生』という週間東洋経済(4月25日版)の記事。
北海道ベンチャーキャピタルという北海道という地域密着型のVCを設立した松田一敬さんの話。
今回の世界的大不況で日本経済全体が沈んでしまったので目立たなくなっているのかもしれないが、地方財政が中央に依存し、自立できないまま構造的に落ち込んでいってしまう地方問題は、大きな問題のひとつで、ヒデも地方活性化をテーマのひとつに掲げていましたね(→『ヒデの新たな挑戦』)。
記事で初めてこのVCの存在を知ったのですが、ベンチャーキャピタルという手法を使って、道内企業を育成し経済的な自立を目指すという試みは、中央からの補助金に頼りハコモノを作る従来型の「村おこし」と比べると、すごくしっくり納得のいくもので、「あー、なんで今までこういうのなかったんだろう?」と思ったのでした(私、完全に門外漢なので、単に知らないだけかも。 他の地方にも例があれば教えてください)。

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なんちゃって日本食レストラン

一瞬、この記事(↓)の題名だけ読んだとき、違うことを思い出してしまった。
時事ドットコム : 「日本食街」規制の動き=アジア系集中、住民が懸念−パリ
農林水産省が「食を通して、海外に日本文化を理解してもらう」との目的で日本食レストラン海外普及推進機構なる団体を設立し、海外の日本食レストラン推奨計画を作ったという話。 パリではJETROが先導してオーセンティック(本物)な日本食レストランを推奨する制度もあります。
私も今まで海外でまずい(と断言できる)日本食レストランに行ったことは何度もあります。 ほとんどの場合、現地の人に「美味しい日本食レストランがあるから」と連れていかれたところ。
モスクワでは寿司のたまり醤油が水で極端に薄められて出てきたし(逆に普通のたまり醤油は”spicy source”と呼ばれていた)、フランス人に連れて行かれたパリの13区のレストラン(焼き鳥と寿司のセットばかり)は見事に全部NG、トロントのオフィスの裏にあった韓国人が経営する日本食レストランは店名が私のファーストネームと同じで「頼むから、この名前やめてくれ」と思ったことも。
日本人からするとまずい日本食レストランが世界中に溢れていることは百も承知の上で、それでも、それでも、役所が口を挟むことかー?と思います。
以前、『日本のイタリア化』というエントリーを書きましたが、私が想像する明るい日本料理の未来はイタリア料理みたいなもの。

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どうせ痛い思いをするなら早めにしよう

昨日の渡辺千賀さんのブログで、「あああ、ついに本当のことを言ってしまったのねー」という内容の千賀さんの信念がカミングアウトされました。

これまでずっとなるべく言わないようにしていたのだが、もう平たく/明快に言うことにしました。
1)日本はもう立ち直れないと思う。
だから、
2)海外で勉強してそのまま海外で働く道を真剣に考えてみて欲しい。

私も今まで言わないようにしてきたのですが、便乗してカミングアウトします。 本当にそう思う。
これを言っているのが海外在住日本人だけならば、「偏った意見だ」とか難クセもつけようがあるのでしょうが、15年以上日本に住み、日本人と結婚し、日本企業に勤め、日本文化も習慣もこよなく愛していた外国人(アメリカ人2人、イタリア人1人)が相次いで日本を発つ姿を目にしたときに確信(1人はアメリカに帰国、あと2人はシンガポールに移住)。
彼らがあげた理由は
1. 仕事の環境は悪くなる一方(市場は縮小するのみ、一方社内では年功序列で中高年が居座り変革が進まない)
2. 子どもの教育環境として良くない
でした。
そこで今日は「なんとなくそう思ってたけど、そうはっきり言われちゃうとねー でも○○だしねー」と思った人のためのエントリー(○○の部分は「英語できない」「もう年」「子どももいる」「家のローン組んだ」などそれぞれの言い訳を入れてください)。

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私の宿題 – アイヌ

日本を離れて改めて、自分の母国に対する無知ぶりを認識し、勉強しようと誓う人は多いと思います(日本文化の良さを再認識し、着物を着てみたりお茶・お華を習いたくなったりするのも同じクチ。 私はちっとも取りかかれていませんが・・・)。
夫とその他にも数人から「アイヌ」について聞かれたことがあります。
昨日書いたように、アボリジニーという先住民族がいるオーストラリアだから、同じように先住民族がいる(北海道だけだけど)日本がどのような経緯をたどったのか興味があったのかもしれません。
聞かれたときの私の知識はほぼ皆無。
– 小学生のときの家族北海道旅行でアイヌ村に行ったことがあるが、広場のオリの中にいた子熊に気を取られ、アイヌ村自体についてあまり覚えていない
– アイヌ語を日常会話で使用する人はほとんどいなくなった、とどこかで読んだ気がする
オーストラリアにおけるアボリジーの存在とはもちろん単純比較ができないとはいえ、この無知さはお粗末すぎる。 せめて今度聞かれたときに言語・民族・歴史を含めた包括的な説明ができるようになりたい、と私の個人的な宿題になっています。
宿題の取りかかりとして少し調べてみました。

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新日本論の必要性

「今まで○○と○○という会社(日本国外でも誰でも知ってる日本企業)でこんなことしていました」と非日本人(教養あるビジネスマンです)に自己紹介をすると、「ステレオタイプな質問でごめん。 日本企業は男性社会なんでしょ? 若い女性が同じような仕事をすることに障害がなかったの?」とよく聞かれます。 特に年輩の人からはこういう質問が多い。
たしかにステレオタイプな質問なんですが、ほとんどの場合、日本企業で海外で一線に立って仕事をしている女性を見たこともないし聞いたこともない、ことから生まれるピュアな疑問だと思うので、私も「また同じ質問か・・・」などと思わずに丁寧に答えることにしています。
「私たち世代は女性も増えてきてると思うし、私は海外事業しか経験がないので、海外の顧客・パートナーにフェアに扱われなかったということはあまりない。 日本企業の問題はそれよりも年功序列だと思う」と。
人によって感じ方は違うと思いますが、新入社員の頃こそ(部で初めての女性総合職だったので)部署内の女性が順番にやっていたお茶当番やFAX当番から外してもらうのに一悶着あったりしましたが、その後はあまり差別を感じずにやってきた、というのが実感。 単に鈍感だったのか、すでに忘れてしまったのかもしれない。
今日の本題はそこではなく、外国人がなぜ上記のようなステレオタイプの疑問を持つようになるのか?という点。
出会ったばかりの頃、夫にも同じような質問をされたことがあるので、聞いてみました。
夫は大学で「現代日本」という授業を趣味で受講していたので、彼の現代日本の知識は大部分そこからきています。 カバーする範囲は広範に渡り、

サラリーマン、財閥/系列、女性の社会進出、学校教育、受験戦争、ヤクザ、暴走族、部落民、在日韓国・朝鮮人、アイヌ・・・

タブーな内容も多いのは、日本特有の事象に焦点を当てたらこうなったんだと思います。

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