Category Archives: 投資・資産運用

会計ブートキャンプ

ついに始まりました! 会計ブートキャンプ!
今日から日経ビジネスオンラインで始まった特集のことです(バナーをクリック↓)。
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去年からNBonlineで会計コラムを書いていらした著者の杉田さんは、私が杉田さんのブログを見つけて押し掛けコメントしたのが馴れ初めです(このブログのリンクにも貼ってあるんだけどわかるかな?)。 サンフランシスコの会計事務所で上司・同僚・部下のアメリカ人をバッタ・バッタと斬るさまを楽しくブログで読んでいたのですが、年末、東京に凱旋帰国されました。
私は前職で企業投資の最前線にいたし、MBAで会計(Accounting)は必修科目だったし・・・なのに、いまいち会計(Accounting)には苦手意識があったのです。
ところが、最近いろんなところで「英語・会計・ITが必須」と言われているように、苦手なままだと本当に目の前の仕事で苦労するんですね(私のように企業投資が仕事なのに財務分析苦手です、ではちょっとお話にならない・・・)

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ナンピン買いの誘惑

今日も株価は激しく下げましたね・・・
9月2日3日のブログに書いたとおり、8月下旬に新たな投資戦略のもと世界全体に投資を始めたのですが(→投資銘柄はコチラ)このわずかな期間の間に世界の株式市場は暴落してしまいました。 VanguardのETFも8月下旬に購入してわずか1ヵ月半で30%の下落です。
「これから1年かけて4回に分けて投資実行すれば底は拾えるでしょう」と書いたとおり、元々
– 2008年8月から1年かけて3ヵ月ごとに手持ちのキャッシュ1/4ずつを決めたとおりのポートフォリオに機械的に投資し
– 2009年8月から後はコツコツと定額を同ポートフォリオに定期的に投資する
というドルコスト平均法 & インデックス投資 & 30-40年スパンの長期投資(バイ&ホールド)の予定なのですが、昨今の暴落を前にしてナンピン買いをしたい誘惑に駆られています。
Vanguardの創業者John C. Boglueの本『マネーと常識 投資信託で勝ち残る道』に「多くの人が自分はMarket timing(市場のタイミングを読んで投資すること)ができると思っているが、ほとんどの人はできない」とあるのを読み、納得した上で決めた戦略だったんですけどね。
次に投資できるのは8月(初回投資日)から3ヵ月後の11月です。 それまでガマン、ガマン・・・

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私の不動産投資(未遂編)

慶応でビジネス英語担当講師をされ、ご自身のブログでもビジネス英語の解説をされている日向さんに『世界全体の成長を信じる』というエントリーに対し、「不動産にまで手が回っている資産配分はうらやましい」というコメントを頂きましたので、不動産投資をしようとして未遂に終わった話を。
私は2005年に株式投資を始めたのですが、2006年には不動産にも投資しようと週末ごとに都内の一流住宅街を投資用物件を探し求めて1日に何軒も物件探しをしたことがあります。
(REITではなく)現物の不動産投資は巨額でありかつ、かなり強いレバレッジをかけるので失敗したら一生ローンを返すために働き続ける羽目になるため、もちろん物件探しをする前に勉強をしました。
まず行ったのは当然読書。 当時は今のような読書スタンスも確率されていなかったので、不動産投資で成功した方の体験談を中心に10冊は読みました。 今の私のスタンスと異なるので、あえて本の題名はあげません。
次に各種セミナーに参加しました。 ここで重要なことは『There ain’t no such things as a free lunch』で書きましたが、「セミナー主催者の真の意図は何か」を見抜くこと。 不動産投資は株式投資より(1件あたり)巨大な金額が動く世界ですからボランティアでセミナーをやる人はまずいません。 安いセミナーは、セミナー主催者が不動産専門コンサルだったりブローカーだったり、必ず強く勧誘されます。

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結局Vanguard ETFにしました

昨日のブログに書いたとおり、

  • 『世界全体の成長を信じる」ので世界市場全体に投資する
  • 30年くらいの長期投資、短期の価格変動リスクは取る

という投資スタンスなので、株式投資は市場連動型にすることにしました(不動産もその予定ですが、まだ購入していないので後日)。
今までは『私の株式投資は失敗の連続 – 1』『- 2』に書いた通り、個別銘柄でもアクティブ投信でも失敗しているので、「プロ(アクティブ投信のトレーダー)が継続して指数を上回るパフォーマンスを残せないものを素人の私にできるわけがない」と割り切っています。
*ここからの個別銘柄や投資方法は、シンガポール居住者だから可能なことも多く含まれているので、ご注意ください。
最初に検討したのはインデックスファンドといえばVanguardの世界株式市場連動インデックスファンド。
ところが、インデックスよりETF(上場投資信託)の方がはるかに手数料が安いことに気づきます。
ETFでは世界株式市場これ1本でOKというVanguard Total World Stock ETF (VT)はexpense ratio(信託報酬)が0.25%(2008年9月3日現在)という安さですが、これを地域ごとに分解してみると、以下の通り、もっと安い(数字は信託報酬)。

Vanguard Total Stock Market ETF(VTI) 0.07%
Vanguard European ETF (VGK)  0.12%
Vanguard Pacific ETF (VPL) 0.12%
Vanguard Emerging Markets ETF (VWO) 0.25%

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世界全体の成長を信じる

『Between jobsの過ごし方 – 2』で予告していた通り、ようやくシンガポールに投資口座を開き、新たに投資・資産運用を開始しました。
このブログの中で、投資に関しては唯一全く成功体験がないので(笑)、先達の皆さま、ぜひいろいろ教えてください。
具体的な投資銘柄の前に、投資で最もパフォーマンスに影響を及ぼすのは個々の商品選択ではなくアセット・アロケーションだと言われているのでその話を少し。
私たちの目標アセット・アロケーションは以下の通り。
現金:5%
債券:10%
株式:65%
不動産:20%
投資スタンスは以下の通り。

  • 30年くらいの長期投資
  • 生活に必要なお金+αは給料で十分なので投資資金は当面使わない余裕資金
  • 長期的には高いリターンが狙える株式投資中心

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There ain't no such things as a free lunch

このブログもだいぶいろいろな方からコメントを頂けるようになりました。
基本的にご質問頂いたことは何でも答えるようにしていますし、新たな視点がまた刺激になるので、「へぇー」とか「いや、それはちゃうんちゃう?」とか短くてもいいので、反応してもらえると嬉しいです。
気づいたのですが、マネー・ファイナンス系のトピックになるとトピックそのものに関するコメントは減りますね・・・ 難しいんでしょうか? 興味がない?
今日は日本にいる友人からのメールを引用しながら(本人の了解済)、私が重要だと思っている点もご紹介します。 反論歓迎。
以下、友人と私のメールのやり取り抜粋(前後で近況報告をし合っているので、こんなに冷たいやり取りではないです)。

友:インデックスとかすごく興味あるのだけど、いかんせん、平日、信託銀行に行って話を聞く時間がない・・・。
私:話聞きに行くくらいなら本読んだ方がよっぽどためになるよ、なぜなら彼らの仕事は「手数料の高い商品を売ること」だから。
友:あ、そうよねぇ。なので、銀行主催の無料のセミナーとか勉強会に参加して独学してたのだけど、今はそれも難しくて、。

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Big Mac指数とミセス・ワタナベ

私は資産(ほとんど現預金)のほぼ全てを前職での給料(当然、日本円建て)を貯金することで積み上げたので、一部の外貨預金を除くとほぼすべて円で所有しています(たとえ株・債券などの有価証券が海外で運用されていても私の持つ日本の証券口座では円でしか換金できないので円の為替リスクがある)。
ところが、
– 時間外ATM手数料負けするような低金利での円での運用(普通・定期預金に限らず国債でも同じ)をしながら高インフレの海外で生活すると資産の実質的な目減りが著しい
– これから海外に住み続けるのであれば、将来的に円で換金する必要がないし当面この資金は必要ではない
– 為替は長期的には国の国力を反映するが数十年先のことなんてわからない、夫とはお互いの出身国の通貨(=日本円、オーストラリアドル)でも居住地の通貨(=シンガポールドル)でもなく、基軸通貨(USドルとユーロ)で資産運用することに合意済
という理由から、円をUSドルに替えるタイミングをはかりながら数回に分けてドル転しています。
先週のThe Economist誌に「Big Mac指数では円は27%過小評価されている」との記事がありました(記事はコチラ↓)。
The Economist:The Big Mac Index – Sandwitched
ビッグマック指数を知らない方はコチラを参照(↓)。
Wikipedia:ビッグマック指数

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Between jobsの過ごし方 – 2

昨日の続きで、between jobsの私が今行っている「緊急じゃないけど大切なこと」です。
1. キャッシュフロークワドラント I (投資家)に移るために行っていること
簡単に言うと、資産から将来的に安定的な収入を得るための資産形成です。
ひとつめは支出のコントロール。
MBA同級生の友人が多く(と友人のせいにしてはいけませんが)、典型的な高収入・高支出だった私たちは友人との旅行、交際費、外食すべての支出において無頓着だったのでまずは家計簿をつけるところから始めました。 数字として改めて自分たちの消費(浪費)行動を見るインパクトは大きく、支出は大きく改善の余地ありです(クレジットカード以外の負債が全くないのが大きな強み)。
ふたつめはアセットアロケーション、投資商品の選定。
今までは『私の株式投資は失敗の連続 – 1』『- 2』に書いた通り、私は無惨に失敗→その後見るのも嫌になり投資ポートフォリオは放置、銀行普通預金に預金だけが貯まる、という状況であったため全面的に見直しをしています(投資環境の良いシンガポールに移住したこと、マーケットが落ち込んでいることも追い風!)。
長期投資には証券会社・ファンド会社の手数料が大きく響くので、個別に証券会社・ファンド会社のwebsiteで調べたり直接電話で問い合わせたり、個別金融商品の目論見書を読んだり、各国の税制、USD他通貨での投資運用可否、両替・送金手数料など調べたり・・・やることは枚挙に暇がなく、コツコツと日々調査・研究しては夫に結果報告する毎日です。
結果はそのうちブログでご報告できると思います。

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シンガポールで資産運用

ご存知の方も多いと思いますが、シンガポールはアジアのオフショア金融センターとして知られ、村上ファンドが拠点を移したことで一躍注目を浴びました。
オフショアの解説はGoogleでたくさん出てくるので省略するとして、個人の投資家にとって一番のメリットは利子、配当金、キャピタルゲインなどの資産運用収益に課税されないことでしょう。
日本、オーストラリアそれぞれにバラバラと金融資産を持っている私たち夫婦は(といってもたいしたことありません、ほとんど貯金です)、シンガポールに一刻も早く資産を移しポートフォリオを作り上げるのが当面の課題です。
日本もオーストラリアも利子、配当金、キャピタルゲイン全てに課税されるので、全く同じ金融商品を買っても(手数料など諸費用が同じと仮定すると)シンガポールに移した方が得なのです。
ただし、これはシンガポールに居住しているから得られるメリットであって、日本に住んでいる限り世界中どこで得た金融収益であろうと総合課税されますのでご注意ください(所得20万円までの免除あり)。

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勝間和代さんの魅力

昨日のブログで「日本は金融の基礎知識を身につける教育が欠けている」と書きましたが、「基礎知識って言われても・・・それって何?」という人にお薦めなのが、勝間和代さんの『お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践』です。
インターネット対談『ベストラー作家・勝間和代が、本についてあれこれ語る!』でご本人が、「自分が5年前に知りたかったのに、当時本がなかったので、今本にまとめている」とおっしゃっているように、私も5年前にこの本に出会いたかった!
今さら私が云々するまでもありませんが、勝間さんの魅力は「お金のためにやっているのではない」ところが溢れ出ているところだと思います。
私が初めて勝間さんの経歴を知ったときの非常に率直な第一印象は「(私の周りに)ありがち!」でした(大変失礼ですね、申し訳ありません・・・)。

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